「新型フォレスターはひどい」という声を見て、買って後悔しないか不安になっていませんか。
結論からいうと、新型フォレスターは安全性や悪路での安心感、使い勝手を高く評価する声がある一方で、価格の高さやサイズ感、乗り味の好みで合わないと感じる人がいるのも事実です。
この記事では、良い面だけでなく気になる点もあわせて整理しながら、新型フォレスターが向いている人・後悔しやすい人をわかりやすく解説します。
■ この記事でわかること
- 新型フォレスターが「ひどい」と言われる理由
- 新型フォレスターの強みと弱み
- 新型フォレスターが向いている人の特徴
- 買って後悔しやすい人の傾向
- フォレスターの年次改良2026の変更点まとめはこちら
※この記事の情報は、2026年3月22日時点の調査データに基づいて作成しています。
新型フォレスターはひどい?最強か、後悔するか結論
新型フォレスターは「ひどい車」ではなく、安全・走破性・使いやすさを重視する人にはかなり相性のいいSUVです。
結論から言うと、新型フォレスターは万人向けの満点SUVではないが、ハマる人にはかなり満足度が高い車です。
理由はシンプルで、見た目の派手さや燃費一点勝負ではなく、安全性・視界のよさ・雪道や雨の日の安心感・家族での使いやすさを高いレベルでまとめているからです。
しかも、全車AWD、最低地上高220mm、新世代アイサイト、グレードによってはアイサイトXまで用意されており、「毎日使いやすく、いざという時にも強い」というSUVらしい本質をしっかり押さえています。(フォレスター主要諸元)
一方で、価格は安くありません。人気どころでは400万円台に入るグレードも多く、「街乗り中心で、できるだけ安く済ませたい」という人には重く感じやすいです。つまり、良い車なのは確かだが、使い方と価値観が合うかどうかで評価が大きく変わる車だと考えると分かりやすいです。(フォレスター グレード・価格情報)
| 見るポイント | 評価 | ひと言でいうと |
|---|---|---|
| 安全性 | かなり強い | 家族持ちにも安心しやすい |
| 悪路・雪道対応 | かなり強い | SUBARUらしさが出る部分 |
| 街中での扱いやすさ | サイズの割に良好 | 視界のよさが助けになる |
| 価格の手頃さ | 弱め | 安さ重視なら重い |
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
新型フォレスターの強み
強みは「安全」「見やすく運転しやすい」「悪路や雪道に強い」「荷物も人も載せやすい」の4本柱です。
安全性能は本当に高い
新型フォレスターの一番分かりやすい強みは、安全装備の充実です。
新世代アイサイトは、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラと前後4つのレーダーを組み合わせた構成です。初心者向けに言い換えると、車のまわりを見る「目」が増えて、危険を早く見つけやすくなったイメージです。交差点や見通しの悪い場面にも配慮されており、運転が不安な人ほど恩恵を感じやすいポイントです。(フォレスター公式サイト)
さらに、全車に8つのエアバッグを備え、歩行者保護エアバッグも採用しています。しかも現行フォレスターは2026年2月にJNCAP 2025年度のファイブスター賞を受賞しており、安全面の評価材料はかなり強いです。(SUBARU JNCAPファイブスター賞受賞情報)
JNCAP 2025年度のファイブスター賞は、2026年2月の速報時点、または記事執筆(3月22日時点)における公開済み情報で、新型フォレスターしか獲得を確認できません。
サイズの割に運転しやすい
フォレスターは全幅1830mmなので、数字だけ見ればコンパクトではありません。ですが、実際の評価では「大きさのわりに怖くないSUV」と考えると分かりやすいです。(フォレスター主要諸元)
その理由は、着座位置が高く、前方の見晴らしがよく、車両感覚をつかみやすいからです。SUVが初めての人は「大きい車はぶつけそう」と感じがちですが、フォレスターはその不安を減らす作りです。見た目以上に扱いやすいので、数字の大きさだけで敬遠するのは少しもったいないタイプです。
雪道・悪路に強いSUV
新型フォレスターは全車AWDです。しかも最低地上高220mmあるので、雪が積もった道、ぬかるみ、未舗装路、段差のある場所でも安心感があります。(フォレスター主要諸元)
ここは都会で晴れた道しか走らないとピンと来ないかもしれませんが、地方在住、雨が多い地域、冬に雪が降る地域、キャンプや釣りに行く人には大きな武器です。普段は地味に感じても、条件が悪くなるほど「この車でよかった」と思いやすい強みです。
荷室が広く家族向き
荷室容量はガソリン車で512L、ストロングハイブリッドで484Lです。数値だけでも十分実用的ですが、重要なのは開口部が広く、背の高いSUVなのに荷物の出し入れがしやすいことです。(フォレスター ユーティリティ)
後席も使いやすく、乗り降りのしやすさにも配慮されています。チャイルドシートの乗せ降ろし、家族旅行の荷物、買い物のまとめ積みなど、日常の細かい場面で便利さを感じやすいです。つまり、フォレスターは「アウトドア専用」ではなく、普段の家族車としても優秀です。(フォレスター ユーティリティ)
- 安全装備が厚く不安を減らせる
- サイズのわりに運転しやすい
- 雪道・雨・悪路で真価が出やすい
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
新型フォレスターの弱みと注意点
弱みは「価格の高さ」「ボディの大きさ」「乗り味の好み」「燃費重視の車ではない」です。
価格が高いと感じやすい
新型フォレスターでまず覚えておきたい弱みは、価格です。
| グレード例 | パワートレーン | 価格 |
|---|---|---|
| SPORT EX | 1.8Lターボ | 419万1000円 |
| X-BREAK S:HEV | ストロングハイブリッド | 420万2000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 447万7000円 |
| Premium S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 459万8000円 |
このように、人気グレードは400万円台が中心です。装備やAWD、安全性を考えると理由のある価格ですが、「とにかく安くSUVに乗りたい」という人には厳しく映ります。(フォレスター グレード・価格情報)
※しかし2026年4月発売予定のフォレスター新型2026では、400万未満のグレードが登場予定です。つまり2025年モデルで不満が出た弱点を、しっかり補完する改良が入るということ。(フォレスター新型2026:年次改良の情報まとめの記事はこちら)
サイズが狭い道には不利
視界は良好ですが、だからといって物理的に小さいわけではありません。全幅1830mmなので、古い立体駐車場、細い生活道路、狭い月極駐車場では気を使う場面があります。(フォレスター主要諸元)
つまり、「大きいわりに運転しやすい」は本当でも、「小さい車のようにどこでも気楽」とまでは言い切れません。自宅まわりやよく使う駐車場の環境は、購入前に必ず確認したいところです。
乗り心地は好みが分かれる
新型フォレスターの乗り味は、ふわふわした高級セダンのような柔らかさではなく、しっかり感と安定感を優先したタイプです。
安定感は高く評価される一方で、路面によっては後席まわりに少し硬さや突き上げ感をおぼえる方向です(※ここは個人差があるため、試乗で確認したいポイントです)。やわらかい乗り心地を最優先する人は、ここを「思ったのと違う」と感じることがあります。
ハイブリッドの燃費を重視していない
ストロングハイブリッドは、燃費と静かさ、滑らかな加速が魅力です。WLTCモード燃費は18.4~18.8km/Lで、1.8Lターボの13.6km/Lより有利です。(フォレスター主要諸元)
しかしライバル車と比較して突出しているわけではありません。
| 車種 | 比較した仕様 | WLTCモード燃費 | 評価の見方 |
|---|---|---|---|
| 新型フォレスター | S:HEV AWD | 18.4~18.8km/L | ハイブリッドSUVとしては平均的 |
| 新型フォレスター | 1.8Lターボ AWD | 13.6km/L | ライバルの電動SUV勢より不利 |
| トヨタ RAV4 | 4WD系(ガソリン/ハイブリッド) | 15.2~20.6km/L | 上限値はフォレスターS:HEV超え |
| 日産 エクストレイル | e-POWER 4WD | 17.9~18.1km/L | フォレスターS:HEVと近い |
| ホンダ ZR-V | e:HEV 4WD | 21.5km/L | この比較ではかなり優秀 |
参照リンク:(フォレスター)(RAV4)(エクストレイル)(ZR-V公式サイト)
新型フォレスターの燃費は、S:HEVでもライバル上位勢に対して突出して有利とは言いにくく、1.8Lターボは比較すると見劣りしやすいのが弱みです。劣っているわけではありません。しかしながら、ZR-V(3,284,600円〜4,582,600円)などと比較して、フォレスターの価格(全車400万以上)を考えると、もっといい燃費を期待してしまうのかもしれません。
- 価格は安さ重視の人に重い
- サイズの確認は購入前に必須
- ハイブリッドで燃費重視の車ではない。
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
新型フォレスターが向いている人
向いているのは「安全重視」「雪や雨の地域で使う」「家族を乗せる」「長距離やアウトドアが多い」人です。
雪道や高速をよく走る人
ここはフォレスターのど真ん中です。全車AWD、最低地上高220mmという時点で、悪条件への強さは明確です。(フォレスター主要諸元)
雪が降る地域、雨が多い地域、坂道が多い地域、未舗装路やキャンプ場によく行く人は、普段の安心感が変わります。見た目だけのSUVではなく、路面条件が悪いほどありがたみが増すSUVです。
家族で安全性を重視する人
家族車として見ると、フォレスターはかなり有力です。理由は、安全装備が厚いことに加えて、後席や荷室の使い勝手もよく、背の高いSUVのわりに日常で扱いやすいからです。(SUBARU JNCAPファイブスター賞受賞情報)
小さな子どもがいる家庭、親を乗せることがある家庭、帰省や旅行の頻度が高い家庭には相性がいいです。単に「大きい車」ではなく、家族で安心して使うための道具として完成度が高いと考えると分かりやすいです。
SUV初心者で大きい車に乗りたい人
SUVに興味はあるけれど、「車幅が広そう」「運転が怖い」と感じる人にもフォレスターは向いています。なぜなら、視界がよく、車両感覚をつかみやすく、運転支援も充実しているからです。
もちろん軽自動車のような気軽さはありませんが、「広い視界や最小回転半径5.4mなど、扱いやすさにつながる要素を持っています。初心者でも、いきなり扱いにくいと感じにくいSUVです。フォレスターのサイズで後悔した初心者がいれば、「そもそもコンパクトSUVを選ぶべきだった」と言えそうです。(フォレスター:走行性能)
アウトドアや遠出が多い人
高速道路の移動が多い人、レジャーで荷物を積む人、週末に遠出をする人にも向いています。理由は、安定感、荷室の実用性、悪路対応、安全装備が全部つながって効いてくるからです。
日常では少し贅沢に見えても、行動範囲が広い人ほど元が取りやすい車です。逆に言えば、使う場面が広い人ほど、フォレスターの価値は高くなります。
- 天候や道を選ばず走りたい人
- 家族の安全を重視したい人
- 長距離やアウトドアが多い人
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
新型フォレスターで後悔しやすい人
後悔しやすいのは「価格最優先」「街乗り中心」「燃費だけ重視」「やわらかい乗り味最優先」の人です。
街乗り中心で、とにかく安く済ませたい人
フォレスターは装備もAWDも安全性も厚いぶん、どうしても価格が上がります。なので、買い物・送迎・近所の移動が中心で、悪路にも雪道にも行かず、コストを最優先する人にはオーバースペックになりやすいです。
このタイプの人は、「良い車なのは分かるけど、自分にはここまで要らなかった」と感じる可能性があります。後悔の原因は性能不足ではなく、使い切れないのに高かったになりやすいです。
燃費を最優先したい人
ハイブリッドは確かに燃費がよくなっていますが、フォレスターは燃費一点突破の車ではありません。AWD、安全装備、悪路対応などを含めた総合力で選ぶ車です。
そのため、燃費だけを評価軸にすると、「もっと数字が伸びる車がある」と感じやすいです。燃費だけで選ぶなら、最初から比較対象を変えたほうが満足度が上がる場合があります。
柔らかい乗り心地が好きな人
フォレスターは安定感重視の味つけなので、路面の入力を全部やさしく丸めるタイプではありません。人によっては「しっかりしていて安心」と感じますが、人によっては「思ったより硬い」と感じる可能性があります。
乗り心地の好みはカタログだけでは分かりません。ここは必ず試乗で確認したい部分です。特に後席に家族を乗せる予定があるなら、自分だけでなく同乗者の感想も大事です。
ハイブリッドに期待しすぎる人
ハイブリッドは魅力的ですが、価格は上がり、荷室は少し減ります。静かさや燃費では魅力がある一方で、積載や予算ではターボが合う人もいます。
つまり、ハイブリッドを選んで後悔する人は、ハイブリッドそのものが悪いのではなく、自分の優先順位を整理しないまま選んだ人です。ここは購入前にかなり大事なポイントです。
- 安さ重視なら割高に感じやすい
- 燃費だけで選ぶとズレやすい
- 乗り心地の好みは試乗で確認必須
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
新型フォレスターはハイブリッドとターボどっち?
静かさ・燃費・上質さならS:HEV、価格・荷室・軽快感ならターボが向いています。
S:HEVが向いている人
S:HEVは、静かで滑らかな加速、燃費のよさ、落ち着いた走りを求める人に向いています。家族を乗せる機会が多く、日常の質感を重視したい人にはかなり魅力があります。燃費はターボ13.6km/Lに対して18.4~18.8km/Lです。(フォレスター主要諸元)
特に「毎日の通勤・送迎も多いが、週末は遠出もする」「燃費だけでなく静かさも重視したい」という人は、S:HEVの満足度が高くなりやすいです。
ターボが向いている人
1.8Lターボは、S:HEVより燃費では不利でも、価格を抑えやすく、荷室容量でも有利です。ガソリン車の荷室は512Lで、ハイブリッドの484Lより余裕があります。(フォレスター ユーティリティ)
また、走りの感覚としては、ターボのほうが軽快さや反応のよさを好む人に合いやすいです(※試乗で確認したいポイント)。「荷物をたくさん積みたい」「予算を少しでも抑えたい」「走りのキビキビ感も欲しい」という人は、ターボを真剣に候補に入れていいです。
後悔しない選び方
迷ったときは、次のように考えると整理しやすいです。
| 優先したいこと | 向く選択 | 理由 |
|---|---|---|
| 静かさ・滑らかさ | S:HEV | 日常で質感の差を感じやすい |
| 燃費 | S:HEV | WLTC燃費で有利 |
| 価格を抑えたい | ターボ | 選びやすい価格帯がある |
| 荷室の余裕 | ターボ | 荷室容量が大きい |
要するに、上質さを重視するならS:HEV、道具としての実用性と予算のバランスを取るならターボです。どちらが上かではなく、どちらが自分の使い方に合うかで考えるのが正解です。
- 静かさと燃費重視ならS:HEV
- 価格と荷室重視ならターボ
- 上下ではなく使い方で決める
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。
結論|新型フォレスターはこんな人におすすめ
新型フォレスターは、「安心して長く使えるSUVがほしい人」に強く向いている1台です。
新型フォレスターは、派手な個性や安さで勝負する車ではありません。
その代わりに、安全、視界、AWD、悪路対応、家族での使いやすさという、SUVの本質的な価値を丁寧に積み上げています。だからこそ、雪や雨の地域に住む人、家族を乗せる人、長距離移動が多い人、アウトドアが好きな人、SUV初心者にはとても向いています。
逆に、価格最優先、街乗り中心、燃費だけ重視、ふわっとした乗り心地最優先の人は、別の車のほうが満足しやすい可能性があります。
つまり、新型フォレスターは「イイ車か、ひどい車か」で言えば、答えはイイ車です。ただし本当に大事なのは、「自分に向いているか」です。そこが合えば、かなり長く満足しやすいSUVです。
※本内容は執筆時点の情報です。実際の装備・価格・仕様・燃費・安全性能・乗り味・納期を保証するものではありません。購入判断前に必ずフォレスター公式サイトや販売店でご確認ください。