ルーミーの水色(ターコイズブルー)は、爽やかで個性を出せる、とても魅力的なカラーですよね。白や黒といった定番色も安心ですが、「せっかくだから自分たちの好きな色を選びたい!」と考える方も多いはずです。
ただ、いざ選ぶとなると「実際の評判はどうなんだろう?」「水色って、汚れや傷が目立ちやすいのかな?」「お手入れは大変?」といった現実的な疑問も浮かんできます。
この記事では、そんなルーミーの水色(ターコイズブルーマイカメタリック〈B86〉)について、読者のみなさんが気になる点を徹底的に調べ、わかりやすく整理しました。
車選びで後悔しないために、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 「爽やか」「街で映える」といった実際の口コミ評価
- 泥はねや水アカなど、汚れの目立ちやすさ
- 洗車傷や小傷が、他の色と比べて目立ちやすいか
- どんな人に「向いている」色なのか、後悔しないためのチェックリスト
※この記事の情報は、2025年11月4日時点の調査データに基づいて作成しています。
ルーミーの水色(ターコイズブルー)の口コミ評価
ルーミーの水色(ターコイズブルー)の口コミ評価は、「爽やかで目を引く」「街で映える」といった、明るくフレッシュなイメージを支持する声が目立ちます。特に「写真映え」や「存在感」を理由に、この色を指名して選ぶケースも多いようです。
家族用の車でも「楽しい雰囲気」を大切にしたい層や、白黒シルバーといった定番色以外で個性を出したいけれど、派手すぎる色は避けたいというニーズに合致していると考えられます。
水色の正式名称とカラーコード
この色の正式な名前は「ターコイズブルーマイカメタリック」と言います。
カラーコードは「B86」です。
この色は、2020年9月のマイナーチェンジで新しく採用されました。そのため、中古車で探す場合は2020年9月以降のモデルが対象になりますね。
設定としてはモノトーン(単色)のみで、残念ながらツートーンカラーの設定はターコイズブルーにはありません。
「爽やかで映える」口コミ・評判の傾向
実際にこの色を選んだ人や検討している人の声を調べてみると、いくつかの傾向が見られました。
- 「水色寄りの色合いが、街中で見かけるとパッと目を引く」
- 「爽やかな色で、ルーミーの丸いデザインと合っていて可愛い」
- 「家族で乗る車だからこそ、明るい色で気分を上げたい」
- 納車された方のブログで『最初からこの色一択だった』という声も見られ、色への満足度を重視する層に支持されているようです
- メーカー系の情報サイトやSNSのまとめでも、注目色として取り上げられることがあるようです
白や黒の車が多い中で、「駐車場でも見つけやすい」といった実用的なメリットを感じている方もいるかもしれませんね。
▼車選びの視点
ターコイズブルーは、ルーミーの持つ「親しみやすさ」や「日常の楽しさ」を、色で表現したい方にぴったりの選択肢と言えそうです。「せっかく買うなら、自分たちが気に入った色で所有する満足感を高めたい」と考える方には、とても魅力的なカラーではないでしょうか。
ルーミーの水色と汚れ
ルーミーの水色(ターコイズブルー)は、汚れの目立ちやすさで言うと「中間、あるいは少し汚れが隠れやすい」ポジションにあるようです。黒や濃紺のように少しのホコリで目立ってしまうことはありませんが、シルバーやグレーのように徹底的に汚れを隠し通せるわけでもありません。
具体的には、砂ぼこりや花粉といった白っぽい汚れは比較的和らげてくれますが、雨が乾いた跡の「水アカ(雨ジミ)」は、お手入れをしないと見えてくる可能性があります。
汚れは目立ちやすい?種類別の検証
汚れと言っても色々ありますよね。色ごとに得意・不得意があるので、目安として整理してみました。
| 汚れの種類 | 目立ちやすさ(ターコイズ) | 理由・対策メモ |
|---|---|---|
| 砂・粉じん | △(中程度) | 淡い色と、光を反射するメタリック(キラキラした粒子)のおかげで、ある程度はカモフラージュしてくれます。ただ、車全体がうっすら汚れてくると、さすがにくすんで見えてきます。 |
| 泥はね(茶色) | △〜○(やや隠れる) | 黒い車に比べれば、泥はねは目立ちにくい部類です。とはいえ、タイヤ周りやサイドステップ(ドアの下側)は汚れるものなので、気づいたら早めに洗い流したいですね。 |
| 水アカ(白筋) | △(やや注意) | これは要注意です。明るい色でも、雨水が乾いた跡(イオンデポジットやウォータースポット)は、光の加減でウロコのように見えてしまいます。洗車後はしっかり拭き上げることが大切です。 |
| 黄砂・花粉 | △(中程度) | 砂ぼこりと同様、淡い色なので目立ちにくい方ではありますが、放置すると塗装に固着してしまう恐れがあります。特に春先はこまめな洗車(シャンプー)が推奨されます。 |
※あくまで一般的な傾向です。「汚れが最も目立たない」とされるのは、やはりシルバーや薄いグレー系のようです。
理想の洗車頻度とお手入れのコツ
もし屋外で車を保管する場合、月1回程度の洗車が目安になりそうです。
特に黄砂や花粉が多いシーズンは、2~3週間に1回など、少し頻度を上げられると安心ですね。
▼お手入れのヒント
水アカ(雨ジミ)対策として、コーティングを施工するのも有効な手段とされています。特に、水を玉のように弾く「撥水(はっすい)」タイプより、水が膜のようになって流れ落ちる「親水(しんすい)」タイプや、汚れの固着を防ぐ「防汚(ぼうお)」タイプのコーティングを選ぶと、水滴がレンズのようになってシミを作るのを防ぎやすいと言われています。
ルーミーの水色と傷
ルーミーの水色(ターコイズブルー)は、小さな傷や洗車傷(タオルで拭いた時などにつく細かな線傷)が、黒や濃紺といった濃い色の車に比べて「目立ちにくい」というメリットがあります。
これは、ターコイズのような淡い色(明るい色)であり、さらに光を反射するメタリック粒子が入っているためです。傷は「白っぽく」見えることが多いので、濃い色のボディだとその色の差(コントラスト)がハッキリ出て目立ちますが、淡い色のボディだとコントラストが弱まり、傷が目立ちにくくなる、という理屈です。
とはいえ、傷が「ゼロ」になるわけではありません。あくまで「目立ちにくい」だけで、逆光や特定の角度で光が当たれば、もちろんスジは見えます。
傷の目立ちにくさと対策(B86)
せっかくの綺麗な色ですから、できるだけ傷を防ぎたいですよね。日々のメンテナンスでできることをご紹介します。
- コーティングの施工:車の塗装面の上に硬い膜を作ることで、洗車傷などのスクラッチ傷から守る方法です。特に、硬度(かたさ)を特徴とするセラミック系のコーティングや、水ジミを防ぎやすい親水系のコーティングは、屋外保管が多い場合に効果を体感しやすいかもしれません。
- 丁寧な洗車:傷の最大の原因は、ボディに砂ぼこりが乗ったままゴシゴシこすることです。1. まずは水でしっかり砂やホコリを流す。2. たっぷりの泡で、柔らかいマイクロファイバークロスやスポンジを使って優しくなでるように洗う。3. 拭き上げの時も、クロスを面で押さえるようにして水分を吸い取る(ゴシゴシ拭かない)。これらを意識するだけでも、洗車傷はかなり防げると言われています。
- 飛び石への早期対応:高速道路などで「パチッ」と飛んでくる小石。これは防ぎようがありませんが、塗装が小さく剥げてしまったら、早めの対応が大切です。ルーミーのターコイズブルー(B86)に対応した「タッチアップペン(補修用塗料)」が市販されています。サビが広がる前に、小さな点のうちに補修しておくと安心です。
▼メンテナンスの心構え
「傷が目立ちにくい」というのは、精神的な安心感につながる大きなメリットですね。黒い車だと洗車するたびに増える小傷に神経質になってしまうかもしれませんが、ターコイズなら少し大らかな気持ちでいられる可能性があります。とはいえ、基本的な洗車ケアはどの色でも必要、ということですね。
ルーミーの水色の印象
ルーミーのターコイズブルー(水色)は、色の持つ心理的なイメージと、ルーミーのデザインが組み合わさることで、非常にポジティブな印象を与えてくれるようです。ただの「移動手段」としてだけでなく、日々の相棒としての「愛着」にもつながる色と言えるかもしれません。
色の印象と心理「爽やか・自由」
色彩心理の分野では、ターコイズ(青緑色)は一般的に「爽やか」「解放感」「自由」「クリエイティブ」といったキーワードと関連付けられることが多い色です。
空や海を連想させる色であり、見る人に軽やかでリラックスした印象を与えるようです。ルーミーの丸みのあるデザインと合わさることで、威圧感がなく、とても親しみやすい雰囲気を生み出しています。
視認性や「写真映え」の実用面
心理的な面だけでなく、実用面でもメリットがあります。
1. 視認性(見やすさ)
ターコイズのような明るい青は、「視認性(しにんせい)」が高い色とされています。 例えば、道路の案内標識に青が使われているのは、日中に読み取りやすいためです。 標識の色(国交省)
2. 写真映えと見つけやすさ
口コミでもあったように、「写真映えする」というのも大きなポイントです。キャンプ場や海辺など、レジャーシーンで愛車の写真を撮りたくなる色ですね。
また、広いショッピングモールの駐車場などで「自分の車がどこにあるか見つけやすい」という、とても実用的なメリットも報告されています。
他の青「レーザーブルー」との違い
ルーミーには「レーザーブルークリスタルシャイン〈B82〉」という、もう一つの青系カラーも設定されています(いました)。
こちらはターコイズ〈B86〉と比べると、より濃く、深みのある「紺色」に近い青です。 選ぶ際には、「落ち着きと上質感を重視するならレーザーブルー」「軽やかさと爽やかさを重視するならターコイズブルー」という比較ができそうですね。
▼色選びのヒント
ターコイズブルーは、「家族を乗せる車だけど、地味なのはイヤ」「運転するたびに気分が上がるような、明るい色がいい」という方に強く響く色だと感じます。まさに「白黒シルバーの海に、晴れ間みたいな一台」という表現がぴったりかもしれません。
【まとめ】ルーミーの水色 向いてる向いてない【後悔しないために】
ルーミーの水色(ターコイズブルー)は、多くの魅力を持つ一方で、お手入れの面などで注意点もあります。この色がご自身のライフスタイルや車との付き合い方に合っているかどうか、最後にチェックリストとしてまとめました。
(※あくまで一般的な傾向であり、最終的な判断を促すものではありません。情報の一つとして参考にしてください。)
ターコイズブルーが向いている人【可能性】
- 白や黒、シルバー以外の色で、明るく爽やかな一台を選びたい人
- 家族で乗る車に「楽しげ」な雰囲気や個性を加えたい人
- 黒い車ほど、汚れや傷に神経質になりたくない人(ただし、お手入れゼロで良いわけではありません)
- 小キズが「完璧にゼロ」ではなくても、「目立ちにくい」方が精神的に楽だと感じる人
「後悔」しやすい?向いていない人【可能性】
- 車は屋外に置きっぱなしで、洗車は数か月に1回以下、という人(→この場合は、水ジミや汚れが最も目立ちにくいシルバーや薄いグレーの方が、ストレスが少ないかもしれません)
- 売却時の「リセールバリュー(再販価値)」を最優先に考える人(→一般的に、リセールバリューが最も安定しやすいのは白(パールホワイト)や黒、次点でシルバーと言われる傾向があります。ターコイズが極端に悪いわけではありませんが、最大値を狙うなら定番色、というのが定説です)
- 水ジミや雨スジの跡を「絶対に」見たくない、という人(→どの色を選んでも、屋外保管である限り一定のケアは必要になります)
▼車選びのまとめ
ターコイズブルーは、「お手入れの手間」と「所有する満足感」のバランスが取れた、とても良い色だと感じました。黒ほど神経質にならず、シルバーほど地味にもならず、日常に「彩り」を与えてくれる。そんな選択肢ではないでしょうか。

