カローラツーリングのフルモデルチェンジ最新情報が、自動車業界やファンの間で大きな話題になり始めています。「2025年にハイブリッド専用になったばかりだけど、次はいつ?」「2026年に全く新しいエンジンが出るって本当?」と、買い時を迷っている方も多いのではないでしょうか。
長く乗る愛車だからこそ、買った直後に新型が出て後悔したくないですし、逆に待っている間に値段が上がりすぎてしまうのも避けたいところです。そこで今回は、現在出回っている公式情報と有力なスクープ情報を徹底的に整理し、情報の取捨選択を行いました。
この記事を読めば、以下のポイントがスッキリ分かります。
この記事でわかること
- 「2026年フルモデルチェンジ説」が濃厚と言われる具体的な根拠
- 新開発1.5Lエンジンで燃費や走りはどう変わるのか(予想スペック)
- デザイン・サイズ・価格は現行モデルと比べてどうなるのか
- 結局、新型を待つべきか、熟成された現行型を買うべきかの判断基準
※この記事の情報は、2025年12月11日時点の調査データに基づいて作成しています。
【2026年最新】カローラツーリングのフルモデルチェンジが近い理由
現行モデルは登場から時間が経過し、2025年の改良でグレード整理が行われました。
これまでの「デビュー→マイナーチェンジ→グレード整理」の流れは、モデル末期によく見られる動きであり、次期型への準備段階と考えられます。
現行モデルの歩み(2019年デビューからの改良遍歴)
まずは、現在販売されている「カローラツーリング」が、どのような経緯をたどってきたのかを整理しておきましょう。車のモデルチェンジには一定のリズムがあります。このリズムを知ることで、次の変化が予測しやすくなります。
これまでのカローラツーリングの大きな動きは以下の通りです。
- 2019年9月:デビュー
12代目カローラシリーズのワゴンとして日本に登場しました。スポーティな見た目でワゴンのイメージを変えたモデルです。 - 2022年10月:ビッグマイナーチェンジ(大幅改良)
エンジンの変更や、メーターのフル液晶化など、見た目も中身も大きくリフレッシュされました。人間で言えば「働き盛りのスキルアップ」といったところでしょうか。 - 2025年5月:一部改良(現在)
ここで大きな動きがありました。ガソリン車が廃止され、「ハイブリッド専用車」になったのです。装備も強化されましたが、選択肢は絞り込まれました。
なぜ?2025年「ハイブリッド専用化」は新型の予兆か
2025年の改良で、ガソリンモデルがラインナップから消えました。実はこれ、自動車業界では「次世代への準備」としてよく見られる動きなんです。
フルモデルチェンジ(骨格からの作り直し)をするには、工場の生産ラインを大きく切り替える必要があります。その直前の時期に、現行モデルのバリエーションを減らして「ハイブリッド一本」に絞ることで、生産を効率化し、スムーズに次期型へバトンタッチする準備をしている可能性が高いのです。
つまり、今のカローラツーリングは「完成形」であると同時に、「最終形態」に近い位置にいると言えるでしょう。
▼なんでフルモデルチェンジ前に絞るの?
モデル末期に選択肢が多いと、ややこしいニッチ注文が最後の最後までもつれこみやすく、その少ない注文のために生産ラインを残しておかなければなりません。さらにはそのニッチ注文のために確保しておいた大量の未使用部品が出てしまうかもしれません。逆に絞っておけば、生産ラインも早々に畳みやすく、部品計算もしやすくなります。そのため、フルモデルチェンジの選択肢の絞り込みはよく行われる手法と言えます
▼整理されたラインナップの裏側を読む
通常、選択肢が減ることはネガティブに捉えられがちですが、この時期のグレード整理は「熟成極まれり」の合図でもあります。初期の不具合などが改善され尽くし、最も売れ筋の仕様だけが残されているため、製品としての信頼性は非常に高い状態にあると言えます。「最新機能」よりも「壊れにくさ・安定感」を重視するなら、実は今が一番の狙い目かもしれません。
※本記事は執筆時点の情報を整理したものであり、将来のモデルチェンジを保証するものではありません。最新情報は必ずカローラツーリング公式サイトをご確認ください。
新型カローラツーリングのフルモデルチェンジ時期はいつ?【2026年説の根拠】
公式発表はまだありませんが、2026年後半〜2027年前半ごろと予想するメディアが多く、有力視されている時期です。
「7年というモデルサイクル」と「トヨタの新エンジン生産スケジュール」が合致しているため、多くのメディアがこの時期を予想しています。
公式発表は?新型カローラツーリングの時期
まず、一番大切なことからお伝えしますね。
現時点でトヨタ自動車から「2026年にフルモデルチェンジします」という公式発表は一切ありません。
ネット上で見かける「2026年登場!」という情報は、あくまで自動車雑誌やWEBメディアによる「予想」や「スクープ」の段階です。欧州向けの2026年モデルも発表されていますが、これは現行型の小変更(年次改良)であり、フルモデルチェンジではありません。
フルモデルチェンジ「2026年」と言われる2つの根拠
火のない所に煙は立たないと言いますが、なぜこれほど具体的に「2026年後半、または2027年」と言われているのでしょうか。それには納得できる2つの理由があります。
- 「7年」という時間の法則
これまでの多くの車は、5年から7年程度の周期でフルモデルチェンジを行ってきました。現行型は2019年デビューなので、2026年でちょうど7年目を迎えます。長寿モデルになるとしても、そろそろ世代交代の時期なのです。 - 「新エンジン」の準備完了タイミング
トヨタは2024年に、次世代の「1.5L直列4気筒エンジン」を開発中であると発表しました。この新しい心臓部を量産車に載せられるタイミングが、投入時期は公式には明言されていません。複数メディアで『2026年ごろのカローラシリーズへの採用』が予想されています。カローラのような主力車種は、新しい技術のお披露目の場になりやすいため、このタイミングが重なると考えられているのです。
これらの状況証拠から、「2026年の末頃に発表され、2027年から街を走り出す」というシナリオが、今のところ最も有力視されています。
▼新エンジン投入のタイミングについて
トヨタが発表した「マルチパスウェイワークショップ」での新エンジン群は、明らかに次期主力車を見据えたものです。カローラクラスは世界中で販売されるため、燃費規制や排ガス規制の影響を強く受けます。現行のプラットフォーム(車台)を使い回すのではなく、この新エンジンを最適に積むために、車体ごと新しくする(=フルモデルチェンジ)可能性が高いとみる勢力が多い状況です。
※発売時期や仕様は予想に基づくものであり、変更となる可能性があります。正確な情報はカローラツーリング公式サイトや販売店にお問い合わせください。
【予想】新型カローラツーリングの現行モデルとの比較まとめ(燃費・価格・デザイン)
次期型は「新エンジンによる燃費向上」と「AI技術を取り入れた車内快適性」が目玉になりそうです。
サイズはほぼ維持されますが、デザインはより低くシャープになり、価格は若干の上昇が見込まれます。
ここからは、現在メディアなどで報じられている「有力な予想」をもとに、現行型と次期型(予想)を比較してみましょう。あくまで「こうなる可能性が高い」という情報としてご覧ください。
燃費と走りはどうなる?新型のパワートレイン予想
一番の注目ポイントは、車の心臓部であるエンジンの変化です。
| 項目 | 現行型(ハイブリッド) | 次期型(予想) |
|---|---|---|
| エンジン形式 | 1.8L 直列4気筒 | 新開発 1.5L 直列4気筒 |
| システム | 第5世代THS | 次世代ハイブリッドシステム |
| 燃費(WLTC) | 最大 29.5 km/L | 約 32.0 km/L 前後(予想) |
ここがポイント!
次期型では、エンジンの排気量が1.8Lから1.5Lへと小さくなる(ダウンサイジング)と予想されています。
「排気量が減るとパワーが落ちるのでは?」と心配になるかもしれませんが、新開発エンジンは効率が非常に良いため、パワー不足を感じさせずに燃費を大きく伸ばす狙いがあるようです。
特筆すべきは、コンパクトカーで主流の「3気筒」ではなく、振動の少ない「4気筒」を採用する可能性が高い点です。これにより、静かで滑らかな走りが期待できます。
▼「4気筒回帰」の深層
最近のコンパクトカーは燃費のために「3気筒」にするのがトレンドでしたが、次期カローラはあえて「4気筒」の新エンジンを積むと噂されています。3気筒特有の「ブルブル」という振動を嫌うユーザーは多いため、ここで「質感の高い走り」に舵を切ることは、カローラのブランド価値(大衆車から上質車への移行)を一段階引き上げる狙いがあるのかもしれません。
デザイン・サイズはどう変わる?エクステリア予想
日本の道路事情に合わせて、サイズ感は大きく変わらない見込みです。
- 全長(長さ):現行より1.5cmほど長くなる?(約4510mm)
- 全幅(横幅):1745mmで据え置きの予想(立体駐車場なども安心)
- 全高(高さ):さらに少し低くなる?(スポーティな印象に)
デザインは、最新のプリウスやクラウンのように、ヘッドライトが薄く鋭い「ハンマーヘッド」モチーフのデザインになりそうです。エンジンがコンパクトになる分、ボンネットを低くできるため、よりスポーツカーのようなシュッとした見た目になると言われています。
安全装備はAI化へ?Toyota Safety Senseの進化
現行型でも安全装備(Toyota Safety Sense)はトップクラスに優秀ですが、次期型では「AI」の活用が進む可能性が高いです
- ドライバー異常時対応:運転手の体調急変などを検知して、自動で減速・停車する機能の強化。
- プロアクティブドライビングアシスト:歩行者の飛び出しなどを「予知」して、ブレーキやハンドルをさりげなく支援する機能がさらに賢くなります。
- 高度な駐車支援:スマホでの遠隔操作など、クラウンクラスの機能が降りてくる可能性があります。
新型カローラツーリングの価格予想と値上げ幅
機能が上がる分、どうしても価格への影響は避けられません。
- 現行型:約236万円〜
- 次期型予想:約245万円〜(+10〜20万円程度?)
ただし、カローラはあくまで「みんなの車」という立ち位置です。レヴォーグのような300万円台後半が当たり前の高級ワゴンにはならず、あくまで「手の届く範囲」での値上げに留まるよう調整されるはずです。
▼価格上昇と残価のバランス
車両価格が上がると購入のハードルは上がりますが、人気車種であるカローラツーリングは、数年後の売却価格(リセールバリュー)も安定している傾向にあります。次期型で燃費がさらに良くなれば、ガソリン代の節約分とリセールの良さで、実質的な負担増は最小限に抑えられるかもしれません。「定価」だけでなく「維持費込みの総額」で見るのが賢い選び方です。
新型カローラツーリングの比較予想表
| 項目 | 現行(2025年一部改良後) | 次期型(2026年FMC予想) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2019年デビュー・継続販売 | 2026年後半〜2027年前半?(予想) |
| 世代 | 12代目カローラ系 | 13代目カローラ系(予想) |
| パワートレイン | 1.8Lハイブリッドのみ | 新1.5L直4+ハイブリッド(高確率)/ガソリンは海外中心? |
| 燃費 | HV:最大29.5km/L | HV:32km/L前後(予想) |
| ボディ | 4495×1745×1460mm | 「わずかに長く・低く」予想 |
| 安全装備 | 現行TSS(かなり充実) | TSS最新版+ドライバー異常時対応など(有力視) |
| 価格 | 約236〜334万円(標準グレード) +特別仕様は約320~342万円 |
+10〜20万円程度アップの予想 |
※スペックや価格はスクープ情報に基づく予測値です。実車とは異なる場合があります。詳細はカローラツーリング公式サイトにてご確認ください。
カローラツーリング フルモデルチェンジを「待つべきか」判断基準
10年乗るつもりなら「待つ」価値あり。
コストパフォーマンスや納期の早さを重視するなら、熟成された「現行型」が賢い選択です。
結局のところ、今買うべきか、2026年以降まで待つべきか。それぞれの状況に合わせて整理しました。
「新型を待つ」のがおすすめな人
- 最新技術にワクワクする人
新開発のエンジンや、AIを使った最新のナビ・安全機能に魅力を感じるなら、待つ価値は十分にあります。 - 一度買ったら10年は乗り続ける人
長く乗るなら、将来的な燃費規制や環境性能をクリアしている最新モデルの方が、長い目で見た時の満足度は高くなります。 - 車検までまだ1〜2年余裕がある人
急いで買い換える必要がないなら、正式発表を待ってから判断しても遅くありません。
「現行型を買う」のがおすすめな人
- 完成された安心感が欲しい人
新型車は、出た直後に細かな不具合(初期不良)が見つかることもあります。対して現行型は、数度の改良を経て弱点が潰されているため、品質としての安心感は抜群です。 - 予算を抑えたい人
モデル末期は、ディーラーとしても在庫を減らしたい時期です。値引き交渉がしやすかったり、お得なオプションキャンペーンがあったりする可能性があります。 - すぐに車が必要な人
新型の人気が出ると「納車まで1年待ち」ということも珍しくありません。現行型なら、比較的計算できる期間で手に入ります。
▼「待ち」のリスクも考慮する
「新型を待つ」という選択には、実は「価格高騰リスク」も含まれます。近年の車は、原材料費の高騰でモデルチェンジのたびに価格が大きく上がっています。「待ったはいいけれど、予算オーバーで買えなくなった」となっては本末転倒です。現行型の見積もりだけでも取っておき、自分の予算感と照らし合わせておくのが、後悔しないための防衛策です。
※購入の判断はご自身の状況に合わせて行ってください。最新の納期や価格情報はカローラツーリング公式サイトや販売店で確認しましょう。
【まとめ】新型カローラツーリング予想2026
2026年前後のフルモデルチェンジは濃厚ですが、現行型の完成度も極めて高いです。
「新しさ」を取るか、「熟成とコスパ」を取るか、ご自身のカーライフ計画に合わせて選びましょう。
今回の情報を整理すると、以下のようになります。
- 時期:2026年後半〜2027年前半のフルモデルチェンジが有力。
- 変化:新開発1.5Lエンジンの搭載、デザインの刷新、AI技術による安全装備の進化。
- 選択:最新スペックを求めるなら「待ち」、信頼性と納期・コストを重視するなら「現行」が正解。
カローラツーリングは、現行型であっても「安全装備」「走り」「使い勝手」のバランスが非常に良く、今買っても決して「古臭くて後悔する」ような車ではありません。
まだ噂段階の情報も多いですが、この「モデルチェンジ前のワクワクする期間」も含めて、車選びを楽しんでいただければと思います。
▼最後のひとこと考察
車は「欲しい時が買い時」とよく言われますが、これは真理です。新型を待ち続けて今の生活が不便になるよりは、今のベストな選択(現行型)をして、快適な時間を長く過ごすというのも一つの豊かさです。もし新型が出た時にどうしても欲しくなれば、リセールバリューの高いカローラなら、その時に下取りに出して乗り換えるという技も使いやすいですよ。
※本記事の情報は執筆時点の予測を含みます。正確な公式情報はカローラツーリング公式サイトにてご確認ください。

