カローラクロスのアッシュ:色人気は?後悔デメリット【評判】

カローラクロスのアッシュカラーの人気 トヨタ

カローラクロスのアッシュ、気になりますよね。2025年の改良で仲間入りした、都会的で落ち着いた雰囲気が魅力の新しいボディカラーです。「派手な色は避けたいけど、定番の白や黒では物足りない…」そんなあなたの気持ちに、そっと寄り添ってくれる選択肢かもしれません。

とはいえ、実際に自分の愛車として毎日付き合っていくとなると、「光の当たり方で見え方はどう違う?」「汚れは本当に目立たないの?」「選んでから“地味だったかも”と後悔しない?」など、リアルな情報が知りたいですよね。

この記事では、そんなあなたの色選びをサポートするために、カローラクロスのアッシュの気になるポイントを徹底的に調査し、分かりやすくまとめました。

この記事でわかること

  • アッシュの人気はどのくらい?(プリウスでの実績)
  • どんな色に見える?(光の加減や実際の評判・口コミ)
  • 本当に実用的?(汚れにくさやリセールなどのメリット)
  • 後悔しないために(知っておきたい注意点やデメリット)

カローラクロスのアッシュ:人気

カローラクロスのアッシュは、直接的な販売ランキングこそないものの、先行して採用されたプリウスで人気カラー3位の実績があり、トヨタの新しいデザインにマッチするトレンドカラーとして注目されています。都会的で落ち着いた雰囲気が、SUVのデザインを引き立てる選択肢として人気を集め始めています。

アッシュはプリウス人気3位【実績】

実はこの「アッシュ」というカラー、カローラクロスが初めてではありません。

もともとは新型プリウスでデビューした、トヨタの新しいコンセプトカラーなんです。

そして、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」の調査(2023年1月公開)では、プリウスの人気カラーランキングで堂々の3位に入っています。

  1. プラチナホワイトパールマイカ
  2. アティチュードブラックマイカ
  3. アッシュ

定番の白・黒に次ぐ人気を、新しいカラーが獲得したことになりますね。(グレー系はもともと白黒に続く3番手定番カラーの鉄板となるのは一般的でもあります)

この結果は、「ニュートラルな色合いが現代のデザイントレンドに合っている」という証拠とも言えそうです。

カローラクロスでも待望の採用

その人気を受けて、2025年の一部改良でカローラクロスにもアッシュ〈1M2〉が仲間入りしました。

モノトーンは幅広いグレードで選べるうえ、スポーティな**「GR SPORT」グレードでは、屋根をブラックにした限定のツートーンカラー「ブラック×アッシュ」**も選べます。

SUVらしい力強さと、都会的な雰囲気を両立させたい方にはピッタリの組み合わせですね。

▼車選びのヒント

プリウスでの人気は、まだ登場間もないカローラクロスの新カラーの色選びに迷ったときの「失敗しにくい選択肢」として、一つの安心材料になりそうですね。定番の白や黒はみんなが乗っていて少しつまらない、でも奇抜な色は避けたい…そんな気持ちに優しく応えてくれるカラーだと思います。

カローラクロスのアッシュ:評判

カローラクロスのアッシュの評判は、**「光の当たり方で表情が変わる、少し青みがかったオシャレなグレー」**という声に集約されます。都会的で洗練された印象を与えるだけでなく、汚れが目立ちにくい実用性の高さも評価されており、デザインと普段使いの両立を求めるユーザーから良い口コミが寄せられています。

口コミ評判①:光で変わるニュアンスグレー

アッシュの最大の魅力は、その独特な色合いです。

ディーラーの紹介ページなどでは、「ただのグレーじゃない」「ニュアンスのある色」と表現されることが多く、光が当たると明るく青みがかって見え、日陰ではしっとりと落ち着いた濃いグレーに見えるのが特徴です。

トヨタの公式デザインページに掲載されている写真を見ても、ボディのプレスライン(鉄板の抑揚)がくっきりと見え、カローラクロスのシャープな造形を美しく引き立てているのがわかります。

新色ならではの注目度

2025年の改良で追加されたばかりの新しい色なので、SNSなどでは「新しいアッシュの実車見てきた!」といった投稿も増えています。

特にGR SPORT限定のツートーンは、他のカローラクロスとの違いをさりげなくアピールできるため、注目している方が多いようです。

口コミ評判②:汚れにくいなど実用面の声

実際にこのカラーを選んだ方や、販売店のスタッフからは、実用面でのメリットを挙げる声も聞こえてきます。

  • 汚れが本当に目立ちにくい
    • 黒い車だと気になる砂埃も、白い車で目立つ雨上がりの水アカも、不思議と気にならない、という意見です。
  • 写真写りが良い
    • 陰影がはっきり出るので、旅先で愛車の写真を撮るのが楽しくなりそうですね。
  • 昼と夜で印象が変わる
    • 日中は上品な雰囲気ですが、夜は背景に溶け込むように控えめな印象になります。

▼購入前のチェックポイント

口コミや評判はとても良いですが、色の感じ方には個人差があります。また、スマホの画面やカタログで見る色と、実際の太陽光の下で見る色とでは、印象が大きく異なることも。気になる方は、ぜひ一度、ご自身の目で実車を確認してみることを強くおすすめします。

カローラクロスのアッシュ:実用度【メリット】

カローラクロスのアッシュが持つ実用上のメリットは、**「①汚れや小キズが目立ちにくく、洗車のプレッシャーが少ない」「②リセールバリューが安定しており、手放す時も損をしにくい」「③夏の車内温度上昇が黒い車より穏やか」**という3点にあります。手間をかけずに長くキレイな状態を保ちやすく、経済的な合理性も備えたバランスの良いカラーです。

1. 汚れやキズに強い

アッシュのような中間色のグレーは、日常で付着しやすい汚れに対して非常に強いのが最大のメリットです。

  • 砂埃:薄茶色の砂埃は、同系色であるグレーのボディに付いてもあまり目立ちません。
  • 水アカ:雨上がりにできる白いウロコ状の水アカも、白いボディより目立ちにくいです。
  • 洗車キズ:黒などの濃色車で気になる、洗車時につく細かな拭きキズ(スクラッチ)も、アッシュならほとんど気にならないでしょう。

カー用品メーカーの解説でも、グレーは**「最も汚れが目立ちにくい色」**の一つとして紹介されています。

忙しくて頻繁に洗車ができない方でも、心理的な負担が少なく、キレイな状態を維持しやすいのは嬉しいポイントです。

2. 夏の暑さは中間的

真夏の車内温度は、ボディカラーによって差が出ることが知られています。

JAF(日本自動車連盟)のテストによると、炎天下に置いた車で、**黒い車の車内温度が57℃に達したのに対し、白い車は52℃**と、約5℃の差が出ました。(35)

アッシュはこの中間的な色合いなので、「黒ほど過酷にはならない」という穏やかな効果が期待できます。

もちろん、色だけで猛暑を乗り切れるわけではありませんが、少しでも快適性を高めたい方にとっては、黒い車を避ける理由の一つになるかもしれませんね。

3. リセールも安定傾向

車を手放す際の査定額(リセールバリュー)は、ボディカラーによって数%〜10%程度の差が出ることがあります。(※モデル・次期・地域で差が大きい)

日本では白と黒が圧倒的に人気ですが、**グレー系はそれに次ぐ「安定したカラー」**として評価される傾向にあります。

  • 万人受けする:奇抜な色ではないため、中古車市場でも買い手が見つかりやすい。
  • トレンド感:近年、都会的でモダンな印象からグレー系の人気が高まっています。

「最強ではないけれど、大きく損をすることもない」という、堅実で賢い選択と言えるでしょう。

4. 補修も手軽に

アッシュ〈1M2〉はプリウスなど他の車種でも採用されているため、純正の補修用タッチアップペンが手に入りやすいです。

飛び石などで小さなキズがついてしまっても、自分で手軽に補修できるのは心強いですね。

▼なぜ実用性が高いのか?

アッシュが実用的なのは、日常で遭遇する「困りごと」の多くをカバーしてくれる「中間色」だからです。汚れの色(白っぽい水アカ、黒っぽい泥、黄色い花粉)のどれにも染まりすぎず、カモフラージュしてくれます。見た目のオシャレさだけでなく、こうした合理的な側面も持ち合わせているのが、アッシュの隠れた魅力なのかもしれません。

カローラクロスのアッシュ:後悔するポイントは?

カローラクロスのアッシュで後悔する可能性があるのは、**「①人によっては地味に感じられる」「②夜間や悪天候時の視認性が白より劣る」「③暑さ対策への過度な期待」**の3点です。これらは主観や安全意識、そして物理的な限界に関わる部分であり、事前に知っておくことでミスマッチを防ぐことができます。

1. アッシュは地味と感じる可能性

アッシュの落ち着いた雰囲気は長所である一方、人によっては「地味」「少し物足りない」と感じる可能性があります。

ある調査では、グレーやシルバーの車を選んだ人から**「乗っていて気分が上がらない」という後悔の声**が挙がっていました。

特に、夜間や曇りの日にはボディの陰影が分かりにくくなり、存在感が薄く感じられるかもしれません。

「華やかさ」や「力強い存在感」を車に求めるなら、エモーショナルレッドⅡやブラックマイカといった、より主張のあるカラーの方が満足度は高いかもしれませんね。

2. 夜間や悪天候の視認性

様々な研究で、車のボディカラーと事故率の関係が分析されています。

ある学術的な調査では、昼間であっても白に比べてグレーやシルバー、黒といったカラーは、事故に遭遇する相対的なリスクがわずかに高いという傾向が示されました。

これは、曇りや雨の日、夕暮れ時などに、背景の色に溶け込みやすくなるためと考えられます。

もちろん、安全運転をしていれば過度に心配する必要はありません。ですが、色による視認性の違いを意識し、早めのライト点灯や、いつもより丁寧なウインカー操作を心がけると、より安心ですね。

3. 水赤汚れは目立つ?→ゼロじゃない

「汚れに強い」と評判のアッシュですが、もちろん万能ではありません。

特に、**水道水に含まれるミネラル分が固まった、白いウロコ状の「水アカ(スケール痕)」**は、放置すると少し目立ってくることがあります。

これを防ぐためには、1〜2ヶ月に1回程度の定期的な洗車を心がけるのがおすすめです。

4. 暑さ対策への過信は禁物

先ほどメリットとして「黒よりは暑くなりにくい」とご紹介しましたが、それはあくまで比較の問題です。

JAFのテストでも分かる通り、白と黒でさえ車内最高温度の差は約5℃。色だけで夏の猛暑を快適に過ごすのは不可能です。

アッシュを選んだからといって安心せず、サンシェードを使ったり、日陰に駐車したりといった基本的な対策は、他のカラーと同じように必要になります。

▼後悔しないためのアドバイス

色選びで最も大切なのは、ご自身がその色を好きになれるかどうかです。後悔を防ぐ一番の方法は、**「晴れた日の屋外で実車を見ること」**です。できれば、日なたと日陰の両方でどのように色味が変わるかを確認してみてください。その上で「この色となら、毎日を気持ちよく過ごせそうだ」と思えれば、それがあなたにとっての正解だと思います。