ハスラー ピンクの口コミ評判【人気】なくなった理由、ツートンら

ハスラーのピンクの口コミ評判 スズキ

ハスラー ピンクは、スズキの人気軽自動車ハスラーの歴代モデルの中でも、特に「可愛い」「個性的」と多くの注目を集めた特別なボディカラーです。

そのポップな見た目から、生産が終了した今でも「中古車で探している」という根強いファンの方がいらっしゃいます。

しかし、いざ中古で探すとなると、「実際、オーナーの評判はどうだったの?」「そもそも、なぜ新車(現行モデル)からピンクがなくなってしまったの?」と、気になる点も多いですよね。

この記事では、ハスラーのピンク色にスポットを当て、歴代オーナーの口コミや市場の動向を調査し、分かりやすく情報をまとめました。

【この記事でわかること】

  • オーナーのリアルな口コミ評判(満足点・懸念点)
  • 現行モデルからピンクがなくなった理由(推測)
  • ハスラーのピンク色がどんな人に「向いている」か
  • 中古車で探す場合の注意点やチェックポイント

※この記事の情報は、2025年11月10日時点の調査データに基づいて作成しています。

ハスラー ピンクの口コミ評判

ハスラーのピンク系の口コミ評判は、「可愛い」「唯一無二で目立つ」といった満足の声が多数を占める一方、「仕事場に乗っていきにくい」「家族(特に男性)が運転する際にためらう」「リセール(売却時の価格)が心配」といった懸念も同時に見られます。また、特に白ルーフの2トーン仕様は「汚れが目立ちやすい」という維持面での指摘もあります。

まず、大切な前提としてお伝えしたいことがあります。

ハスラーのピンク色(歴代のキャンディピンクメタリックや、チアフルピンクメタリック×ホワイト2トーンなど)は、とても個性的で人気がありましたが、現行モデル(新車)では設定がありません

そのため、ここでご紹介する口コミは、主に「歴代モデルのオーナーさんの声」や「これから中古車で探そうとしている方の視点」が中心となります。

口コミ:「可愛い!」唯一無二の満足感

ピンクを選んだ方の満足度は非常に高いようです。

「とにかく可愛い!」「お店で見て一目惚れした」という声が圧倒的に多く見られます。

「写真で見るよりも、実車の方が色がキレイだった」という感想も少なくありません。

ハスラーの持つ「遊べる軽」というデザインと、ポップなピンク色がうまくマッチして、「街で本当に映える」「信号待ちでよく見られる」「友達や家族にも褒められる」といった、所有する喜びを感じている方が多いようです。

まさに「唯一無二」の存在感が、最大の魅力と言えそうです。

評判:場面を選ぶ?家族の懸念

一方で、その目立つ色合いゆえに、購入をためらう理由も見受けられました。

最も多く聞かれるのが「乗っていく場面を選ぶ」という点です。

「職場への通勤」や「冠婚葬祭」といったフォーマルな場面では、少し目立ちすぎてしまうのではないか…と心配されるようです。

また、ご家族で車を共用する場合、「家族(特にご主人)も運転する」シーンで意見が分かれることも。

男性がピンク色を運転することに抵抗を感じるご家庭もあり、結果として白や黒、シルバーといった定番色に落ち着くケースもあるようです。

ピンクの汚れや色褪せ?維持とケア

「派手な色は色あせや汚れが心配」という声もあります。

まず色あせ(退色)については、近年のメタリック塗装(キラキラした粒子が入った塗装)はクリアコート(透明な保護層)で守られているため、「極端に早く色あせする」ことは考えにくい、という見解が多いです。(ただし青空駐車保管など、保管環境次第で退色・色褪せは十分に起こり得ます)

ただし、汚れの「目立ちやすさ」は別の話です。

特に人気だった「ピンク×白2トーン」のモデルでは、「白ルーフ(屋根)の水垢が目立ちやすい」という声が複数ありました。

また、ボディが明るい色なので、雨上がりの泥はねなどがコントラストで目立つと感じる方もいるようです。キレイな状態を保つには、こまめな洗車が大切なようです。

▼車選びの視点:
ピンクは「好き」という気持ちが満足度に直結する色だと感じます。リセールや他人の視線を気にしすぎると、せっかくの魅力が半減してしまうかもしれません。「自分が本当に乗りたいか」を一番大切にするのが良さそうです。

ハスラー ピンクのなくなった理由【人気など】

ハスラーのピンク色が現在(現行モデル)ラインアップからなくなった理由は、メーカーから公式には発表されていません。ただし、一般的に考えられる理由として、「白・黒などの定番色に比べて需要が限定的であった可能性」や「モデルチェンジや年次改良に伴うブランドイメージの変更(アースカラー重視など)」、そして「2トーンカラーの屋根色方針(白からベージュ系へ)の変更」などが複合的に影響したと推測されます。

「あの可愛かったピンク、どうしてなくなっちゃったの?」と、ラインアップから消えたことを残念に思う方は少なくないようです。まず大前提として、自動車メーカーが「特定のボディカラーを廃止した理由」を、「人気がなかったからです」などと詳細に説明することは、残念ながらほとんどありません。ですから、ここでお話しするのは「なぜピンクの設定がなくなったのか?」という疑問に対する、あくまで“推測”です。おそらく、どれか一つの理由ではなく、いくつかの要因が組み合わさっている可能性が高いと考えられます。

なくなった理由① ピンクの人気

ハスラーのピンクが無くなった理由、ひとつめの推測は、やはり「色の人気(需要)のバランス」です。

自動車は、どうしても白・黒・グレー(シルバー)といった定番色が、売上全体の多くを占める傾向にあります。ピンクはとても魅力的ですが、全体から見れば「超少数派」の部類に入ります。

2025年11月10日時点でのカーセンサーやグーネットなどの中古車市場の流通台数を見てみると、2.4%程度の流通台数しかありません。(1万台で250台弱程度)

工場では効率よく車を生産する必要がありますし、販売店も多くの在庫(売れ残りのリスク)を抱えることは避けたいと考えます。また、車のボディカラーは定期的に見直されます。年次改良などで新しい色を追加する(新しい枠を作る)ためには、採用率が低い色を整理する(枠から外す)という判断が起こりやすくなります。

なくなった理由② ブランドイメージの変化

ハスラーのピンクが無くなった理由には、人気と重なって、ハスラーの「ブランドイメージの変化」も影響した可能性があります。

初期のハスラーは「ポップでカラフル、遊べる軽」という印象がとても強かったです。一方、現行ハスラーでは、そうした魅力も残しつつ、「アウトドア」や「アースカラー(自然界にあるような色合い)」をより重視しているように見えます。

例えば、バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ(屋根)のような、キャンプや外遊びを連想させるカラーリングが前面に打ち出されています。こうしたブランドの再定義(イメージチェンジ)の中で、ポップな印象が強いピンク色の優先度が、相対的に下がったのかもしれません。

新型ハスラーのピンクの復活はあるか?

推測にはなりますが、新型ハスラーにピンクが復活する可能性は低いと思われます。

新型ハスラーにおいて、ピンクの立ち位置を担う色は「オレンジ×ベージュ2トーン」。こちらはスズキのカタログ表紙になっていたり、前面に押し出されてヒーローイメージとして使用されており、人気カラーランキングでも上位に位置していることも。

さらにハスラーの中古車市場(2025年11月10日時点)のオレンジの流通台数も5%強と、ピンクよりも多く、個性色ながら一定の地位を得ています。

もともとピンクの売上台数の推定割合も2%強と少なかったことを考えると、現在のハスラーのオレンジは個性色として十分な役割を果たしていると言えるでしょう。整理すると、ハスラーのピンクが復活する可能性が低いというよりは、ハスラーのオレンジの現状需要を考えてみると、変える必要性が無いと言ったところでしょうか。

可能性があるとすれば、車カラーのトレンドが地味系からポップ系へと再び変遷するぐらいのことが起こる必要があるかもしれませんね。

ハスラー ピンクが向いてる人

ハスラーのピンク色が向いてる人は、第一に「“可愛い”や“ポップ”な見た目を最優先したい」方です。また、現行モデルに設定がないため「中古車でじっくり探すことを厭わない」方、そして「仕事などフォーマルな場面での使用が少なく、私用メインで車を使う」方にも適しています。周囲の視線よりも「自分の“好き”を大切にできる」方にとって、最高の選択肢となるでしょう。

歴代ハスラーのピンクは、今なお根強いファンがいる魅力的なカラーです。

では、どんな方に特に向いているのでしょうか。10のタイプに分けてみました。

「後悔しない」好きを優先できる人

何よりも「可愛い!」「この色が好き!」という気持ちを大切にしたい方です。

  • 性能や燃費よりも、まず「見た目の可愛さ」を重視する人。
  • 「街で目立ちたい」「SNSで映える写真が撮りたい」という人。
  • 周囲の視線よりも「自分の満足感」を優先できる人(男性オーナーも含む)。
  • ハスラーの「遊べる軽」という世界観を、ポップな方向で楽しみたい人。
  • 「噂や固定観念」に左右されず、自分の好みで判断できる人。

使う場面(ライフスタイル)が合う人

車の使い方(ライフスタイル)も重要です。

  • 主に運転するのが女性の方、または家族みんながピンク色に賛成しているご家庭。
  • 車を通勤やフォーマルな場で使う機会が少ない「私用メイン(セカンドカーなど)」の方。
  • 売却時の価格(リセール)を最優先せず、「気に入った車に長く乗りたい」と考えている方。

中古車探しを楽しめる人【後悔ポイント】

最後に、これが最も重要かもしれません。

  • ピンクは新車で買えないため、「中古車市場でじっくりお宝を探す」ことが前提だと理解している人。
  • 中古車サイトで「ピンク」を指定して検索し、候補が見つかったら実車をしっかり確認できる(状態チェックを厭わない)人。

特にピンクは色人気の流通割合が少ないため(1万台あって200台程度)、中古車の品質にもかなり気を配る必要があります。流通台数の少なさゆえに、品質のいいハスラーのピンクの中古はすぐに出てしまう可能性がありますし、早く欲しいからと手間を省くと大きな損失を被る可能性があります。

ピンクが向かない可能性のある人

逆に、以下のような方には、ピンクはあまり向かないかもしれません。

  • 仕事や冠婚葬祭など、フォーマルな場面で車を使うことが多い方。
  • 家族(特に男性)の運転機会が多く、色の合意形成が難しい方。
  • 「絶対に新車じゃないと嫌だ」という方(※現行設定がないため)。
  • 数年で乗り換える前提で、リセール(売却額)を最も気にする方(定番色の方が安全な可能性があります)。

中古ピンクハスラー探しのコツ

もし中古で探すなら、こんな点に注目してみてください。

  • 白ルーフの状態:2トーンの場合、水垢や塗装のくすみがないか、重点的にチェックしましょう。
  • 実車確認:晴れの日、曇りの日など、光の条件で色の見え方が変わります。屋外での確認が理想です。
  • 保管方法:もし青空駐車(屋根のない場所)で保管する場合は、汚れが固着する前にこまめに洗車したり、簡易コーティングをかけたりすると、キレイな状態を保ちやすくなります。

▼車選びのヒント:
ピンクのハスラーは、「理屈」よりも「感情」で選ぶ車だと感じます。口コミで見たデメリットを理解した上で、それでも「可愛いから乗りたい!」と思えるなら、きっと最高のカーライフが待っているはずです。中古でしか出会えない「一点モノ」を探す感覚ですね。

参考出典:ハスラー 公式