フリード ハイブリッドの駆動用バッテリー交換費用は?寿命は?【IMA】

フリード ハイブリッドの駆動用バッテリー交換費用は?寿命は?【IMA】 ホンダ

フリード ハイブリッドのバッテリー交換費用は、数万円で済むのか、それとも数十万円の出費になるのか不安に感じていませんか?

結論からお伝えすると、フリードには役割の違う2種類のバッテリー(駆動用・補機用)が搭載されており、駆動用バッテリーでは寿命を迎えると「15万~40万円台」まで相場が大きく変わります。

本記事では、高額になりがちなハイブリッドバッテリーの世代別相場(初代〜3代目)や、ディーラー以外で費用を安く抑える現実的な選択肢について、要点を絞ってわかりやすく解説します。

■ この記事でわかること

  • 駆動用ハイブリッドバッテリーと補機バッテリー(12V)の費用の違い
  • 初代から3代目(e:HEV)までの世代別ざっくり交換相場
  • ハイブリッド専門店などを利用して交換費用を安く抑える方法と注意点
  • 各バッテリーの寿命目安と、失敗しない見積もりの取り方

※この記事の情報は、2026年2月25日時点の調査データに基づいて作成しています。

フリードハイブリッドのバッテリー交換費用の相場

先出しまとめ
フリードハイブリッドは「駆動用」がおおむね15〜40万円台、「補機バッテリー」が2〜4万円が目安です。

まずは、フリードハイブリッド全体のざっくりした費用感です。フリードには大きく分けて以下の2種類のバッテリーがあります。

  • 駆動用ハイブリッドバッテリー:モーターを動かす高電圧側。交換するときは「ケタが一つ多い」金額になりやすい部分。
  • 補機バッテリー(12V):ライトやナビ、ECUなどを動かす普通のバッテリー。ガソリン車にもある側。

この2つで、費用感はかなり違います。ざっくり相場は次のとおりです(ディーラー・専門店実例ベースの目安)。

バッテリー種別 ざっくり交換費用の目安
駆動用ハイブリッドバッテリー おおむね15〜40万円台(世代によって差あり。原則、部品代+工賃込みの総額目安。診断料・周辺部品は別になる場合あり)
補機バッテリー(12V) おおむね2〜4万円(本体+工賃+廃棄料)

ここから先の章では、この「駆動用」と「補機バッテリー」を分けて、それぞれ詳しく見ていきます。

駆動用ハイブリッドバッテリー(数十万円〜)

駆動用ハイブリッドバッテリーは、モーター走行や回生ブレーキで使われる高電圧バッテリーです。交換費用は車の世代やバッテリーの種類(ニッケル水素 or リチウムイオン)、新品かリビルト(再生品)かで大きく変わります。

  • ディーラーで新品純正に交換:初代フリードHVで15〜20万円前後、2代目・3代目では30〜40万円台を見ておくと安心。
  • ハイブリッド専門店+リビルト品:同じ駆動用でも10〜20万円台に抑えられるケースもある。
  • 高電圧のためDIYはNG:感電リスクが高く、整備事業者レベルの安全手順・専用装備が前提で、自分で外したりするのは避けるべき領域。

いずれにしても、駆動用バッテリーは「車を何年も乗り続けるときに、いつかは直面するかもしれない大きな出費」という位置づけになります。

補機バッテリー(2〜4万円台)

補機バッテリーは、エンジン始動(ハイブリッドの場合は制御系の起動)や、ライト・ナビなどの電装品を支える12Vのバッテリーです。こちらはガソリン車のバッテリー交換とほぼ同じイメージで考えられます。

  • ディーラーで交換:バッテリー本体+工賃+廃棄料込みでおおむね2〜4万円程度。
  • カー用品店やガソリンスタンド:セール品などを選ぶと、1万円台前半〜2万円前後に収まることも多い。
  • ネット購入+自分で交換:バッテリー本体が7,000〜1万円台前半、工具があれば工賃0円。ただし作業に不安があれば無理はしない方が無難。

こちらは「数年に一度、数万円の出費」と考えておくと、家計の計画も立てやすくなります。

ざっくり相場まとめ
  • フリードHVはバッテリーが2種類ある
  • 駆動用は15〜40万円台の大きな出費
  • 補機バッテリーは2〜4万円程度が目安

※本記事の内容は執筆時点の一般的な情報をもとにした目安であり、実際のバッテリー交換費用や作業内容を保証するものではありません。必ずフリード公式サイトやディーラーで最新の見積もりをご確認ください。

注意:フリードには役割の違う2種類のバッテリーがある

先出しまとめ
フリードは「駆動用」と「補機バッテリー」で役割も寿命も費用感も別物として考えるのがポイントです。

フリードに限らずハイブリッド車全般に言えますが、「ハイブリッドのバッテリー」と一口に言っても、実際には役割の違うバッテリーが複数積まれています。

項目 駆動用ハイブリッドバッテリー 補機バッテリー(12V)
主な役割 モーター駆動、回生エネルギーの蓄電 ECU・ライト・ナビなど電装品への電源供給
電圧 高電圧
(フリードでは世代により
約100V級〜173V級)
12V
交換費用 数十万円クラス 数万円クラス
作業難易度 高い(専門知識・資格が必要) 比較的やさしい(慣れた人ならDIYも可)

ディーラーや工場で「バッテリーの状態が悪い」と言われたときには、かならず「駆動用なのか、補機バッテリーなのか」を確認しておきましょう。見積額のケタが違うので、ここを勘違いしていると「そんなに高いの?」と驚く原因になります。

また、中古車購入時にも「駆動用バッテリーの状態」「補機バッテリーの交換履歴」が分かっていると、今後の維持費をイメージしやすくなります。

※本章はバッテリーの一般的な区別を説明したものであり、実際の車両仕様や交換条件を保証するものではありません。必ずフリード公式サイトやディーラーでご自身の車両の仕様をご確認ください。

【世代別】駆動用バッテリーの交換費用目安

先出しまとめ
フリードは世代ごとにバッテリーの仕様が違い、初代よりも2代目・3代目の方が駆動用バッテリー費用は高くなりがちです。

フリードハイブリッドは、世代によってハイブリッドシステムやバッテリーの種類が変わっています。そのため、同じ「フリードハイブリッド」でも、駆動用バッテリー交換の費用感は世代でかなり差があります。

世代 代表型式 バッテリー種別 ざっくり費用感
初代フリードハイブリッド GP3 ニッケル水素(IMA) ディーラー純正新品で15〜20万円前後
2代目フリードハイブリッド GB7 / GB8 リチウムイオン 30〜35万円前後が目安
3代目フリード e:HEV GT5系 など リチウムイオン(e:HEV用) 30〜40万円台を見ておくと安心

実例差が大きい。新品純正の交換総額は前提条件次第であり、

初代(GP3)の費用:約15万円〜(IMA)

初代フリードハイブリッド(GP3)は、ホンダのIMAシステム+ニッケル水素バッテリーを採用しています。ハイブリッド車としては比較的シンプルな構造で、駆動用バッテリー交換費用も後の世代に比べると抑えめです。

  • ディーラーで新品交換:駆動用バッテリーASSY+工賃で15〜20万円前後のケースが多い。
  • リビルト品利用:専門店のリビルトバッテリーを使うと、10万円前後〜十数万円で収まるプランもある。
  • 年式・走行距離:年数・距離ともに進んできている世代なので、「いつか交換時期が来るかも」という前提で見ておくと安心。

安いのはニッケル水素バッテリーだからです。ニッケル水素

2代目(GB7/8)の費用:約30万円〜

2代目フリードハイブリッド(GB7/GB8)は、リチウムイオンバッテリーを搭載し、ハイブリッドシステムも進化しています。その分、駆動用バッテリーの部品代が高くなり、交換費用も初代より上がる傾向があります。

  • ディーラーで新品交換:30〜35万円前後を想定しておくと良い。
  • リビルト品・中古ASSY:ハイブリッド専門店のメニューなどで、20万円前後に抑えられるケースもある。
  • 保証期間とのバランス:保証が効くうちはディーラーでの診断・対応が基本。保証切れ後にどうするかを考えておくと、いざというとき慌てにくい。

3代目(e:HEV)の想定費用

3代目フリード e:HEVは、最新の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用しており、駆動用バッテリーもリチウムイオン化されています。発売からまだ間もないため交換実例は多くありませんが、他のe:HEV車種の傾向から見ると、2代目よりもやや高いクラスの費用になる可能性があります。

  • ディーラー新品交換の想定:30〜40万円台を見込んでおくと安全側。
  • リビルト品の将来性:年数が経つにつれ、リビルトバッテリーや専門店メニューが増え、20万円台前半程度の選択肢も出てくる可能性がある。
  • まずは保証を確認:新車保証や延長保証でカバーされる範囲を確認してから、長期所有のプランを考えるのが現実的。
世代別費用感まとめ
  • 初代は15〜20万円前後で比較的安め
  • 2代目は30〜35万円前後を想定
  • 3代目は30〜40万円台の可能性が高い

※世代別の費用感はあくまで一般的な目安であり、実際の見積もりは車両状態やキャンペーンにより大きく変動します。必ずフリード公式サイトや正規ディーラーで最新の条件をご確認ください。

駆動用バッテリー交換をディーラー以外で安く抑える方法

先出しまとめ
駆動用バッテリーは、ディーラー以外に「ハイブリッド専門店」や「自分でパーツ手配+工場依頼」という選択肢もありますが、リスクも理解して選ぶ必要があります。

駆動用ハイブリッドバッテリーの交換費用を抑えたい場合、ディーラー以外の選択肢も現実的になってきています。ただし、安さだけでなく「保証」「技術力」「アフター対応」といった要素もセットで考えることが大切です。

専門店のリビルト品を活用する

最近増えているのが、ハイブリッド車の駆動用バッテリーに特化した専門店です。リビルトバッテリー(再生品)を用いて、純正新品よりも安価に交換してくれるケースが多いです。

  • 費用面:ディーラー新品の半額前後〜2/3程度の価格帯(例:10〜20万円台)になることが多い。
  • 保証:店舗によっては1年〜数万kmなどの独自保証が付くこともある。
  • 注意点:お店ごとの技術力・部品品質に差があり、口コミや実績を確認して選ぶ必要がある。

「長く乗る予定だけれど、ディーラー新品の金額はさすがに厳しい」という場合に検討されることが多い選択肢です。

※リビルド品とは、中古車や廃車からバッテリーだけを取り出して、壊れたり消耗している部品を交換して修理したバッテリーのことです。中古であることは変わりないので、リビルド品が純正よりも寿命が長くなることはありえません。5年以上乗る予定があるなら純正をおすすめします。

部品持ち込みは保証リスクに注意

ネット通販などでリビルトバッテリーASSYを自分で購入し、近所の整備工場に持ち込んで交換だけ依頼するパターンもあります。

  • 費用面:部品代(7〜10万円台など)+工賃数万円で、トータル10〜15万円前後に収まるケースも。
  • 工場側の条件:高電圧作業に対応できる工場でないと断られることもある。
  • 保証の切り分け:部品に不具合があった場合、「どこまでを誰が保証するか」がやや複雑になりやすい。
  • 絶対禁止:高電圧バッテリーは絶対にDIYしないでください。感電リスクが大きく、専用資格や絶縁工具・手順が必要な領域です。

コスト重視で選ばれる方法ですが、事前に「持ち込み部品の対応」「高電圧作業の可否」「保証範囲」について、工場とよく相談しておく必要があります。ただし手間もかかるため、非推奨です

安く済ませる選択肢まとめ
  • 専門店のリビルト利用で費用を圧縮可能
  • 持ち込み+工場は保証範囲の確認が必須
  • 安さだけでなく技術力と信頼性も重要

※ディーラー以外での交換は費用を抑えられる一方で、保証や品質の水準は店舗によって異なります。本記事は具体的な店舗やサービスを推奨するものではありません。必ずフリード公式サイトおよび利用予定の店舗に内容をご確認ください。

補機バッテリー(12V)の交換費用と依頼先の選び方

先出しまとめ
補機バッテリーは、ディーラーで2〜4万円前後、カー用品店やネット活用で1〜2万円台に抑えられることが多いです。

補機バッテリー(12V)は、駆動用に比べるとずっと身近な存在で、交換費用も抑えめです。とはいえ、車検や点検のタイミングで「そろそろ交換ですね」と言われるときに、ざっくりいくらになるのかを知っておくと安心です。

交換先 費用イメージ
ディーラー 2〜4万円程度(純正品+工賃+廃棄料)
カー用品店・GS 1〜2万円台前半(セール品などで抑えやすい)
ネット購入+DIY バッテリー本体7,000〜1万円台前半+工具代
  • 頻度のイメージ:使用状況にもよりますが、目安として3〜5年に一度程度。
  • 突然の上がり対策:不安なら、定期点検時に電圧チェックをお願いしておくと安心。
  • 保証・安心感:ディーラーは価格が高めな代わりに、車両トラブル時の対応を含めて相談しやすいのがメリット。

※補機バッテリーの価格や交換サイクルは製品や使用環境により大きく変動します。本記事は一例であり、実際の交換時期や費用を保証するものではありません。必ずフリード公式サイトや点検を受ける店舗でご確認ください。

バッテリーの寿命目安とメーカー保証の確認方法

先出しまとめ
駆動用バッテリーは10〜15年・15〜20万km前後が一つの目安、保証は5年・10万km前後+延長プランの有無をチェックするのが基本です。

バッテリー交換費用を考えるとき、「そもそもどのくらいの周期で交換になりそうか」「どこまで保証でカバーされるのか」は重要なポイントです。あくまで一般論ですが、目安は次のように語られることが多いです。

  • 駆動用ハイブリッドバッテリーの寿命目安ホンダ フリードのFAQでは、「車両と同等の耐久性」としつつ、5年10万kmの保証期間を案内しています。一般論としては、10〜15年・15〜20万km前後という声が多い(使用環境や個体差で大きく変わる)。
  • 補機バッテリーの寿命目安:3〜5年程度が一つの目安。
  • 新車保証・延長保証:多くの国産ハイブリッド車では、駆動用バッテリーに対して5年・10万km前後の保証が設定され、メーカーやプランによっては延長保証も用意される。

フリードの場合も、購入時の保証書や延長保証プランの内容を一度見直しておくと、「もしバッテリーに不具合が出たとき、自腹になるのか、保証で対応できるのか」がイメージしやすくなります。

※寿命や保証期間の数値は一般的な傾向を説明したものであり、個々の車両や契約内容を保証するものではありません。必ずフリード公式サイトや保証書、契約書でご自身の条件をご確認ください。

失敗しない!交換見積もりを取る際のチェックポイント

先出しまとめ
見積もりを取るときは、「どのバッテリーか」「型式・年式」「新品かリビルトか」をセットで伝えると話が早くなります。

実際にディーラーや整備工場で見積もりを取るとき、事前に以下の情報を整理しておくと、スムーズに具体的な金額を出してもらいやすくなります。

  • 車検証に書かれている情報:型式(GP3 / GB7 / GB8 / GT5系など)、初度登録年月。
  • 交換したいバッテリーの種類:「駆動用ハイブリッドバッテリー」なのか「補機バッテリー(12V)」なのかを明確に伝える。
  • 希望の部品ランク:「新品純正がいい」「リビルトや社外品も含めて最安のプランを知りたい」など。
  • 今後の乗り方:あと何年くらい乗る予定か、年間走行距離はどのくらいか。これによって「どこまで投資するか」の考え方も変わる。

このあたりを整理しておくと、複数の店舗で見積もりを比較するときにも条件がブレにくく、「どこが高い・安いのか」「何が含まれている金額なのか」を冷静に見やすくなります。

※見積もりに必要な情報や提案内容は店舗によって異なります。本記事の内容は一例であり、実際のやり取りを保証するものではありません。必ずフリード公式サイトや各店舗の説明を確認しながら進めてください。

まとめ:フリードのバッテリー交換費用一覧

先出しまとめ
フリードハイブリッドのバッテリー交換は、「駆動用で15〜40万円台」「補機で2〜4万円」という数字をベースに、世代・交換先・部品ランクで上下するイメージです。

ここまでの内容を、「数字だけ」でざっくりまとめると次のようになります。

  • 駆動用ハイブリッドバッテリー(初代):15〜20万円前後(ディーラー新品)/10万円前後〜(リビルト・専門店)
  • 駆動用ハイブリッドバッテリー(2代目):30〜35万円前後(ディーラー新品)/20万円前後〜(リビルト・専門店)
  • 駆動用ハイブリッドバッテリー(3代目 e:HEV):30〜40万円台を想定(現時点では目安)
  • 補機バッテリー(12V):2〜4万円程度(本体+工賃+廃棄料)

もちろん、実際の見積もりは車両状態や地域、キャンペーン、選ぶ部品ランクによって変わりますが、「このくらいのレンジの費用が動く可能性がある」という感覚を持っておくと、いざ交換を勧められたときにも落ち着いて判断しやすくなります。

※ここで示した金額は執筆時点の一般的な目安であり、実際のバッテリー交換費用や条件を保証するものではありません。必ずフリード公式サイトやディーラー・整備工場で個別の見積もりを確認してください。