ハスラー 人気色不人気色の徹底解説【口コミ評判、リセール、汚れ、後悔】

ハスラーの人気色、不人気色 スズキ

ハスラーの色で人気のカラーはどれか、気になっていませんか?スズキのハスラーは、カラーバリエーションが全11色(※執筆時点)と非常に豊富ですよね。定番の白や黒はもちろん、おしゃれなアースカラーや「くすみカラー」、そして遊び心満載の2トーンカラーまで揃っています。

選択肢が多すぎて、「どの色を選べば後悔しないんだろう?」「リセール(売るときの価値)や汚れの目立ちやすさも気になる…」と、なかなか決めきれずに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ハスラーの色選びで悩んでいるあなたのために、人気色のランキングや各色の口コミ評判、さらには汚れの目立ちやすさや色別のメリット・デメリットまで、気になる情報を徹底的に調査して分かりやすくまとめました。

この記事でわかること

  • ハスラー全11色の最新人気色ランキング
  • 「デニムブルー」や「カーキ」など各色のリアルな口コミ評判
  • 汚れが目立つ色・目立たない色の簡単早見表
  • ライフスタイル別(アウトドア派・街乗り派など)で、どの色が向いてるか

※この記事の情報は、2025年11月16日時点の調査データに基づいて作成しています。

ハスラー 人気色と不人気色【ランキング】

ハスラーの人気色ランキングを調査したところ、多くのディーラーや中古車情報サイトで、「デニムブルーメタリック」「クールカーキパールメタリック」「ソフトベージュメタリック」の3色がトップ3を争う、特に人気の高いカラーとなっているようです 。ここにさらに、黒白が加わってくる傾向にあります。

ここでは、各種情報を集約して作成した、ハスラーの全11色の推定人気ランキングをご紹介します 。

順位(推定) ハスラー色名 口コミの一言イメージ
1位 デニムブルーメタリック×ガンメタ2トーン〈D4E〉 「ハスラーらしい」「おしゃれで男女とも選びやすい定番」
2位 クールカーキパールメタリック〈ZVD〉 「アウトドア感No.1」「ハスラーのイメージカラー」
3位 ソフトベージュメタリック〈WBB〉 「やさしく今っぽい」「女性&ファミリーに大人気」
4位 オフブルーメタリック×ソフトベージュ2トーン〈ER5〉 「北欧カフェ風」「かわいいけど派手すぎない」
5位 ブルーイッシュブラックパール3〈ZJ3〉 「精悍で高級感」「汚れ目立ち覚悟のカッコよさ」
6位 ピュアホワイトパール〈ZVR〉 「迷ったらコレ」「リセール・万能さで鉄板」
7位 クールカーキP×ソフトベージュ2トーン〈ER6〉 「ギア感+柔らかさ」「男女とも選びやすいアウトドア色」
8位 オフブルーメタリック〈ZYW〉 「爽やかで上品」「地味すぎず派手すぎない中庸色」
9位 バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ2トーン〈E7T〉 「とにかく明るく元気」「存在感バツグンだが好みは分かれる」
10位 フェニックスレッドパール×ガンメタ2トーン〈DW6〉 「スポーティで情熱的」「赤好きの満足度高い」
11位 アクティブイエロー×ガンメタ2トーン〈DW2〉 「超ポップで楽しいが、派手色ゆえにかなり好みが分かれる」

このランキングは、大きく3つのグループに分けられそうです 。

1〜3位:鉄板の“人気上位”グループ

デニムブルー、クールカーキ、ソフトベージュの3色です。

  • 複数のスズキ系ディーラーの集計で常に上位に入ってくるようです 。
  • ソフトベージュは「堂々の1位」と紹介するディーラー情報も見られました 。
  • クールカーキも、中古車店や専門メディアで「1位」として紹介されることがあり、特にアウトドア派からの支持が厚い傾向があるようです 。

この3色は、多くの情報源で明らかに“頭ひとつ抜けている”人気のグループと言えそうです 。

4〜8位:定番の“人気中堅”グループ

オフブルー(単色)、オフブルー(2トーン)、ブラック、ピュアホワイト、カーキ(2トーン)、が続きます。

  • 地域やお店によって順位が入れ替わる、人気の高い中堅層です 。
  • ピュアホワイトパールやブラックは、「標準グレード」や「中古車」といった括りでは1位や2位になるなど、無難な定番色としての強さを持っているようです 。
  • オフブルー(単色)も高い女性人気から、4位にランクインしている例もありました。
  • オフブルー(2トーン)やカーキ(2トーン)も、ディーラー集計でTOP3に入る実力があり、単色とはまた違ったおしゃれさが評価されていると見られます 。

9〜11位:“好きな人が選ぶ”個性派グループ

バーミリオンオレンジ、フェニックスレッド、アクティブイエローです。

  • これらは少数派、あるいは「好きな人が指名して選ぶ」カラーと言えそうです 。
  • オレンジは販促物で目立ちますが、実際の成約比率は中位〜下位のことが多いようです 。
  • ブラックは中古車データでは3位に入る情報もありましたが 、ハスラー全体がカラフル志向なためか、新車ディーラーの人気色としては名前が挙がりにくい傾向があるようです 。
  • イエロー系は中古車市場でのシェアもごく少数派で、かなり好みが分かれる色のようです 。

▼車選択メモの考察
上位3色(デニムブルー、カーキ、ベージュ)が強いのは、「ハスラーらしい遊び心」と「最近のトレンド(アースカラーや、くすみカラー)」、そして「派手すぎない無難さ」をうまく両立しているからかもしれません。一方で、下位の色は「リセール(売るときの価格)はあまり気にしない」「とにかくこの色が好き」という強いこだわりを持って選ぶ人に愛されている、とも言えそうです。

※このランキングは、執筆時点での各種ディーラーや中古車情報サイトの公開情報などを基に独自に集計した推定値であり、実際の販売比率や順位を保証するものではありません。最新の人気傾向については、スズキ ハスラー公式やお近くの販売店にご確認ください。

ハスラーの人気色と不人気色【口コミ評判・後悔まとめ】

ハスラーの各色を選んだオーナーさんは、実際どのように感じているのでしょうか。インターネット上で見られる各色の口コミ評判をまとめると、人気色は「おしゃれ」「アウトドア感が良い」といった満足の声が多い一方、少数派の色は「派手さが気になる」「メンテナンスが大変」といった点が、良くも悪くもトレードオフとして語られる傾向がありました 。

ここでは、全11色の口コミ評判の傾向をご紹介します。

1. デニムブルーメタリック(2トーン)

  • ポジティブな声:「ジーンズのようでカジュアルでおしゃれ」 「街乗りにもアウトドアにも合う」「ハスラーといえばこの色というイメージ」 といった、人気色ならではの満足度の高い声が多いようです。
  • ネガティブ・慎重な声:「写真と実車で印象が違った」「光の加減で緑っぽく見えるのが気になる」といった、色味の好みが分かれる側面もあるようです 。

2. クールカーキパールメタリック(単色)

  • ポジティブな声:「ハスラーのイメージカラーでしっくりくる」 「アウトドアギアっぽさが良い」「汚れが付いても“味”になる」 と、特にキャンプや釣り好きな方からの支持が厚いようです。
  • ネガティブ・慎重な声:「街乗りメインだと少しゴツく見えるかも」「かわいいハスラーが好きなら別の色が良い」 と、タフな印象をどう捉えるかで評価が分かれるようです。

3. ソフトベージュメタリック(単色)

  • ポジティブな声:「やさしくて上品」「カフェラテみたい」 と、特に女性やファミリー層から圧倒的な支持があるようです。販売店データで1位だったという情報も見られました 。「汚れやキズが目立ちにくい」という実用面での評価も高いようです 。
  • ネガティブ・慎重な声:「ハスラーの元気なイメージとは少し違うかも」「もう少し遊び心が欲しい」 と、無難でおしゃれな反面、物足りなさを感じる人もいるようです。

4. オフブルーメタリック(2トーン)

  • ポジティブな声:「北欧雑貨みたいでおしゃれ」 「カフェっぽい」「派手すぎず、でも無難すぎない絶妙な色」 と、くすみブルーとベージュの屋根の組み合わせが好評です。
  • ネガティブ・慎重な声:男性オーナーからも「意外と乗りやすい」との声がある一方で 、やはり女性からの支持が特に強いカラーという印象があります。

5. ピュアホワイトパール(単色)

  • ポジティブな声:「迷ったらこれ」「誰にでも勧めやすい鉄板カラー」 「清潔感がありシーンを選ばない」「リセール(売却時の価格)もトップクラスで安心」 と、万能さを評価する声が多数です。
  • ネガティブ・慎重な声:「ハスラーらしいカラフルさが薄れる」「せっかくならもっと色で遊びたかった」 と、無難さゆえのデメリットを挙げる声もありました。

6. クールカーキパール(2トーン)

  • ポジティブな声:「いちばんハスラーらしい」「アウトドアギア感がある」 と、単色カーキと同様にアウトドア派から支持されています。ベージュの屋根で「単色より柔らかく、街乗りにも合う」 と感じる人も多いようです。
  • ネガティブ・慎重な声:「土埃や泥汚れが ‘味’ に見える」 という評価は、裏返せばそうしたシーンが似合う色とも言え、インドア派や都会的な使い方メインの方には、少しゴツく感じられるかもしれません。

7. フェニックスレッドパール(2トーン)

  • ポジティブな声:「スポーティでかっこいい」「軽だけど力強く見える」 と、深みのある赤とガンメタルの屋根の組み合わせが、特に走り好きの男性を中心に人気なようです。
  • ネガティブ・慎重な声:「思ったより目立つ」「夜に見るとかなり赤い」 といった声もあり、落ち着いた雰囲気を求める人には好みが分かれそうです。

8. バーミリオンオレンジ(2トーン)

  • ポジティブな声:「明るく元気」「駐車場でもすぐ見つかる」「遊びに行く時にテンションが上がる」 と、その存在感を楽しんでいる声が見られます。
  • ネガティブ・慎重な声:「派手すぎて長く乗れるか不安」「年齢を重ねた時に似合うか心配」 と、オレンジ系ならではの好みが分かれる点を指摘する声も目立ちます。リセールも少し割り切りが必要、といった評価もあるようです 。

9. ブルーイッシュブラックパール3(単色)

  • ポジティブな声:「軽とは思えない重厚感」「締まって見える」 と、高級感や精悍さを求めるユーザーに支持されています。
  • ネガティブ・慎重な声:「黒はとにかく汚れ・キズ・洗車跡が目立つ」 というメンテナンス面の指摘が非常に多いのが特徴です。「手入れをサボると一気にくたびれて見える」 ため、“上級者向けカラー”と言えそうです。

10. オフブルーメタリック(単色)

  • ポジティブな声:「爽やかだけど落ち着いている」「ツートンよりスッキリしていて大人っぽい」 と、単色ならではのシンプルな良さが評価されています。「長く乗っても飽きにくい」という声も多いようです 。
  • ネガティブ・慎重な声:「派手色はきついけど、白・黒ではつまらない層にちょうど良い」 という評価は、中庸であるがゆえに、ツートンカラーほどの強い個性を求めると物足りない可能性も示しています。

11. アクティブイエロー(2トーン)

  • ポジティブな声:「とにかく目立つ」「見ていて楽しくなる」 と、ハスラーの“遊べる軽”感を最大限に楽しみたい層から熱烈に支持されています。「人とかぶらない」 点もメリットのようです。
  • ネガティブ・慎重な声:一方で「不人気色」として挙げられることもあり、「派手すぎて飽きた」「年齢を重ねると気恥ずかしい」 といった後悔に近い口コミも一定数見られました。

▼車選択メモの考察
口コミは、その人のライフスタイルや価値観が色濃く反映される「個人の感想」です。例えば「汚れが目立つ」(ブラック)というネガティブな意見も、「こまめに洗車してピカピカにするのが好き」な人にとっては、むしろ楽しみになるかもしれません。気になる色は、ぜひ一度、晴れた日と曇りの日の両方で実車を見て確認することをおすすめします。


※これらの口コミは、執筆時点のインターネット上の各種情報をまとめたものであり、特定の個人の感想や評価を示すものです。すべての人に当てはまるわけではなく、実際の車の状態や満足度を保証するものではありません。詳細や実車確認は、お近くの販売店でご相談ください。(ハスラー公式サイト

ハスラーの人気色と不人気色【リセール比較】

色(ボディカラー) リセール期待度 %推定 根拠イメージ
ピュアホワイトパール(ZVR) ◎ かなり高い +4〜+7% 「リセールの高い色」として白が多く紹介されている。定番色で中古需要が非常に安定しており、ファミリー/法人も含めて買い手が多い。
ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3) ◎ かなり高い +3〜+6% 「白と並ぶリセール高値色」とされるブラック系。引き締まった見た目で男女問わず人気だが、キズや汚れは目立ちやすいので状態差の影響は大きめ。
クールカーキパールメタリック(ZVD/モノトーン) ○ やや高い +1〜+4% 人気色ランキング1位クラスで「ハスラーらしさ」を象徴する色。アウトドア志向+汚れの目立ちにくさで中古需要も強く、白黒には一歩譲るが平均よりは明らかに有利と考えられる。
デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン(D4E) ○ やや高い +1〜+4% 複数のサイトで「上位常連の人気色」とされるツートン。若い層を中心に支持が厚く、2トーン追加料金分も中古である程度評価されやすい。ハスラーの“アイコン的カラー”の一つで、リセールも平均よりプラス寄りと推定。
ソフトベージュメタリック(WBB) ○ やや高い +0〜+3% 人気ランキング上位クラスの淡色系。最近の軽自動車全体でベージュ系がトレンドで、男女問わず需要が広い。白・黒ほどの鉄板ではないが、「無難でおしゃれ」なポジションで中古価格も崩れにくいイメージ。
オフブルーメタリック(ZYW/モノトーン) ○ やや高い +0〜+3% 爽やかなパステル系で人気ランキング中位。女性人気が高く、街乗り向けの需要が安定。派手すぎず地味すぎないため、平均よりやや強めのリセールを期待しやすい。
クールカーキパールメタリック ソフトベージュ2トーン(ER6) △ ふつう〜やや高め −1〜+3% アウトドア感が強く、実車の雰囲気も良い人気ツートン。ただし「カーキ×ベージュ」という世界観がはっきりしている分、好みも多少分かれる。白・黒・単色カーキほどの“鉄板感”はないが、ハスラーらしさのおかげで平均前後〜少し上くらいを狙えるイメージ。
オフブルーメタリック ソフトベージュ2トーン(ER5) △ ふつう −1〜+2% レトロで北欧っぽい雰囲気が好評だが、やや“可愛い寄り”のイメージが強く、買い手のターゲットがやや絞られる。人気自体は高いものの、リセール的には平均〜やや上くらいに落ち着きそうな印象。
フェニックスレッドパール ガンメタリック2トーン(DW6) △ ふつう −2〜+1% スポーティで存在感のある赤ツートン。好きな人には刺さる一方、赤系は一般的に白黒よりリセールが弱いとされる。ハスラーではそこまで極端には落ちにくいと言われるものの、平均よりわずかに不利〜同等程度と見ておくのが無難。
バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーン(E7T) × やや低め −3〜0% 明るいオレンジは「遊べる軽」のイメージに合う一方で、一般論としてオレンジ系は中古市場で買い手がやや限定される傾向。旧型ではオレンジ系が廃止色になった経緯もあり、現行でも平均よりは少し下振れしやすい色と考えられる。
アクティブイエロー ガンメタリック2トーン(DW2) × やや低め −4〜−1% 黄色はリセールが下がりやすい色の代表格といえます。ハスラーは他車より差が付きにくいとはいえ、白・黒・カーキ・デニム勢と比べると数%は不利になると見ておいた方が安全。

※%レンジは、あくまで推測イメージに基づく値であり、筆者がイメージしやすいよう概算した目安値です。実測データや将来の価格を保証するものではありません。

▼車選択メモの考察
人気色と不人気色の差は、新車価格比で±5~10%程度違うのが一般論としてあります。ハスラーは人気車種であり、どの色にも一定の需要が見込めるため、色によるリセール差が極端に出にくいタイプと思われます。

※上記のリセール期待度および推定%は、執筆時点における各種リセール情報サイトや中古車市場の一般的な傾向を基に、独自に分析・推定した参考値です。これらは将来の売却価格や特定の価値を保証するものでは一切ありません。実際の買取価格や下取り価格は、お車の年式、グレード、走行距離、車両の状態(キズやへこみ、内装の使用感など)、事故歴の有無、さらには売却する時期、地域、市場の需要、経済状況によって大きく変動します。正確なリセールに関するご相談や最新情報については、ハスラー公式およびお近くのディーラーや買取専門店にてご確認いただくことをお勧めします。

ハスラーの人気色と不人気色【汚れ 簡単早見表】

ハスラーの色選びでは、「汚れの目立ちやすさ」も重要なポイントです。一般的に、黒や白といったハッキリした色は汚れが目立ちやすく、ベージュやカーキ、シルバーといった中間色は汚れが目立ちにくい(汚れの色とボディカラーが馴染みやすい)傾向があります。

ハスラーの全11色について、汚れの種類別に目立ちやすさの傾向をまとめた簡易比較表をご紹介します 。

ハスラー全11色 汚れやすさ比較早見表

(◎=かなり目立ちにくい/○=やや目立ちにくい/△=やや目立つ/×=かなり目立つ)

色名 砂埃・花粉 泥はね 雨ジミ・水アカ 鳥フン・虫汚れ 総合
ソフトベージュM
クールカーキP(単色)
クールカーキP×ソフトベージュ2T
オフブルーM×ソフトベージュ2T
オフブルーM(単色)
デニムブルーM×ガンメタ2T
バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ2T
アクティブイエロー×ガンメタ2T × ×
フェニックスレッドP×ガンメタ2T × × × ×
ピュアホワイトP × ×
ブルーイッシュブラックP3 × × × ×

汚れやすい色(白・黒)と目立ちにくい色(カーキ)

なぜ色によって汚れの目立ちやすさが違うのか、簡単に解説します。

  • ベージュ/カーキ系
    総合評価◎のグループです。砂埃や泥の色とボディカラーが近いため、アウトドアで付くような“生活汚れ”が馴染みやすいのが最大の特徴です 。「汚れが“味”に見えやすい」 とも言え、洗車頻度をそこまで気にしない方には心強い色かもしれません。
  • ホワイト系
    薄い砂埃は目立ちにくいですが、色のコントラストが強いため、黒っぽい泥はねや雨上がりの水アカ(スジ汚れ)はかなり目立ってしまいます 。キレイを保つにはこまめな洗車が前提となりそうです。
  • ブラック系
    総合評価×のブラックは、メンテナンスが最もシビアな色と言えそうです。白っぽい砂埃、雨ジミ(水アカ)、細かな洗車キズのすべてが目立ちやすい傾向にあります 。手入れをしないと一気にくたびれて見えてしまう可能性があります 。
  • ビビッドカラー(赤・黄・オレンジ系)
    彩度(あざやかさ)が高い色は、汚れとのコントラストが出やすいだけでなく、長年乗る中での「退色(色あせ)」のリスクも他の色より高い傾向があるとされています 。雨ジミなども浮きやすいため、コーティングやこまめな洗車が推奨されることが多いです 。

アウトドアや洗車頻度で見るおすすめ色

汚れとの付き合い方は、住んでいる地域や車の使い方によっても変わってきそうです。

  • 洗車頻度が少ない人
    総合的に汚れが目立ちにくい、ベージュ、カーキ、オフブルーなどの中間色が向いているかもしれません 。
  • アウトドアで泥道も走る人
    汚れを「味」として楽しむならカーキ系、逆に、汚れたらすぐ洗ってキレイな状態を保ちたいなら、汚れがハッキリわかるホワイト系を選ぶ、という考え方もありそうです 。
  • 雪国・融雪剤が多い地域
    ホワイト系は汚れが目立ちますが、「塩カル(融雪剤)によるサビの跡を早期に発見しやすい」というメリットもある、という視点も参考になりそうです 。

▼車選択メモの考察
汚れが目立ちにくいベージュやカーキは、いわゆる「ズボラさん向け」の色と言われることもありますが、個人的には「時間を有効活用できる色」だと感じます。洗車する時間を、家族や趣味の時間に回したい人にとっては、合理的な選択かもしれません。逆にブラックやレッドは、「手入れをすることで車への愛着が増す」色とも言えそうです。どちらが良いかは、ご自身のライフスタイル次第ですね。

※この比較表や解説は、一般的な色の特性やインターネット上の情報を基にしたものであり、実際の汚れの目立ち方やメンテナンス性を保証するものではありません。天候、保管状況、走行環境によって大きく異なります。詳しくは、ハスラー公式サイトや販売店らの専門家に直接ご確認ください。

ハスラーの人気色と不人気色【メリットデメリット】

ハスラーの各色には、「見た目・イメージ」「汚れ・メンテナンス」「人気・リセール(売却時の価値)」といった複数の軸で、それぞれメリットとデメリットがあります 。
例えば、人気色はリセール面で有利な傾向がありますが「個性が薄い」と感じる可能性があり、個性的な色は「満足度が高い」反面「飽きやリセールへの不安」がデメリットになる、といった具合です。全11色の主なメリット・デメリットを簡潔にまとめました 。

メリット・デメリット・向いている人
デニムブルーメタリック(2トーン) メリット:人気上位でリセールも期待できる可能性がある。カジュアルでおしゃれ。街乗りもアウトドアもこなせる万能感がある。
デメリット:濃色寄りのため、汚れや水アカはやや目立ちやすい。緑がかって見える独特の色味が、人によって好みが分かれる可能性がある。
向いている人:カジュアルファッションが好きで、ジーンズ感覚で車の色も選びたい人。若年層から子育て世代まで、「おしゃれさ」と「無難さ」の良いバランスを取りたい人。
クールカーキパールメタリック(単色) メリット:ハスラーのイメージカラー的な安心感。アウトドアで映え、汚れも目立ちにくい。人気・リセールともに良好な傾向。
デメリット:ワイルドな(ゴツい)印象が強めなので、かわいいデザインを求める人には合いづらい可能性がある。
向いている人:キャンプ、釣り、登山など本格的なアウトドアをガッツリ楽しむ人。「かわいい軽」よりも「タフなギアっぽい軽SUV」を求める男性オーナーやパパ。
ソフトベージュメタリック(単色) メリット:ナチュラルで上品な雰囲気。女性やファミリーからの人気が高い。汚れに非常に強い。
デメリット:ハスラーらしい元気なイメージは薄め。人によっては「地味」や「ぼんやりしている」と感じる可能性がある。
向いている人:ナチュラル系インテリアや雑貨が好きな、やさしい雰囲気のファミリーやカップル。小さなお子さんを乗せることが多く、「攻めた色」より「柔らかい雰囲気」を大事にしたい人。
オフブルーメタリック(2トーン) メリット:北欧やカフェのような、おしゃれな雰囲気。派手すぎずに個性を出せる。女性人気が高い。
デメリット:くすみ系カラーのため、実車が想像より暗く(地味に)見えることがある。リセールは白やカーキほどは強くない可能性がある。
向いている人:北欧インテリアやカフェ巡りが好きな、“ほっこりおしゃれ”志向の人。夫婦やカップルで車を共有し、どちらかというと奥さんや彼女がよく運転するパターンにもマッチ。
ピュアホワイトパール(単色) メリット:清潔感があり、どんなシーンにも合う万能さ。人気・リセールは最強クラスの傾向。カスタムのベースにも向いている。
デメリット:泥はねや水アカ汚れは非常に目立つ。ハスラーらしい「色で遊ぶ」楽しさが物足りないと感じる可能性がある。
向いている人:とにかく失敗したくない、無難さとリセールを最優先で考える人。通勤・送迎・買い物・レジャーまで、どんなシーンでも浮かない万能な一台が欲しい人。
クールカーキパール(2トーン) メリット:アウトドア感と、ベージュ屋根による柔らかさの両立。汚れに強く、男女問わず選びやすい。
デメリット:やや暗めのトーンなので、地味と感じる人もいるかもしれない。街乗りメインだと、その“ゴツさ”が過剰に感じる可能性もある。
向いている人:アウトドア用品をアースカラーで揃えるような、こだわり派のキャンパー層。夫婦やカップルで共有し、男女どちらが乗ってもカッコよく決まる色を選びたい人。
フェニックスレッドパール(2トーン) メリット:スポーティで情熱的なイメージ。走り好きや、かっこよさを求める男性からの人気が高い傾向。
デメリット:汚れ、キズ、退色(色あせ)が目立ちやすい。派手なため好みが分かれ、リセールも安定しにくい可能性がある。
向いている人:走り好き・スポーティ志向で「軽でも情熱的な雰囲気が欲しい」人。夜間のドライブや街の景色の中でも映える、見た目も走りも楽しみたいドライバー。
バーミリオンオレンジ(2トーン) メリット:存在感があり写真映えする。アウトドアで映え、駐車場などでも見つけやすい。
デメリット:派手なため飽きやすい可能性や、年齢を選ぶ側面がある。ビビッド系カラーはリセールが弱めな傾向がある。
向いている人:フェス、BBQ、キャンプなど“外遊びの相棒”感を重視する人。20〜30代を中心に、「せっかくハスラーに乗るなら派手な色を楽しみたい!」というタイプの人。
ブルーイッシュブラックパール3(単色) メリット:精悍で高級感がある。フォーマルにもアウトドアにも振りやすい。定番色のため中古車需要も見込める可能性がある。
デメリット:汚れ・キズ・水アカが全色の中で最も目立ちやすい。こまめな手入れが必須。
向いている人:軽自動車でも「きちんと感」や「高級感」を重視したい人。お仕事で使うこともあり、フォーマルな服装にも似合う色が良いが、家族も違和感なく乗れる色を探している人。
オフブルーメタリック(単色) メリット:爽やかで上品。今っぽい「くすみブルー」で、汚れも比較的目立ちにくい。
デメリット:実物がカタログより落ち着いて見えるため、「思ったより地味」と感じるケースがあるかもしれない。
向いている人:街乗りがメインの20〜40代で、“きれいめカジュアル”な車が欲しい人。白や黒ほど無難にしたくないが、原色系の派手さも避けたい、バランス感覚を重視する人。
アクティブイエロー(2トーン) メリット:ポップで楽しい雰囲気。他車と被りにくい。視認性が高く安全面で有利という見方も。
デメリット:派手で飽きやすい可能性。汚れや退色が目立ちやすい。不人気色として挙げられやすく、リセールは期待しにくい傾向。
向いている人:大学生や若い社会人など、「今しか乗れない色を楽しみたい」と考えている層。リセールなどより、周囲と被らないことを重視する個性派・ポップ好きな人。

▼車選択メモのメリットデメリット考察
メリットとデメリットは、本当に表裏一体だと感じます。例えばオレンジやイエローの「派手で飽きやすい」というデメリットは、裏返せば「存在感があって乗るたび楽しい」という強力なメリットにもなります 。逆にホワイトの「リセールが強い」というメリットも、「個性がなくてつまらない」と感じる人にとってはデメリットです。ご自身が「何を妥協できて、何を妥協したくないか」を考える良い材料になりそうですね。

▼車選択メモの向いてる人考察
いかがでしたでしょうか。これはあくまで「ありがちな傾向」をまとめたものですので、もちろん、このペルソナに当てはまらなくても全く問題ありません。「男性に人気」とされるカーキを女性が颯爽と乗りこなすのも素敵ですし、「ファミリー向け」のベージュをおひとりで楽しむのも、とてもおしゃれだと思います。周りの評価やリセールも気になりますが、最終的にはご自身の「これだ!」という“好き”な気持ちを信じることが、一番後悔しない選択になるのかもしれませんね。

※ここで紹介した「向いている人」のイメージは、執筆時点での各種情報や一般的なイメージを基に作成したものであり、特定の個人のライフスタイルや嗜好を推奨・否定するものではありません。色選びの最終的な判断は、ご自身の目でお確かめの上、ご判断ください(ハスラー公式サイト