新型CX5のフルモデルチェンジに関する最新情報が、欧州マツダの発表や国内メディアの取材によって徐々に明らかになってきました。「ディーゼル廃止って本当?」「ボディが大きくなって運転しにくくならない?」といった疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私たちユーザーが一番気になる「使い勝手」や「買い時」に焦点を当て、現時点で判明している公式情報と信頼性の高い予想情報を分かりやすく整理しました。専門用語はできるだけ噛み砕き、以下の4つのポイントを中心にお伝えします。
- 日本での発売時期はいつになるのか(2026年予想)
- サイズアップで室内や荷室の広さはどう変わるのか
- ディーゼル廃止後のエンジン構成とハイブリッドの実力
- 「現行型を急いで買うべきか、新型を待つべきか」の判断基準
※この記事の情報は、2025年12月4日時点の調査データに基づいて作成しています。
新型CX5のフルモデルチェンジ:最新情報まとめ
3代目は「ディーゼル廃止」でハイブリッド専用車へ。サイズ拡大で後席と荷室が広くなり、ファミリーユースに特化した「道具感」のあるSUVに生まれ変わります。
マツダの屋台骨を支える人気SUV、CX-5がついにフルモデルチェンジを迎えます。
3代目となる新型は、これまでの「スタイリッシュだけど少し狭い」というイメージを払拭し、実用性を大きく向上させたモデルになりそうです。
まずは、忙しい方のために要点だけをざっくりと整理しました。
フルモデルチェンジの変更点一覧
- 日本発売時期:公式には2026年中と明言されており、後半(7月〜11月頃)が濃厚との見方がある。欧州では一足早く2025年末に登場します。
- ボディサイズ:全長とホイールベースが約11cm延長。これにより後席と荷室が大幅に広くなりました。
- パワーユニット:ディーゼルは廃止。当初は「2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド」で、遅れて「ストロングハイブリッド」が登場予定です。
- インテリア:CX-60譲りの上質感に加え、マツダ初の「Google built-in」対応の巨大モニター(最大15.6インチ)を採用します。
「走りの楽しさ」はそのままに、弱点だった居住性を改善し、時代に合わせて電動化(ハイブリッド化)へ舵を切った。これが新型CX-5の正体です。
▼車選択メモの考察
これまでのCX-5ファンにとって「ディーゼル廃止」はかなり衝撃的なニュースかもしれません。しかし、世界的な電動化の流れや排ガス規制を考えると、マツダが生き残るための「聖域なき改革」とも言えます。その分、ハイブリッドの完成度や、広くなった室内の使い勝手にはかなり期待が持てそうです。既存のディーゼルユーザーが納得できるだけの「燃費」と「トルク感」を、新しいハイブリッドシステムでどこまで再現できているかが、乗り換えのカギになるでしょう。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。発売時期や仕様は変更になる可能性があります。最新情報はCX-5公式サイトやディーラーにてご確認ください。
新型CX-5のフルモデルチェンジはいつ?【日本発売時期】
日本発売は2026年後半との見方が多い一方で、公式には『2026年中』までしか示されていません。欧州先行発売の後、約半年〜1年遅れで日本に導入されるスケジュールになりそうです。
「いつ買えるの?」というのが一番気になるところですよね。
公式発表とメディアの予想を合わせると、日本での発売はもう少し先になりそうです。
発売時期の公式発表と予想
- マツダ公式発表:欧州では2025年末に発売。その他の市場(日本含む)は「2026年中に導入予定」としています。
- メディアの予想:日本での発売は、2026年の7月から11月頃になるという見方が有力です。
日本発売が遅れる理由とは
「日本のメーカーなのに、なぜ日本が後回し?」と思うかもしれません。
これには、マツダのグローバル戦略が関係しています。CX-5は欧州や北米で非常に人気が高く、まずは環境規制が厳しい欧州市場へ新型(ハイブリッド車)を投入し、厳格な環境規制への対応を優先している可能性があります。
日本市場向けには、ジャパンモビリティショー2025(旧東京モーターショー)での実車お披露目を経て、満を持して発売という流れが予想されます。
現行型CX-5の販売状況
現行型(2代目)CX-5も、すぐに販売終了するわけではありません。
現在はグレードを整理しつつ継続販売されており、大きな受注停止のアナウンスもまだ出ていません。新型が出るまでの間は、熟成された現行モデルを選ぶという選択肢も十分に残されています。
▼車選択メモの考察
発売まで1年以上あるということは、逆に言えば「じっくり貯金ができる」期間でもあります。また、現行型のディーゼルモデルを新車で手に入れる「最後のチャンス」が、この2025年から2026年前半にかけての期間とも言えます。「熟成の現行か、革新の新型か」。この期間は、私たちユーザーにとって非常に悩みがいのある、ある意味で贅沢な時間になるかもしれません。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。実際の発売日は変更になる可能性があります。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5のサイズと外観デザイン【フルモデルチェンジ】
全長が約11cm伸びて伸びやかなプロポーションに。「Wearable Gear」をテーマに、街にも自然にも馴染むデザインへ進化します。
新型CX-5のデザインコンセプトは「Wearable Gear(ウェアラブル・ギア)」。
直訳すると「着られる道具」。お気に入りのアウトドアウェアのように、毎日気兼ねなく使えて、街中にもキャンプ場にも似合う。そんな相棒のような存在を目指しているようです。
新旧ボディサイズ・全幅比較
気になるサイズの変化を、現行型と比較してみましょう。
| 項目 | 現行CX-5(2代目) | 新型CX-5(3代目) | 差分 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4575mm | 4690mm | +115mm |
| 全幅 | 1845mm | 1860mm | +15mm |
| 全高 | 1690mm | 1695mm | +5mm |
| ホイールベース | 2700mm | 2815mm | +115mm |
全長・ホイールベース拡大の影響
一番の注目点は、全長とホイールベース(前輪と後輪の間隔)が115mmも伸びたことです。
一方で、全幅は+15mmの拡大にとどめ、1860mmとしています。これは日本の多くのパレット式駐車場や、狭い道路でのすれ違いに配慮したギリギリのサイズ感と言えるでしょう。
見た目としては、フロントウィンドウが少し立ち上がり、ボンネットが水平に長く見えることで、よりSUVらしい力強さが増しています。
▼車選択メモの考察
「全長の拡大分を、そのままホイールベースの延長に使った」という点が非常に興味深いです。通常、デザインの都合で鼻先(オーバーハング)を伸ばすことも多いのですが、マツダはここを「室内の広さ」と「走行安定性」に全振りしてきました。取り回し性能(最小回転半径)は若干悪化する可能性がありますが、それ以上に「得られるメリット(広さと安定感)」を優先した設計思想が見て取れます。これは、見た目重視から実用重視への、マツダの明確な意思表示かもしれません。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。日本仕様の最終的なサイズは変更になる可能性があります。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5の内装・荷室サイズと車中泊
後席足元が広くなり、荷室長もアップ。ファミリーでの使い勝手や車中泊性能が、現行型より格段に向上しています。
「CX-5はカッコいいけど、後席と荷室がちょっと狭い…」
そんな風に購入をためらっていた方には、朗報です。新型はそこを徹底的に改善してきました。
EU向けの新型CX5の動画では、室内に十分なスペースを確保していることをアピールしているのが分かる。
・後部座席を倒して自転車を乗せたり
・後部座席を上げてチャイルドシードを乗せたうえで
・荷台に十分なスペースがあることがわかる
後席の足元は広くなる?
ホイールベースの延長恩恵を一番受けているのが後席です。
膝前のスペースは+64mm拡大。現行型では「こぶし2個分」くらいだったのが、新型では「こぶし2.5個以上」になります。
また、ドアの開く角度が80度まで広がり、開口幅も広がったため、チャイルドシートの着脱や、お年寄りの乗り降りがかなりスムーズになります。
荷室容量と寸法の変化
荷室の長さ(奥行き)も+45mm伸びました。
たった4.5cm?と思うなかれ。この差によって、これまで横向きにしないと入らなかったベビーカーやゴルフバッグが、縦向きにストンと入るようになるケースが増えます。
また、荷室の床面高さを少し下げているため、重い荷物を持ち上げる負担も減っています。
フルフラットで車中泊は可能?
アウトドア好きには見逃せないのが「車中泊」への適性です。
後席を倒した時の段差が少なくなり、荷室長が伸びたことで、大人が横になった時の余裕が生まれました。現行型でも工夫すれば車中泊は可能でしたが、新型では「より快適なごろ寝」ができる空間に仕上がっています。
▼車選択メモの考察
これまでのマツダ車は「運転席優先(ドライバーズカー)」という色が強く、後席や荷室は二の次になりがちでした。しかし新型CX-5は、明らかに「同乗者」や「家族」の方を向いています。これは、CX-60やCX-80といった上位モデルが登場したことで、CX-5が無理に高級路線や走り一辺倒を演じる必要がなくなり、本来の役割である「実用的なミドルSUV」という立ち位置に回帰できたからかもしれません。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。内装の仕様はグレードにより異なります。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5はディーゼル廃止?ハイブリッド燃費予想
ディーゼルは廃止。主力は「2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド」になり、遅れて「ストロングハイブリッド」も追加されます。
ここが今回の一番の議論ポイントでしょう。
CX-5の代名詞とも言えた「クリーンディーゼル」が、新型では設定されません。
パワートレインとスペック予想
- 発売当初:2.5Lガソリン+マイルドハイブリッド(e-SKYACTIV G 2.5)
2.5Lの余裕あるエンジンに、小さなモーターを組み合わせて発進をアシストします。燃費と走りの滑らかさを向上させるシステムです。 - 2027年頃追加:2.5Lガソリン+ストロングハイブリッド(SKYACTIV-Z)
こちらはプリウスのようにモーターだけでも走行できる本格的なハイブリッド。ハリアーハイブリッドと同等の20〜22km/Lクラスの燃費が期待されるという予想が多いです。
ディーゼル廃止の理由
最大の理由は「排ガス規制」です。
世界的に規制が厳しくなる中、これ以上ディーゼルエンジンの開発コストをかけて規制に対応させるのは難しいという判断でしょう。また、CX-5のメイン市場である北米ではディーゼルが売っていないため、グローバルで部品を共通化したいという事情もあります。
▼車選択メモの考察
長距離を走るユーザーにとって、軽油の安さとディーゼルの燃費は大きな魅力でした。それが無くなるのは痛手ですが、一方で「ディーゼルの音や振動が苦手」「チョイ乗りですぐに煤(スス)が溜まるのが心配」という層には、ハイブリッド化はむしろ歓迎される変化です。2.5Lの大排気量NAエンジンにモーターを足すという構成は、ダウンサイジングターボとは違う、マツダらしい「自然で気持ちの良い走り」へのこだわりを感じさせます。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。エンジンスペックや燃費は予想値を含みます。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5の乗り心地と静粛性の進化
ホイールベース延長で「しっとりとした安定感」のある乗り味へ。CX-60で指摘された硬さを反省し、しなやかさを重視したセッティングになりそうです。
車が大きくなると、走りはどう変わるのでしょうか。
一般的に、ホイールベースが長くなると、高速道路での直進安定性が増し、ピッチング(前後の揺れ)が抑えられ、乗り心地が良くなる傾向があります。
サスペンションと乗り味の改善
上級モデルのCX-60では、発売当初「足回りが硬すぎる」「突き上げがある」という指摘が多くありました。
新型CX-5ではその反省を活かし、サスペンションをガチガチに固めるのではなく、ボディ剛性を上げつつ足はよく動く、しなやかな乗り味を目指しているようです。
マイルドハイブリッドの走行性能
マイルドハイブリッドのモーターアシストは、アイドリングストップからの復帰や、発進時の一瞬の重さを消すのに役立ちます。
これにより、ガソリン車特有の出足のもたつきが解消され、静かでスムーズな「高級車のような走り出し」が期待できます。
▼車選択メモの考察
現行CX-5も熟成が進んで乗り心地は良いですが、やはり段差では「トンッ」という硬さを感じることがあります。新型はホイールベース延長という物理的なメリットがあるため、細かいセッティングに頼らなくても「車格が一つ上がったようなゆったり感」が出しやすいはずです。ハリアーのような「包まれるような乗り心地」にどこまで近づき、かつマツダらしい「意のままの操縦性」を残せるか。エンジニアの腕の見せ所ですね。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。乗り味は個人の感覚によります。試乗等はCX-5公式サイトで確認してください。
新型CX-5のナビ・安全装備とGoogle機能
マツダ初の「Google built-in」搭載が目玉。スマホ感覚でGoogleマップが使えます。安全装備も最新の透明表示機能などが追加されます。
内装のデジタル化において、新型CX-5はマツダの中で一気にトップランナーに躍り出ます。
大型ディスプレイとGoogle搭載
- モニターサイズ:最大15.6インチ(または12.9インチ)。ノートパソコン並みの画面がセンターに鎮座します。
- Google built-in:車そのものにAndroidが入っているイメージです。スマホを繋がなくても、車の画面で直接GoogleマップやGoogleアシスタントが使えます。ナビの地図更新にお金を払う必要がなく、常に最新の地図で走れるのは大きなメリットです。
最新の安全装備と機能
360度ビューモニターも進化し、まるで車体が透明になったかのように、床下の路面状況を表示する機能などが追加される見込みです。狭い駐車場や、ちょっとした悪路を走る際の安心感が違います。
もちろん、自動ブレーキやレーンキープアシストといった基本機能も、最新世代へアップデートされています。
▼車選択メモの考察
これまでマツダは「画面は触らせない(コマンダーコントロールで操作する)」という安全思想を貫いてきました。しかし、Google built-inの採用は、ついにタッチ操作をメインに据えることへの転換を意味します。「運転中の注視」を防ぎつつ、どうやってタッチパネルを使わせるのか。あるいは音声操作(Googleアシスタント)の実用性がそこまで高いのか。このヒューマンマシンインターフェース(HMI)の変化は、既存のマツダユーザーにとって一番の戸惑いポイントになるかもしれません。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。装備内容はグレードにより異なります。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5の価格予想とライバル車比較
価格は300万円〜500万円弱程度に上昇予想。コスパ重視から、ハリアーやZR-Vと真正面から戦うプレミアム路線へシフトします。
高性能な装備やサイズアップに伴い、価格も現行モデルより上がることが予想されています。
グレード別乗り出し価格予想
| 区分 / パワートレイン | 想定ゾーン(2WD) |
|---|---|
| マイルドHV・エントリー | 310〜350万円 |
| マイルドHV・中間グレード | 350〜380万円 |
| マイルドHV・上級グレード | 400〜420万円前後 |
| ストロングHV・エントリー | 380〜400万円前後 |
| ストロングHV・中〜上級 | 430〜480万円前後 |
| 4WD化による上乗せ | +20〜30万円程度 |
ざっくりイメージ
- 今の「20S(2.0Lガソリン)」が280万ちょっとなのに対して、
- 新型のマイルドHVエントリー(2.5L)が310〜330万くらいに上がる
- 「装備をそれなりに付けた中間グレード」で350〜380万くらい
- 「ほぼ全部入りの上級」で400〜420万くらい
- 「ハイブリッドの上級」で450万前後
現行からの価格上昇の理由は、「装備進化」「サイズ上昇」「安価の2.0Lガソリン仕様の廃止予想」によるものです。フルモデルチェンジ分のスペック上昇を、現行のグレードアップやオプションプラスに補おうとすれば、30万じゃ効かないので妥当な価格上昇と言えます。
ハリアーなどライバル車比較
この価格帯になると、ライバルは以下のようになります。
- トヨタ ハリアー:ブランド力とリセールの王者。ハイブリッドの燃費も最強。
- ホンダ ZR-V:走りの良さとハイブリッド(e:HEV)の爽快感で人気。
- 日産 エクストレイル:e-POWERによる電気自動車のような走りと4WD性能。
これまでのCX-5は「この性能でこの安さ!?」というコストパフォーマンスが武器でしたが、新型は「値段はライバルと同じだけど、質感が凄い」という勝負の仕方に変わります。
▼車選択メモの考察
「300万円台前半で買える、見栄えの良いSUV」としてのCX-5の役割は、今後は「CX-30」や、中古の現行CX-5が担うことになるでしょう。新型CX-5は、明確にハリアーの市場を奪いに来ています。ただ、ハリアーのブランド力は強力です。そこに割って入るためには、単なるスペックだけでなく、「マツダにしかない色気」や「所有する満足感」をどれだけカタログ数値以外で訴求できるかが勝負になりそうです。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。価格はメディア予想を含む参考値です。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
新型CX-5を待つべきか現行を買うべきか
「ディーゼル派」「コスパ派」は現行型を急ぐべき。「広さ重視」「最新機能派」は迷わず新型を待つのが正解です。
最後に、今の時点で「現行を買うべきか、新型を待つべきか」を整理してみましょう。
現行型CX-5がおすすめな人
- ディーゼルエンジンが大好き:太いトルクと安い軽油代は、新型では手に入りません。
- 予算を抑えたい:熟成されたモデルを、比較的安価に手に入れたいなら今です。
- ダイヤル操作が好き:タッチパネルよりも、手元のコマンダーコントロールで操作したい人。
- サイズは今のままでいい:今の駐車場がギリギリで、これ以上大きくなると困る人。
新型モデルへの乗り換え推奨派
- 後席に人をよく乗せる:家族や友人の快適性を考えるなら、新型の広さは圧倒的です。
- 荷物をたくさん積む:キャンプや車中泊、ベビーカーの積載など。
- 新しいもの好き:Googleマップ連動や、最新のデザインに乗りたい人。
- 静かな車がいい:ディーゼルの音よりも、ハイブリッドの静粛性を好む人。
▼車選択メモの考察
リセールバリュー(売却価格)の観点で言うと、現行型のディーゼルモデルは「新型にディーゼルがない」という希少性から、意外と値落ちしにくい可能性があります。逆に、現行のガソリンモデルは、新型のマイルドハイブリッドとキャラが被るため、相場が下がるかもしれません。「とりあえず現行ディーゼルに乗っておいて、新型の評判が出揃ってから考える」というのも、賢いカーライフ戦略の一つと言えそうです。
※本記事は執筆時点(2025年12月)の情報を基に構成しています。購入の判断はご自身のライフスタイルに合わせてご検討ください。最新情報はCX-5公式サイトにてご確認ください。
まとめ:CX-5フルモデルチェンジ最新情報
長くなりましたが、新型CX-5のフルモデルチェンジ情報をまとめます。
これまでの「ドライバー中心のスポーティSUV」から、「家族みんなが快適で、毎日使える上質な道具」へと大きくキャラクターを変えてきそうです。
- 発売:日本は2026年後半が有力。
- サイズ:全長・ホイールベース拡大で、後席と荷室が広く快適に。
- エンジン:ディーゼル廃止。ハイブリッド中心のラインナップへ。
- 装備:Google搭載の巨大画面で、使い勝手がスマホ世代へ進化。
現行型の完成度が非常に高いだけに、変わることへの不安もあるかもしれません。
しかし、マツダが社運をかけて送り出す主力車種です。「ただ大きくなっただけ」では終わらない、私たちを驚かせるような仕掛けがきっとあるはずです。
正式発表を楽しみに待ちましょう!

