新型CX30フルモデルチェンジ最新情報2026&予想【年表】

CX30のフルモデルチェンジ最新情報 マツダ

新型CX30のフルモデルチェンジ最新情報。このキーワードが気になって、購入のハンコを捺すのをためらっている方も多いのではないでしょうか。

「そろそろ新型が出るなら待ちたい」「でも、今のデザインも捨てがたい……」。デビューから6年が経過した今、その悩みは尽きません。しかし、実は直近の2025年後半に行われた改良で、現行モデルは「あえて今選びたくなる」ほどの驚くべき熟成を遂げていることをご存知でしょうか?

この記事では、メーカー公式発表から海外のスクープ情報までを徹底的にリサーチし、ディーラーの営業トークではない「いちユーザーの視点」で、以下の4つの疑問にズバリお答えします。

  • 2025年現在のCX-30は「買い」なのか?(最新改良の中身)
  • フルモデルチェンジは具体的にいつ頃になりそうか(2027年説の真偽)
  • 次期型では何が大きく変わるのか(ハイブリッド化や価格上昇)
  • 結局、あなたの状況なら「今買う」と「待つ」どっちが正解?

※この記事の情報は、2025年12月5日時点の調査データに基づいて作成しています。

CX30フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ等の変遷

先出しまとめ:デビューからほぼ毎年改良が加えられ、弱点が潰されてきました。特に2023年以降のデジタル面の強化により、現代の車として不足ないスペックを持っています。

CX30フルモデルチェンジ等 年表

「フルモデルチェンジが近いなら、今のモデルは古いのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、マツダの商品改良(年次改良)はかなり頻繁で、中身は別物と言っていいほど進化しています。

これまでの歩みを表にまとめてみました。実は1度もフルモデルチェンジを行っていません。

どんなことがあった?(主な変化)
2019年 CX-30 誕生!
MAZDA3をベースにした、街乗りにちょうどいいサイズのSUVとしてデビューしました。
2020〜
2022年
使い勝手の向上
細かい装備の見直しや、特別仕様車の追加などを行い、少しずつ熟成されました。
2023年
9月
画面が大きく見やすく!
ナビ画面が大型化(10.25インチ)し、一気に見やすくなりました。おしゃれな「レトロスポーツエディション」もこの時登場。
2024年
7月
より賢く便利に(Amazon Alexa対応)
「アレクサ、エアコンつけて」などが可能に。見守り機能などの安全装備も強化されました。
2025年
10〜11月
【最新】ついにタッチ操作解禁!&燃費アップ
スマホ連携画面(Apple CarPlayなど)がタッチで操作できるようになり利便性が大幅向上。ディーゼル車の燃費も良くなり、新グレード「XD Drive Edition」も仲間入りしました。
2026年
モデル
海外での新グレードの噂
海外では「Aire Edition」という新仕様の噂がありますが、日本への導入は未定です。
2027年
ごろ
次期モデルの予感?
アジア拠点での新型SUV生産の話などがあり、将来的にCX-30の後継や兄弟車が登場するかもしれません。

装備は最新?古さを検証

この表を見ていただくと分かる通り、2023年から2025年にかけて、車の中身(特にデジタル・IT周り)が集中的にアップデートされています。

初期型(2019年頃)のオーナーさんが今のCX-30に乗ると、「画面が大きくて見やすい!」「ナビが賢くなっている!」と驚くレベルの違いがあります。

  • 画面サイズ:昔の8.8インチから10.25インチへ。地図の見やすさが段違いです。
  • 機能面:Amazon Alexaで家の家電を操作できたり、見守り機能がついたりと、最新のトレンドをしっかり押さえています。

つまり、基本設計こそ2019年ですが、装備面では「最新モデルと戦える状態にアップデート済み」と言えます。

▼車選択メモの考察
マツダの「毎年改良する」という姿勢は、ユーザーにとって諸刃の剣でもあります。「買った翌年にいい装備がついた」という悔しい思いをするリスクがあるからです。
しかし、逆に言えば「いつ買っても、その時点の最新技術が乗っている」という安心感でもあります。特に2023年の画面大型化と2025年のタッチパネル対応で、ネガティブな要素はほぼ出尽くした感があります。これ以上の劇的な進化は、フルモデルチェンジまで「お預け」の可能性が高く、今は買い時として非常に安定した時期と言えるでしょう。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。

CX-30フルモデルチェンジはいつ?予想

先出しまとめ:公式発表はまだありませんが、2027年頃にCX-30クラスの新型SUVが登場する可能性が高いです。タイ工場での新型SUV生産計画から、2026年は現行型の最終熟成期間、2027年以降に『CX-30の後継候補』となるモデルが出るシナリオも考えられます。

次期型の公式発表と噂

一番気になる「次、いつ変わるの?」という点についてです。
まず、大切な事実として現在、マツダから「次期CX-30」に関する公式発表は一切ありません。

しかし、火のない所に煙は立たぬと言いますか、いくつかの周辺情報から時期が見えてきています。

モデルチェンジ周期の傾向

一般的に、日本車のフルモデルチェンジの周期は6年から8年と言われています。

  • CX-30デビュー: 2019年
  • 6年目: 2025年
  • 8年目: 2027年

現在6年目を迎えており、いつ新型の話が出てもおかしくない「モデル末期」に入りつつあるのは間違いありません。

海外発:2026・2027年情報

ここで、判断材料となる海外のニュースや噂を整理します。

  1. 北米市場の動き(2026年モデル):
    「Aire Edition」という新しいグレードの噂が出ています。こうした特別仕様は、一般的にモデル末期のテコ入れとして投入されるケースも多く、CX-30でも同様の狙いと見る向きがあります。
  2. タイ工場の計画(2027年頃):
    これが最も大きなヒントです。「マツダがタイ工場で2027年頃から新型SUVを量産し、日本を含むアジアへ輸出する」という報道があります。この新型SUVは「CX-30に近いサイズ」とされており、実質的な後継モデルになる可能性が指摘されています

新型登場スケジュールの予想

これらの情報をパズルのように組み合わせると、以下のような流れが現実的です。

  • 2025年〜2026年: 現行モデルを継続販売。海外でグレード追加など小規模な変更はあるが、大きな変化はなし。
  • 2027年頃: タイ工場で生産される「新型SUV(次期CX-30または後継車)」が登場し、日本でも発売。

つまり、「来年すぐに型落ちになってしまう!」というよりは、「あと1年〜2年くらいは現行のデザインでいける」という見方が強そうです。

▼車選択メモの考察
ここで気になるのは、2027年の新型が「純粋なCX-30の2代目」なのか、それとも「CX-20のような別名の新型車」なのかという点です。マツダは最近車種名の整理を進めており、欧州ではCX-3の後継として別の名前が挙がったりしています。
ただ、ユーザーとしては「名前」よりも「サイズとコンセプト」が重要です。報道にある「CX-30に近いサイズの新型」が出るのが2027年なら、我々が待つべきターゲットはそこでしょう。2026年はいわゆる「最終型」として、完成された現行モデルを楽しむ最後のチャンスになるかもしれません。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。

CX-30の現在地|2025年10月改良の最新情報

先出しまとめ:現行モデルは2025年10月に改良されたばかりの「完成形」に近い状態です。街乗りに最適なサイズ感と、高級車並みの内装品質を維持しつつ、最新のデジタル機能を取り込んでいます。

CX-30のサイズと立ち位置

まず、今のCX-30がどういう立ち位置の車なのか、改めて整理してみましょう。車に詳しくない方からすると、「マツダのSUVって種類が多くて違いがよく分からない」という声もよく聞きます。

2025年末時点で販売されているCX-30は、一言で表すと「街中で扱いやすいサイズなのに、中身はちょっと高級志向」という車です。

  • 兄貴分のCX-5より小さい: 取り回しが楽です。
  • 弟分のCX-3より広い: 後ろの席や荷室に余裕があります。
  • 立体駐車場に入る: 多くの機械式駐車場に対応する高さ制限(1,550mm以下)をクリアしています。

この「ちょうどよさ」が最大の武器ですね。

2025年商品改良の変更点

では、今ディーラーに行くと買える「最新モデル(2025年改良版)」は何が変わったのでしょうか。これまでの歴史の中でも、今回は使い勝手に直結するアップデートが入っています。

メーカー公式サイトなどの情報を整理すると、主な変更点は以下の通りです。

  1. スマホ連携が便利に: Apple CarPlayやAndroid Autoを使う際、ついに画面の「タッチ操作」ができるようになりました。これまではダイヤル操作が基本だったので、スマホ世代には嬉しい進化です。
  2. グレードの整理: 以前あった「Black Selection」などが整理され、より選びやすい構成になりました。「XD Drive Edition」という新しいグレードも追加されています。
  3. 内装のリフレッシュ: 一部グレードで内装色が変わるなど、見た目の新鮮さも保たれています。

現行エンジンの燃費と価格

現在選べるエンジンは、大きく分けて2種類です。

  • 2.0L ガソリン(マイルドハイブリッド): スムーズで軽快な走り。
  • 1.8L ディーゼルターボ: 力強い加速と燃料代の安さが魅力。

価格帯は、消費税込みで概ね約277万円〜369万円(グレードや駆動方式、特別仕様車の有無で変動)となっています。コンパクトSUVとしては「激安」ではありませんが、内装の質感を見ると「むしろ安いかも?」と思わせる説得力があります。

▼車選択メモの考察
今のCX-30を見ていて感じるのは、「熟成の極み」にあるという点です。2019年のデビュー当初、少し使いにくいと言われていたナビ周りやコネクティッド機能が、2025年モデルではほぼ解消されています。特に「タッチ操作対応」は地味ですが、毎日使う部分だけに満足度への影響は絶大です。「モデル末期だから古い」と切り捨てるのはもったいない、非常に完成度の高いプロダクトに仕上がっています。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。

次期型CX-30の変更点とスペック予想

先出しまとめ:ハイブリッド中心のラインナップへの転換と、ディスプレイのさらなる大型化が予想されます。デザインはよりシャープに、中身は電動化が進むでしょう。

外観デザインの進化予想

マツダのデザイン(魂動デザイン)は、新しいモデルが出るたびに彫りが深く、シャープになっています。
最近発表された「新型CX-5」や北米の「CX-50」の流れを見ると、次期CX-30も以下のようになる可能性が高いです。

  • 目つきが鋭く: ヘッドライトがさらに薄くなり、キリッとした表情に。
  • スタイル重視: 屋根を少し低く見せるなど、クーペのような流麗なシルエットに磨きがかかるでしょう。

ただし、「日本の立体駐車場に入る」という絶対的なメリットは捨てないはずです。サイズ感はキープしつつ、見た目の密度を上げてくるはずです。

ストロングハイブリッド化?

ここが一番大きな変化になりそうです。
これまでのマツダは「ディーゼルエンジン」が大きな魅力でしたが、これからは世界的な流れに合わせて「ハイブリッド(HEV)」に軸足を移すと見られています。

  • トヨタ系システムの採用?: 北米のCX-50ではトヨタのハイブリッドシステムを使ったモデルが登場しました。次期CX-30も、燃費性能を飛躍的に高めたストロングハイブリッドが主力になる可能性があります。
  • ディーゼルの行方: 縮小傾向にあるため、次期型ではラインナップから減るか、あるいは廃止される可能性もゼロではありません。

内装・ディスプレイの大型化

現行の10.25インチでも十分大きいですが、次はさらに大きくなりそうです。

  • 12〜15インチ級のディスプレイ: 兄貴分のCX-5新型では15インチクラスが採用されています。CX-30クラスでも、ダッシュボードの主役になるような巨大画面がつくかもしれません。
  • 音声操作の標準化: 「暑いからエアコン下げて」といった会話での操作が、より自然に、当たり前にできるようになるでしょう。

▼車選択メモの考察
次期型の最大の焦点は「走りの味」がどう変わるかです。現行のディーゼルエンジンの「ググッ」と背中を押されるようなトルク感は、今のマツダ車の大きな個性です。
もし次期型がハイブリッド主体になると、燃費は確実に良くなりますが、あの独特の力強さは「モーターの滑らかさ」に置き換わるかもしれません。「マツダ=ディーゼル」というイメージで車を選んでいる方にとっては、次期型の進化の方向性が自分の好みと合うか、慎重に見極める必要がありそうです。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。

新型CX-30の価格予想とグレード構成

先出しまとめ:高性能なハイブリッドや先進装備の搭載により、価格上昇は避けられません。中心価格帯は300万円〜400万円台へシフトすると予想されます。

値上げ確実?新価格帯の予想

残念ながら、次期型で価格が下がることはまずないでしょう。
部材費の高騰に加え、ハイブリッドシステムや大型ディスプレイ、高度な安全装備を載せるとなれば、コストは上がります。

【現行モデルの価格】
約 277万円 〜 369万円

【次期型の予想価格帯】
あくまで予測ですが、ライバル車(ヴェゼルやカローラクロスなど)の値上がり傾向を見ると、以下のようなイメージになります。

  • ベースモデル(マイルドHVなど):約290万円〜
    現在のスタート価格より10〜20万円ほど上がるイメージです。
  • ハイブリッド主力グレード:約350万円〜380万円
    「一番売れ筋」のグレードはこのあたりになりそうです。乗り出し価格では400万円が見えてくるでしょう。
  • 上級・4WDモデル:約400万円オーバー
    全部入りの豪華仕様は、完全にワンランク上の価格帯に突入しそうです。

次期グレード構成の予測

マツダは最近、グレードを分かりやすく整理する傾向にあります。次期型でも複雑な構成は避け、役割がはっきりしたグレード分けになると予想されます。

  1. 標準グレード: 必要十分な装備。価格重視。
  2. 上級グレード(L Pkg系): レザーシートや高級オーディオを装備した「小さな高級車」仕様。
  3. スポーティ/特別仕様: 黒いホイールや専用パーツで引き締めたモデル。

▼車選択メモの考察
「コンパクトSUVで400万円」と聞くと高く感じるかもしれません。しかし、今の車は安全装備だけでも数十万円分の価値があるセンサーが満載されています。
次期型では、おそらく「300万円を切るグレード」は客寄せパンダ的な存在になり、実際に多くの人が欲しくなる装備がついたグレードは300万円台後半になるでしょう。予算重視の方にとっては、価格設定が現行モデルよりもシビアな選択を迫られることになるかもしれません。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。


CX-30は待つべきか今買うべきか

先出しまとめ:安さとディーゼルの走りを求めるなら「今」。燃費と最新技術、リセールを重視するなら「待つ」。自分の優先順位で決めるのが正解です。

現行型を「今買う」メリット

フルモデルチェンジの噂がある中で、あえて今買うメリットは確実にあります。

  1. 予算を抑えたい人:
    次期型は値上がりが濃厚です。現行型は装備が充実している割に価格がこなれており、コストパフォーマンスは抜群です。
  2. ディーゼルの走りが好きな人:
    「燃料代が安くて、力強い」ディーゼルエンジンは、次期型でどうなるか不透明です。確実に手に入る今のうちに楽しむのは賢い選択です。
  3. 初期不良を避けたい人:
    デビューから6年が経ち、不具合やトラブルはほとんど出し尽くされています。工業製品としての信頼性は今がピークです。

新型を「待つ」メリット

逆に、1〜2年待てる余裕があるなら、次のような方は待つ価値があります。

  1. 燃費を最重視する人:
    現行型の燃費も悪くはありませんが、トヨタ系ハイブリッドなどを積むライバルには及びません。次期型で本格的なハイブリッドが出れば、維持費はグッと下がるはずです。
  2. 最新の運転支援が欲しい人:
    高速道路でのハンズオフ(手放し運転)に近い機能など、次世代の安全技術が欲しいなら、次期型を待つべきです。
  3. リセールバリュー(下取り)を気にする人:
    やはり新型が出た直後のモデルを買うほうが、数年後に売る時の値段はつきやすくなります。

比較まとめ:おすすめな人

表で整理してみましょう。

重視するポイント おすすめの選択
初期費用(車両価格) 現行型(今買う)
毎月の燃料代 次期型(待つ)
エンジンの力強さ 現行型(ディーゼル)
最新デジタル装備 次期型(待つ)※ただし現行も十分
車の信頼性・成熟度 現行型(今買う)

▼車選択メモの考察
車選びにおいて「欲しい時が買い時」というのは真理ですが、CX-30に関しては「今の完成度が凄まじく高い」という点を強調しておきたいです。
次期型はもちろん高性能になりますが、価格も上がり、操作系もタッチパネルに全振りするなど、必ずしも全員にとって「使いやすい」進化になるとは限りません。「物理ボタンが適度に残っていて、質感が高く、値段もそこそこ」というバランスは、現行型ならではの魅力です。もし今のデザインや内装に惚れているなら、モデルチェンジを待たずにオーナーになってしまっても、後悔することは少ないはずですよ。

※本記事は2025年12月時点の情報を基に執筆しており、将来の仕様を保証するものではありません。最新情報は必ずCX-30公式サイトをご確認ください。