ルーミーの茶色、「プラムブラウンクリスタルマイカ」を検討中ですか?
定番の白や黒とはひと味違う、深みのある上品な色合いがとても魅力的ですよね。
ただ、いざ選ぶとなると「実際の口コミはどう?」「汚れや傷は目立ちやすいのかな?」「人気がない色だと後悔しない?」など、現実的な悩みも出てくると思います。
この記事では、そんなルーミーの茶色(プラムブラウン)に関する情報をリサーチし、メリットや注意点を分かりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 「プラムブラウン」のリアルな口コミ評判
- 実際の人気や中古車市場での割合
- 泥汚れや水ジミは目立ちやすいか
- どんな人に向いていて、どんな注意点があるか
※この記事の情報は、2025年11月5日時点の調査データに基づいて作成しています。
ルーミーの茶色(プラムブラウンクリスタルマイカ)の口コミ評判
ルーミーの茶色「プラムブラウンクリスタルマイカ」 は、赤みを含んだ深いダークブラウンで、「上品」「落ち着きがある」といった口コミ評価が多いようです。また、実用面では「泥汚れが目立ちにくい」という声もあり、デザインと実用性を両立したい層から注目されている傾向があります。
実際のオーナーさんや検討している方からは、どんな声が聞かれるのでしょうか。
オーナーや検討者のブラウンの印象
「プラムブラウンクリスタルマイカ」は、日中は温かみのある輝きを見せつつ、夕方から夜にかけてはグッと重厚感が増す、赤みを含んだ深いダークブラウンです。光の当たり方によって表情を変える色として知られており、具体的には光の角度によって、ブラウンから紫っぽい表情に変化するメタリックカラーです。
ブラウンというと一見地味系の印象を受けますが、実際には「オプションを追加で支払う価値があった」と言われるほどに美しいと感じる人もいます。
そのため、「大人っぽい」「上品さがある」といった、落ち着いた印象を持つ方が多い傾向にあります。
汚れや実用面での口コミ評判
「泥やホコリ汚れが目立ちにくい」というメリットを挙げる声も少なくありません。(ただし、濃い色なので水アカや洗車キズは別問題、という点は注意が必要です。)
また、「定番の白や黒と違って、人とかぶりにくいのが良い」といった、所有感を満たしてくれる点も魅力のようです。
▼車選択メモの視点
プラムブラウンは、「渋さ」と「上品さ」が両立している色、と言えるかもしれません。汚れが目立ちにくい実用性と、人とは違う個性を出せるデザイン性が、この色の大きな魅力になっているようです。
ルーミーの茶色の人気は?
ルーミーの茶色(プラムブラウン)の人気は、中古車市場の流通比率で見ると全体の約5%前後(2025年11月時点の調査)となっており、白や黒のような定番ではないですが「少数派ながらも一定の指名買いがあるカラー」という位置づけのようです。
「この色、人気あるのかな?」と気になりますよね。白や黒のように誰もが選ぶ「ド定番」というわけではないようですが、データをいくつか見てみましょう。
中古台数から見る人気
まず、どれくらい市場に出回っているかを見てみます。(2025年11月5日時点)
カーセンサーやGoo-netなどの中古市場在庫を調べてみると、約9000台のうちブラウン系は440台程度。つまり5%前後。
5%前後というと、メジャーではないものの「確実に選んでいる人が一定数いる」ボリューム感と言えそうなぐらいには存在すると言えるのではないでしょうか。
ルーミーのブラウン人気順位のデータ例
他の調査データも見てみましょう。
トヨタ「KINTO」が公表した2022年のルーミーの人気カラーランキングでは、プラムブラウン(R59)は10色中8位でした。(ちなみに1位はブラック、2位はパールホワイトで、9位10位はツートン2カラーです)あくまでこのデータから見たときですが、モノトーンカラーでは最も人気のないカラーとなります
最も人気のないカラーというと、ルーミーのブラウンは魅力のない色なのかと思うかもしれませんが、2019年のディーラー販売実績ベースで3位に入ったというローカルな事例もあるようで、時期差地域差があるカラーなのかもしれません。車のカラーは時期や地域によって大きく変化することがあり、その1つの例だといえそうです。
▼カラー人気4位以下はあんまり気にしない
ルーミーのプラムブラウンクリスタルマイカがモノトーン最下位と言っても気にする必要はありません。なぜなら日本人は地味系(目立たない無難系の白黒シルバー)を選ぶ傾向にあり、この3つで7割前後を占めます。ルーミーの場合は残りの3割4割がブラウンを含む他カラーなので、上位3色以外は簡単に順位が入れ替わる程度の差しかないのではと考えることができます。
ルーミーの茶色と汚れ
ルーミーの茶色(プラムブラウン)と汚れの関係は、「砂埃や泥汚れは目立ちにくい」という大きなメリットがある一方で、濃色系ゆえに「雨ジミ(ウォータースポット)や洗車キズは白やシルバーより目立ちやすい」という二面性を持っているようです。
車を綺麗に保ちたい方にとって、汚れの目立ちやすさは重要ですよね。
ブラウンは泥汚れに強い?
プラムブラウンが得意とするのは、「砂埃」や「泥はね」といった日常的な汚れです。
これらの汚れは茶色やグレーに近いため、ボディカラーと同化して目立ちにくい、とされています。またメタリック粒子の拡散効果も、目立ちにくさに貢献しています。
「少し汚れても、ぱっと見は綺麗に見えやすい」というのは、屋外駐車や郊外での利用が多い方には嬉しいポイントかもしれません。またこのような泥汚れや砂ぼこりの目立ちにくいカラーは、毎日車に乗る人には嬉しいポイントかもしれません。
水ジミ汚れが弱点
一方で、プラムブラウンのような濃い色は、「雨ジミ(ウォータースポット)」が苦手です。
水道水や雨水が乾いたときに残る「白い輪っか状のシミ」は、濃いボディの上だとクッキリと浮き出て見えやすくなります。また、洗車機などで付く細かい「洗車キズ(スクラッチ)」も、光に当たると見えやすい傾向があります。
埃に強く水ジミが目立つということは、雨後のケアを意識すると満足度が上がる色だと言えそうです。雨あがりに水ですすいであげて、柔らかい素材の布で拭き上げるだけでも満足度が変わるでしょう。
▼綺麗を保つための提案
この色の美しさを保つコツは、「予防」にあるかもしれません。水ジミ対策として、納車時にコーティングを施工しておくと、お手入れが格段に楽になる可能性があります。また、雨が降った後や洗車後は、水滴が乾いてシミになる前に、こまめに拭き上げてあげるのが、艶を維持する一番の近道となりそうです。
ルーミーの茶色と傷
ルーミーの茶色(プラムブラウン)と傷の目立ちやすさについては、一般的に「黒や濃紺ほどシビアではないが、シルバーや白ほど傷を隠してはくれない」という、中間の位置づけにあると解説されることが多いようです。
車に乗っていれば、どうしても避けられないのが小さな傷。
プラムブラウンは濃色系に分類されますが、傷の目立ち方はどうでしょうか。
ブラウンの傷の目立ち具合
一般的に、ボディカラーが濃ければ濃いほど、光の反射で線キズ(洗車キズなど)は目立ちやすくなります。
最も目立ちやすいのは黒や濃紺とされています。プラムブラウンはそれらよりは明るいため、「黒ほど神経質になる必要はない」ものの、「シルバーのように傷が紛れて見えにくくなる」ほどではない、という中間の特性を持つようです。
さらにプラムブラウンクリスタルマイカのような、マイカ塗装は粒子感で小さな傷が相対的に目立ちにくくしてくれる傾向にあります。
傷対策と補修方法
もし小さな傷がついてしまった場合、市販のタッチアップペンで補修することも可能です。
その際は、必ずカラーコード「R59」と記載された「プラムブラウンクリスタルマイカ」専用のものを選びましょう。(カラーコードは車体のコーションプレートにも記載されています)ただし傷が大きかったり、不用意な補修をするとかえって目立つことになりかねないので、出来るかぎり専門家に任せる方が無難です。
傷がつくのを「予防」したい場合は、ドアカップ(取っ手のくぼみ)やドアの端(エッジ)など、傷つきやすい場所に専用の保護フィルム(PPF)を貼るのも一つの手です。
▼洗車で気をつけたいこと
濃色の車全般に言えることですが、洗車の手順を丁寧にするだけで、傷のリスクはかなり減らせる可能性があります。いきなりスポンジで擦るのではなく、まずたっぷりの水で砂やホコリを流し、次に泡で汚れを浮かせてから、柔らかいマイクロファイバークロスなどで優しく洗い流す、という手順が推奨されます。
ルーミーの茶色のメリットデメリット
ルーミーの茶色(プラムブラウン)は、「落ち着いた上質な雰囲気を好み、定番色を避けたい人」や「砂埃などの日常汚れを目立たせたくない実用派」に向いています。一方で、「リセールバリュー(売却時の価格)を最優先する人」や「真夏の車内温度上昇に非常に敏感な人」は、白やシルバーの方が向いている可能性があります。
ここまで見てきた特徴を踏まえて、プラムブラウンがどんな方に合いそうか、まとめてみます。
ブラウンを選ぶメリット
- 落ち着いた雰囲気が好きな人:「大人っぽい」「上品」という口コミの通り、派手さよりも上質感を重視する方にはピッタリかもしれません。
- 人とかぶりにくい色が良い人:定番の白や黒は避けたいけれど、奇抜すぎる色はちょっと…という方に、程よい個性を与えてくれそうです。
- 砂埃や泥汚れが気になる人:屋外駐車がメインだったり、未舗装路を走る機会が時々あったりする方にとって、汚れが目立ちにくいのは大きな利点です。また埃っぽい環境で毎日使う場合には、白や黒よりも向いている可能性があります。
ブラウンで後悔?デメリット
- リセールバリューを最優先する人:車を売却する時の価格(リセール)は、一般的に白・黒・シルバーといった定番色が最も安定して高い傾向があります。ブラウンは好みが分かれるため、最優先事項がリセールなら定番色の方が無難かもしれません。
- 野外駐車場:ブラウン系の車は水ジミが目立ちます。どんな水ジミが目立たない色でもケアが不要なわけではありませんが、ブラウンは目立ちやすいので、おのずとケアの回数が増えるでしょう。
- 華やかな目立つ色がイイ人:ブラウンは落ち着いた大人っぽいカラーですが、逆に地味すぎると捉えられる場合もあります。リセールを気にせずブラウンを選ぶのに、好きなカラーを我慢して落ち着きカラーを選ぶのは少しもったいないかもしれません。
▼車選択メモの考察
プラムブラウンクリスタルマイカは、「実用性」と「デザイン性」のバランスが良い色、という印象です。「土埃に強い」という日常のメリットを押さえつつ、「定番色とは違う」というささやかな特別感も味わいたい。そんな「いいとこ取り」をしたい方にとって、魅力的な選択肢の一つになるのではないでしょうか。

