ハスラー オレンジ(バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ2トーン)は、街でもアウトドアでも映える、ハスラーの“顔”とも言えるカラーですよね。
カタログの表紙を飾ることも多く、とても魅力的な色ですが、いざ自分が選ぶとなると「実際の評判はどう?」「派手すぎて飽きない?」「色褪せや汚れは大丈夫?」など、気になる点もたくさん出てくるかもしれません。
この記事では、そんなハスラーのオレンジ/ベージュ(E7T)について、購入前に知っておきたい情報を集めて分かりやすく整理しました。
【この記事でわかること】
- 実際のオーナーさん達のリアルな「口コミ・評判」
- 他の色と比べた「人気の度合い」
- 「色褪せ」や「傷・汚れ」などお手入れの疑問
- 最終的に「どんな人に向いている色」なのか
※この記事の情報は、2025年11月9日時点の調査データに基づいて作成しています。
ハスラー オレンジの口コミ評判【ツートン】
ハスラーといえば「この色!」というイメージに近い、バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ2トーン(カラーコード:E7T)。情報を集めてみると、“かわいい・映える”というポジティブな声が優勢な一方で、淡色ルーフの「雨筋」汚れや、“派手な色ならではの飽き”を心配する声も一部で見られました。展示車や試乗車として実車を確認できる機会があるため、ご自身の目でしっかり見比べて選ぶ方が多いのが、この色の特徴のようです。
実車確認での「ひと目惚れ」口コミ
このオレンジ/ベージュは、ディーラーさんのお店に展示車や試乗車として置かれていることが多いようです。
そのため「最初は他の色を考えていたけれど、実物を見たら想像以上にかわいかった」「ひと目惚れした」という声が見られました。
カタログやインターネットの写真で見るのと、実際に太陽の光の下で見るのとでは、色の見え方が違うこともあります。実車確認が、購入の最後の決め手になりやすい特徴があるようですね。
家族や友人からの「評判」と映え
「とにかくかわいい」「見ているだけで明るい気分になる」といった、見た目の印象を評価する声も非常に多く集まりました。
ご家族や友人・知人から「その色いいね!」と褒められやすい、という体験談も。
街中でも、キャンプ場のようなアウトドアの風景の中でもパッと目を引くため、「写真映えする」と感じる方が多いようです。
ベージュツートンの「柔らかさ」
ハスラーには、同じオレンジ色でもルーフ(屋根)が黒いツートンの設定もあります。
それと比べて、この「ソフトベージュ」のルーフは、車全体の印象をとても柔らかくしてくれます。
「キリッとした引き締まった黒もいいけど、優しい雰囲気の方が好み」という方に、このベージュルーフの組み合わせが選ばれている傾向があります。
「派手で飽きる?」汚れの懸念点
一方で、少し気になる点として「今はすごく気に入っているけれど、派手な色だから将来的に飽きないかな?」という心配の声も、ゼロではありませんでした。
また、ルーフ(屋根)が明るいベージュ色のため、「雨が降った後に、黒いスジ汚れ(雨筋)が目立ちやすいのでは?」という、お手入れに関する懸念も見られました。
▼情報を集めてみて感じたこと
口コミを調べてみると、「かわいい」というポジティブな声が圧倒的に優勢に感じられました。ただ、色の好みは本当に人それぞれです。この色が他と少し違うのは「展示車・試乗車として実物を見やすい」という点かもしれません。写真やネットの情報だけでなく、ぜひ一度、お近くのお店の「実車」で色合いを確認してみるのが良さそうですね。
※口コミは個人の感想であり、すべての人に当てはまるわけではありません。
※本記事で紹介する「人気」に関する情報は、特定の販売会社さんのサンプルや中古車市場の掲載状況を基にしたもので、メーカーによる全国の公式な色別シェアを示すものではありません。情報は調査時点のものであり、地域や時期によって変動する可能性があります。
ハスラー オレンジの人気は?
オレンジ/ベージュ(E7T)は、“見られやすく、選ばれやすい色”と言えそうです。スズキの公式サイトやカタログの作例として露出が多く、一部の販売会社さんの店内ランキングでも上位に入った例が見られます。さらに、展示車や試乗車としての配備も多いため、ご家族と実車を見て決めやすいのが強み。またハスラーの中古車市場を見ても、オレンジという珍しい色でありながら5.2%も流通比率があるようで、魅力を感じている人が多いのかもしれません。
人気ランキングや中古流通台数
ハスラーを販売しているスズキのディーラーの情報を一通り探してみましたが、多くのディーラーで人気カラーとして紹介されていました。
具体的に順位を出しているところでは、スズキディーラー(アリーナ芦屋中央)のハスラーの人気カラーランキングで、赤黒・カーキ・シルバーメタリックと並ぶ同率2位として、オレンジ×ベージュのツートンがランクインしているようです。
このほかでは、別店舗において「ハスラーと言ったらこの色という人気カラー」としてオレンジ×ツートンが紹介されていました(ランクは未掲載)
オレンジの中古流通台数
中古市場を見てみると2025年11月9日の集計データでは、11000台のうち580台程度、つまり全体の5%強(ただしこの数字はオレンジ群であり、オレンジ×ベージュのみじゃない)。多くはありませんが、一定の存在感と需要のあるカラーと見ることができます。
※あくまで個人的な目安ですが、車の色の流通比率は20%で超人気、10%で主流、5%から10%で準人気という認識です。逆に2%未満となれば不人気であり、たとえば2年連続で2%未満になってしまうと廃色となることも。
そのため、オレンジという車として珍しいカラーでありながら、5%も在庫があるのはハスラーのデザインとあわさって、かなり魅力的なカラーとなっていると言えるのではないでしょうか。
ハスラーのオレンジの人気の理由
ハスラーのオレンジ×ベージュのツートンは、2024年5月24日の一部仕様変更で登場して以降、頻繁に露出するようになりました。
ハスラーの2025年のカタログを見ても、カタログの表紙にオレンジ×ベージュのツートンが掲載されています。公式がオレンジ×ベージュをハスラーのヒーローカラーだと明言しているわけではありませんが、扱いはヒーローイメージ級の扱いをしています。
このように目に触れる機会が多くなると、おのずとオレンジの魅力に気づく人が多くなり、ハスラーのオレンジの人気に結び付いているようです。
ハスラー オレンジの色褪せは?
ハスラーのオレンジの色褪せは、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。なぜなら近年の自動車の塗装は、ベースコート(色の層)+クリアコート(保護層)の多層構造になっており、さらに光安定化剤(紫外線などの影響を抑える成分)を組み合わせることで、昔の車に比べて色褪せ(退色)への耐性は大幅に向上しています。
とはいえ、特に「ルーフ(屋根)」などの水平面は、紫外線・熱・酸性雨などの影響を直接受けやすいため、お手入れの差が出やすい部分です。また、鳥のフンや虫の汚れは塗装を痛めるため、「見つけ次第、すぐにケアする」ことが差を生むポイントになります。ただしルーフのベージュは、色褪せが分かりにくいため、そこは明確な強みと言えます。
ハスラーのオレンジの色褪せについて、1つずつ簡潔に見ていきましょう
現代塗装の色褪せ耐性
まず知っておきたいのは、現代の車の塗装技術はとても進歩している、という点です。
単に色を塗っているだけでなく、その上から塗装面を守る「クリア層」がしっかりと塗られています。
さらに、そのクリア層などには「光安定化剤(UVA/HALSなどと呼ばれる成分)」が含まれており、紫外線によるダメージを抑え、色褪せや黄ばみの進行を抑制する仕組みになっています。
そのため、昔の車でよく見られたような、数年で色がカサカサになってしまうような劇的な色褪せは、非常に起きにくくなっています。
色褪せしやすい場所 (屋根・ボンネット)
とはいえ、何もしなくても全く劣化しないわけではありません。
車のパーツの中で、特に過酷な環境にさらされるのが「ルーフ(屋根)」や「ボンネット」「トランク」といった“水平な面”です。
太陽からの紫外線や熱、雨、鳥のフンなどを真正面から受け止め続けるため、どうしても側面(ドアなど)に比べてダメージが蓄積しやすくなります。
こうした部分は、やはり日ごろのお手入れの仕方によって、数年後に差が出てきやすい場所と言えます。
オレンジとベージュの色特性
このツートンカラーの場合、色の特性も少し関係します。
鮮やかな「オレンジ色」の部分は、もし色合いがわずかでも変化した場合に、人間の目で“気づきやすい(変化が見えやすい)”色と言えます。ただし定期的な洗車など、適切な手入れをすれば長期で十分キレイを維持できるでしょう。
逆に「ソフトベージュ」の部分は淡い色なので、多少の変化は視覚上、オレンジほどは目立ちにくい傾向があると考えられます。
ハスラーのオレンジの色褪せと現実と対策
結論からいうと、オレンジかどうかよりも青空駐車や鳥の糞らの汚れの放置が、色褪せの主要因と言えそうです。ベージュや白などの薄い色ならわからないかもしれませんが、紫外線ら、色褪せしやすい環境に晒し続ければ、大抵の濃色や鮮色で色褪せが目立つことになるでしょう。
▼キレイを長持ちさせるヒント
青空駐車は屋根の問題ですが、情報収集の中で多く指摘されていたのが「鳥のフン」や「虫の死骸」でした。これらは酸性やアルカリ性が強く、短時間で塗装(クリア層)を侵食してしまうことがあるようです。
これらを見つけたら「気づいた時点ですぐに(水でふやかすなどして)優しく取り除く」ことを習慣にするのが良さそうです。また、新車購入時などに車全体をコーティング(ガラス系など)で保護したり、特にダメージを受けやすいボンネット先端やルーフ先端にだけ「PPF」という透明な保護フィルムを貼ったりするのも、有効な予防策になりそうですね。
※塗装の保証の扱いについては、新車購入時に受け取るメンテナンスノート(保証書)をご確認いただくか、お近くの販売店にご相談ください。紫外線や酸性雨、鳥のフン、虫の死骸といった外的要因や、使用に伴う経年変化は、一般的に保証の対象外となる場合があります。
ハスラー オレンジの傷や汚れは?
この配色で特に注意したい汚れは、淡色の「ソフトベージュ」ルーフに出やすい「雨筋」と、鮮やかな「オレンジ」ボディで目立ちやすい「虫・鳥のフン」の2点です。これらは早めの洗車で対応するのがコツ。また、傷については「ドアノブの内側(ドアカップ)」「ドアのフチ(ドアエッジ)」「バンパーやボンネット前面(飛び石)」が定番のポイント。これらは「PPF」や「保護フィルム」をあらかじめ貼っておく、“起きる前に防ぐ”対策が効果的なようです。
ベージュルーフの水垢・雨筋汚れ
この配色を選ぶ際、多くの方が気にされるのが、ルーフ(屋根)の「雨筋」かもしれません。
ボディに積もったホコリや汚れが雨で流れ、ルーフサイドや窓ガラスのフチに、黒いスジとして残りやすいようです。これは明るいベージュ色だからこそ目立ってしまう汚れですね。
これを防ぐ一番の方法は、汚れが固着してしまう前に「定期的に洗車」することです。洗車機だけでなく、たまには手洗いで、ルーフの水が流れる経路(水路まわり)を優しく洗ってあげると良さそうです。
ボディの虫汚れ・飛び石の傷
鮮やかなオレンジ色のボディやバンパー部分は、特に夏場の夜間走行後などに付着する「虫の汚れ」が目立ちやすいかもしれません。
色褪せの章でも触れましたが、虫や鳥のフンは塗装にダメージを与えるため、見つけたら早めに(できれば水やお湯でふやかしてから)除去するのがおすすめです。
また、走行中に避けられないのが「飛び石」による小さな傷です。これは特に、前を走る車から石が跳ねやすい「バンパー」や「ボンネットの先端」が傷つきやすい場所です。
▼傷や汚れを防ぐ「先回り」
情報をまとめると、車が傷ついたり汚れたりする場所は、ある程度「定番のポイント」が決まっているようです。
例えば、乗り降りの際に爪が当たりやすいドアノブの内側(ドアカップ)や、壁や隣の車にコツンと当てやすいドアのフチ(ドアエッジ)には、あらかじめ透明な保護フィルムや傷防止のモールを付けておくのが非常に効果的です(純正アクセサリーやカー用品店で入手できます)。
また、飛び石による傷がどうしても心配な「ボンネット先端」や「バンパー」には、専門の施工店で「PPF(ペイント・プロテクション・フィルム)」という分厚い保護フィルムを貼るという選択肢もあります。費用はかかりますが、「あ、傷がついたかも」という日々のストレスを減らすことにつながるかもしれませんね。
※傷や汚れの具体的なケア方法(コンパウンドの使用、タッチアップペイントなど)は、お車の状態や使用環境によって最適な手段が異なります。ご自身での判断が難しい場合や、新車時のコーティングに影響が出ないか心配な場合は、専門の施工店や販売店にご相談されることをおすすめします。
ハスラー オレンジに向いてる人は?
ハスラーのオレンジ/ベージュ(E7T)は、“ポップで明るい雰囲気”と“ベージュルーフの柔らかさ”を併せ持つ、ハスラーらしさを分かりやすく体現した配色です。「個性は出したいけれど、強すぎる印象は避けたい」「街乗りも週末のレジャーも、楽しい見た目の車で出かけたい」という方に特に注目されています。また、展示車や試乗車として実物を見られる機会が比較的多いため、ご家族の合意を得やすいのも特徴のようです。
「かわいい・映える」を重視する人
やはり一番は、「見た目のかわいさ」や「写真映え」を購入の決め手として重視する方でしょう。
街乗りで気分が上がるのはもちろん、キャンプやピクニック、海辺など、自然の風景の中でパッと明るく映える色合いです。
お出かけ先で、つい愛車の写真を撮りたくなってしまうような、楽しい見た目を求める方にぴったりかもしれません。
柔らかい雰囲気 (ベージュ) が好きな人
「ハスラーのような個性的なデザインは好きだけど、キツく見えるのは避けたい」という方にも向いています。
ルーフ(屋根)が黒ではなく「ソフトベージュ」なので、車全体の印象がとても柔らかく、親しみやすい雰囲気になります。
ご家族で車を共有する場合でも、性別や年齢を問わず受け入れられやすい、優しいデザインバランスが魅力です。
実車を見て「後悔」したくない人
口コミや人気度の情報にもあった通り、この色はハスラーの“顔”の一つとして、展示車や試乗車に選ばれている傾向にあります。
「高い買い物だから、カタログやネットの写真だけで決めるのは不安」「実車を見て、家族の反応も確かめたい」という慎重派の方にとって、実物を確認しやすい=納得して選びやすい色、と言えそうです。
実際にお店で見て、ご家族から「この色いいね!」と褒められたことが、購入の後押しになることも多いようです。
▼かんたん自己診断
もし迷ったら、ご自身に当てはまるかチェックしてみてください。
- □ 写真に撮りたくなるような明るい色が好き
- □ キリッとした黒ルーフより、柔らかい雰囲気が好み
- □ できるだけ実物を見て、家族の意見も聞いてから決めたい
- □ 週末の外遊びやレジャーで映える車に乗りたい
もし3つ以上当てはまるなら、このオレンジ/ベージュは、あなたのカーライフを彩る素敵な相棒になってくれるかもしれませんね。
※色の感じ方や好みには個人差があります。最終的なご判断は、ぜひお近くの販売店などで実車をご確認の上で行ってください。
参考出典:ハスラー 公式

