ライズの青、特に「ターコイズブルー」は、アクティブで水色に近い爽やかな印象があり、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ライズの象徴色とも言われる鮮やかなカラーですが、同時に「汚れは目立つの?」「派手すぎない?」「売る時に不利?」といった、現実的な疑問も聞こえてきます。
定番の白や黒とは違う「個性派」カラーだからこそ、選んでから「イメージと違った…」と後悔したくないですよね。
この記事では、ライズの「ターコイズブルー」について徹底的に集めた情報を整理し、公平な視点でまとめていきます。
【この記事でわかること】
- ターコイズブルーのリアルな口コミや評価
- 購入後に後悔につながりやすい具体的なポイント
- どんな人に「向いていて」、どんな人には「不向き」なのか
- 人気の「ツートンカラー」を選ぶ際の注意点
※この記事の情報は、2025年10月28日時点の調査データに基づいて作成しています。
ライズの青(ターコイズ)の口コミ評価【水色】
ライズのターコイズブルー(ターコイズブルーマイカメタリック)の口コミ評価は、「ライズの象徴色」としてアクティブで爽やかな印象を持つ声が多い一方で、街での遭遇率は白黒より低めという意見が見られます。特にブラックとのツートンは存在感や写真映えが評価されていますが、汚れの目立ちやすさについては「明るい青なので許容範囲」という声と「青は汚れやすい」という一般論で見解が分かれる傾向があります。
トヨタ ライズのボディカラーの中でも、ひときわ目を引く鮮やかな水色、「ターコイズブルー」。
「ライズといえばこの色」という声もあるほど、アクティブなイメージが強いカラーです。
ここでは、読者のみなさんの代わりに調査した「ターコイズブルー」の口コミや評価の傾向を整理していきます。
ターコイズの基本説明:水色
まず基本情報として、水色に近い青の正式名称は「ターコイズブルーマイカメタリック」(カラーコード:B86)です。
単色(モノトーン)の設定のほかに、ルーフ(屋根)が黒くなる「ブラックマイカメタリック(X07)とのツートン[XH6]」も設定されています。
このツートンカラーはメーカーオプションで、当時の参考価格は55,000円(税込)でした。
また、公式の注意書きにもありますが、この色はメタリック塗装ということもあり、光の条件(屋内外、天候、見る角度)で見え方や印象が変わりやすい特徴があるようです。(もともと車のカラーは公式注意書き「ボディカラーは撮影・表示環境や屋内外・光の角度等により見え方が異なります」を添えていますが、メタリック塗装は特に変わりやすい傾向にあります)
▼実車確認は必須ですね
カタログやネットの写真だけで判断せず、ディーラーなどで実車を確認することが推奨されています。できれば屋外と屋内の両方で見比べたいところです。
良い口コミ①:爽やかでレア感がある
ポジティブな口コミで目立ったのは、やはりその「イメージ」です。
「ライズ=ターコイズ」という印象を持つ方がいるようで、「爽やか」「アクティブで目を引く」といった声が見られました。
また、実際の街中では白や黒のライズを見かけることが多いためか、「ターコイズは街で少ない=レア感がある」という意見も。
人とは違う個性を楽しみたい方にとっては、魅力的なポイントかもしれません。
▼「好きで選んだ感」が出やすい色かも
定番色ではないからこそ、「この色が好きで選んだ」という満足感が得やすいカラーリングなのかもしれませんね。
良い口コミ②:ツートン(黒)は映える
単色も爽やかですが、口コミでは特に「黒×ターコイズのツートン[XH6]」を評価する声が強い傾向がありました。
「ツートンは映える」「若々しい印象」といった声や、ルーフが黒になることで車全体が「引き締まって見える」「スポーティさが増す」という意見も見られます。
▼写真映えを狙うならツートン?
アクティブなSUVらしさを強調したい場合や、写真映えを重視する場合には、ツートンカラーが有力な選択肢になりそうです。
気になる口コミ①:汚れ・傷の目立ちやすさ
一方で、気になる点として「汚れや傷の見え方」は、意見が分かれるポイントのようです。
一般論として、「青系のボディカラーは、砂埃や花粉、水垢などが目立ちやすい」という指摘があります。
しかし、ライズのターコイズは「明るめの青(水色寄り)」であるため、「濃い紺色や黒ほどは神経質にならなくても良い」「意外と目立ちづらい」といった体感的な意見も見られました。
▼メンテ頻度で印象が変わりそう
これは、普段の保管環境(屋内か屋外か)や、洗車の頻度によっても、オーナーさんの印象が大きく変わる部分かもしれません。
気になる口コミ②:人気とリセールへの不安
もう一つの気になる点は、「人気」と「好み」の部分です。
販売台数でいうと、やはり「白」や「黒」といった定番カラーが主流のようです。
そのため、数年後に車を売却する際の価格(リセールバリュー)を最優先に考える人にとっては、「白黒シルバーは売りやすい」という一般論が不安材料になる可能性が指摘されています。
また、「鮮やかで派手」「目立つ色で選びづらい」といった慎重な声もあり、万人受けする色というよりは、「この色が好き」という方が選ぶカラーという側面が強いようです。
▼長く乗るなら「好き」を優先したいですね
リセールはあくまで傾向ですので、車を長く大切に乗る予定であれば、売却時のことよりも「今、自分が一番乗りたい色」を選ぶ満足感の方が大切かもしれません。
比較:レーザーブルー(濃い青)との違い
ライズには、実はもう一つ「青系」のカラーがあります。「レーザーブルークリスタルシャイン(B82)」です。水色に近いターコイズと違い、紺色に近い青です。
こちらは有料色(参考価格33,000円:2025年10月28日時点)で、口コミでの印象をまとめると以下のようになります。
- レーザーブルー(B82)
「深めの青」で、落ち着きや高級感を求める声があるようです。濃色のため、汚れや小傷は(ターコイズより)目立ちやすい傾向があるかもしれません。 - ターコイズ(B86)
「明るめの水色寄り」で、軽快さ、アクティブさ、爽やかさを求める声が多い傾向です。
▼濃色か明色かでメンテの覚悟も変わりそう
同じ青でも「落ち着き・高級感」のレーザーブルーか、「爽やか・アクティブ」のターコイズか。メンテナンスへの意識も含めて、どちらがご自身の好みやライフスタイルに合うか、見比べてみるのが良さそうです。
▼車選択メモの考察
ライズのターコイズブルーは、「人とかぶりにくい個性」と「アクティブな印象」を両立したい場合に魅力的な選択肢かもしれません。
ただし、汚れの感じ方やリセールの傾向については、白黒などの定番色とは異なる側面があるため、ご自身の使い方やメンテナンスの頻度と照らし合わせて検討する必要がありそうです。
購入前には、ライズ カタログ(2025/07) などの公式情報とあわせ、できるだけ実車を複数の環境(屋外/屋内、晴天/曇天)で確認することをおすすめします。
ライズの青を買って後悔し得るポイントは?
ライズのターコイズブルーで後悔し得るポイントは、主に「想像以上の目立ちやすさ」とTPO(場所や場面)とのミスマッチ、砂埃や水アカなどの「メンテナンスの手間」、中古市場での「リセールバリューが白黒に劣る傾向」、そして「黒ルーフのツートンがZグレード限定(メーカーオプション)」であること が挙げられます。このため、個性を重視しメンテナンスを苦にしない人には向いていますが、無難さやリセールを最優先する人、Zグレード以外でツートンを望む人には後悔の種になる可能性があります。
鮮やかで魅力的なターコイズブルーですが、「好きで選んだけれど、ちょっと後悔している…」という状況は避けたいものです。
ここでは、ターコイズブルーを選んだ場合に「後悔につながりやすいポイント」と、それを踏まえた「向いている人・向いていない人」の傾向を整理しました。
後悔ポイント①:想像より派手で目立つ?
ターコイズブルーは、非常に発色が良く視認性が高いカラーです。
これがメリットであると同時に、「良くも悪くも目を引く」という点が後悔につながる可能性があります。
たとえば、通勤先の駐車場や静かな住宅街など、TPOによっては「ちょっと派手すぎたかも…」と感じる声もあるようです。
また、前述のとおり、この色は天候や光の当たり方で見え方が変わりやすい特徴があります。
「晴れた日の屋外で見て決めたけど、曇りの日や日陰で見たら、思ったより緑がかって見えてイメージと違った」というギャップが生まれる余地も指摘されています。
▼「映える」は「見られる」ということ
休日のドライブでは気分が上がる一方で、平日の生活圏では少し視線を感じる——そんな色合いかもしれません。ご自身の主な利用シーンと照らし合わせる必要がありそうです。
後悔ポイント②:汚れや水アカの手間
青系のボディカラーの宿命とも言われますが、「砂埃(黄砂など)」や「雨上がりの水アカ」が目立ちやすいという一般論が根強くあります。
特に屋外(青空駐車)で保管している場合や、花粉・黄砂が多いエリアにお住まいの場合、こまめな洗車が推奨されます。
この「こまめな洗車」を負担に感じてしまう人は、汚れが目立つたびにストレスを感じ、後悔につながりやすいかもしれません。
▼コーティングや洗車習慣が前提かも
もちろん、濃い黒や紺色ほど小キズにシビアではない、という声もあります。とはいえ、購入時にコーティングを施工したり、定期的に洗車をする習慣を持ったりする方が、キレイな状態を維持しやすいのは間違いなさそうです。
後悔ポイント③:リセールは不利になる?
「気になる口コミ」でも触れましたが、車を売却する際の価格(リセールバリュー)を気にする場合、注意が必要です。
中古車市場では、一般的に「白(ホワイトパール)」や「黒(ブラックマイカ)」といった定番色が最も売りやすい(=高い価格がつきやすい)傾向が強いようです。
ターコイズのような個性的な色は、探している人には刺さる(強く求められる)一方で、買い手の母数が少なくなるため、全体的な相場としては白黒に劣る可能性があると指摘されています。
▼長く乗るなら「満足感」重視で
もし1〜3年といった短期間で乗り換える予定がある方は、この傾向を頭に入れておいた方が良いかもしれません。一方、5年以上長く乗る場合は、リセール価格の差よりも、日々の満足感を優先した方が後悔は少ない、とも言えそうです。
後悔ポイント④:ツートンはZグレード限定
これはターコイズブルー特有の後悔点というより、「仕様の確認漏れ」による後悔です。
ライズのターコイズで人気の「黒ルーフ(ブラック×ターコイズ[XH6])」ですが、このツートンカラーは、最上位グレードの「Z」でのみ選択可能なメーカーオプションです。
(※GやXグレードでは選べません)
メーカーオプション(MOP)は、車の製造工場で装着されるため、契約(注文)した後に変更することは原則できません。
「ツートンが欲しかったのに、予算の都合でGグレードにしたら選べなかった…」という事態になると、大きな後悔につながる可能性があります。
▼色で決めたらグレードでつまずく盲点
「ターコイズのツートン一択!」と決めている場合は、自動的にグレードが「Z」になることを前提に、予算や他の装備を考える必要がありますね。
後悔しないための具体策
こうした後悔の芽を事前に摘むために、調査の中で有効だと感じた対策をまとめます。
最も重要なのは、やはり「実車チェックを徹底すること」です。
ディーラーなどで、「屋外」と「屋内」、できれば「晴れた日」と「曇りの日」など、複数の異なる条件下で実車(または同じ色の試乗車・展示車)を見せてもらうことが推奨されています。
また、ご自身の駐車環境(青空駐車か、屋根付きか)や、想定する洗車頻度(週1回か、月1回か)を販売店の担当者に正直に伝え、「この使い方でターコイズの維持は現実的か」を相談してみるのも有効なようです。
▼スマホで日陰と日向の写真を撮り比べも
許可を得た上で、日向と日陰でそれぞれスマホのカメラで撮影し、後で冷静に見比べてみるのも、色のギャップを減らすのに役立つかもしれません。
「青のライズ」が向いてる人
ここまでの情報を整理すると、ターコイズブルーが向いているのは、以下のような方かもしれません。
- 「人とかぶらない色」や「写真映え」を重視したい人
- こまめな洗車や簡易コーティングの施工を苦にしない人
- 車を長く乗る予定で、リセール価値よりも日々の満足感を優先したい人
- アクティブなツートン(黒ルーフ)が好みで、Zグレードを選ぶ人
▼「好き」を貫ける人に向いていますね
総じて、メンテナンスの手間やリセールの傾向といった現実的な側面を理解した上で、「それでもこの色が好き」という気持ちを優先できる方に向いている色と言えそうです。
「青のライズ」で後悔しやすい人
一方で、以下のような方は、ターコイズブルーを選ぶと後悔してしまう可能性があります。
- 会社や取引先への乗り入れなど、TPO的に「派手さ」や「目立つこと」が気になる人
- 屋外保管(青空駐車)がメインで、洗車は最低限(例:半年に1回など)で済ませたい人
- 短期での乗り換えを予定しており、リセール(売却額)を最優先に考えたい人
- Zグレード以外のグレード(GやX)で、黒ルーフのツートンカラーが欲しい人(※仕様上、選択不可のため)
▼白黒の「無難さ」を求めるなら再考の余地あり
もし「色選びで失敗したくない」という気持ちが強い場合や、メンテナンスの手間を最小限にしたい場合は、白や黒、シルバーといった定番色を選ぶ方が、精神的な負担は少ないかもしれません。
▼車選択メモの考察
ライズのターコイズブルーは、「好きで選んで正解」と感じる人と、「思っていたのと違った」と感じる人の差が出やすい色なのかもしれません。
特に「メンテナンスの手間」と「TPO(目立ちやすさ)」、そして「ツートンのグレード縛り」 の3点が、後悔しないための大きなチェックポイントとなりそうです。
購入前には、ご自身のライフスタイルや駐車環境と照らし合わせて、じっくりと実車で確認することをおすすめします。

