新型ラブフォー フルモデルチェンジ初心者向け解説【2025/2026】

ラブフォーのフルモデルチェンジ変更点 トヨタ

RAV4(ラブフォー)のフルモデルチェンジに関する情報が、2025年に入りいよいよ具体的になってきました。

「新型はカッコよくなるの?」「値段はやっぱり高くなる?」
そんなワクワクと不安が入り混じっている方も多いのではないでしょうか。特に、最近の新型車はサイズが大きくなったり、価格が大幅に上がったりすることが多いので、愛車候補として検討している方にとっては死活問題ですよね。

この記事では、自動車評論家ではない“いちユーザー”の筆者が、皆様の代わりにメーカー公式発表から海外の最新情報までを徹底的にリサーチ。
難しい専門用語はなるべく噛み砕き、カタログの数字よりも「実際の生活でどう使い勝手が変わるのか?」という視点で情報を整理しました。

▼この記事でわかること

  • 公式発表と有力メディアによる「発売日」の最新予想
  • ガソリン車廃止は本当? ハイブリッド専用化の中身
  • サイズは大きくなる? 自宅駐車場に入るか新旧比較
  • 正直いくら用意すればいい? グレード別の予想価格帯

※この記事の情報は、2025年12月5日時点の調査データに基づいて作成しています。

※以下は執筆時点のディーラー情報・予想情報をもとにした内容であり、トヨタ公式発表により変更となる場合があります。判明次第更新します。

新型ラブフォー フルモデルチェンジの変更点:ざっくり5選

先出しまとめ:新型ラブフォーのフルモデルチェンジ(日本仕様)では「ガソリン車廃止による電動化一本)」と「スマホのように進化するソフトウェア(SDV)」が最大の特徴です。サイズ感はそのままに、中身が劇的にハイブリッド&デジタル化されるフルモデルチェンジとなる見込みです。

「新型RAV4が出るらしいけれど、今のモデルと何がそんなに違うの?」

そんな疑問をお持ちの方へ。専門的なスペック表を見る前に、まずは「ここだけ押さえればOK」という5つの大きな変化ポイントを、初心者の方にも分かりやすい言葉で整理しました。

添付された資料や公式情報を読み解くと、今回のモデルチェンジは見た目以上に「中身」が別物に進化しているようです。

ガソリン廃止でハイブリッド・PHEVのみへ

これまで安価で親しみやすかった「ガソリン車」の設定がなくなり、すべてモーターを搭載した「ハイブリッド(HEV)」か「プラグインハイブリッド(PHEV)」になります。
これにより、燃費や静粛性は大きく向上しますが、スタート価格(車両本体価格)は必然的に上がることになりそうです。

ボディサイズ・全幅は現行維持で安心

海外で販売される車はどんどん巨大化する傾向にありますが、新型RAV4に関しては「ほぼ現行サイズ維持」という嬉しい情報が入っています。
全長・全幅はほぼ変わらず、高さが少し低くなる程度。つまり、今のRAV4が停められる駐車場なら、新型も問題なく入る可能性が高いということです。

グレード構成は3つの個性に集約

グレード選びで迷わないよう、キャラクターが明確に3つに分かれます。

  • CORE(コア):街乗りから旅行までこなす、標準的なRAV4。
  • ADVENTURE(アドベンチャー):キャンプや悪路が似合う、ゴツいRAV4。
  • GR SPORT(ジーアールスポーツ):走りを極めた、スポーティなRAV4。

SDV化でスマホのように進化する車へ

これが一番難しい言葉ですが、「SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)」という設計に変わります。
簡単に言うと、スマートフォンがOSアップデートで機能が増えるように、新型RAV4も「買った後にソフト更新で機能が足される車」になる、ということです。トヨタの新しい基盤「Arene(アリーン)」がこれを可能にします。

内装は大型画面と物理ボタンを両立

車内の画面(ナビやメーター)は巨大化しますが、エアコンやシートヒーターといった「運転中によく使うスイッチ」は、ちゃんと物理ボタンとして残るようです。
「全部タッチパネルだと使いにくい」というユーザーの声にしっかり応えた、優しい設計だと言えるでしょう。

▼運営者の考察
今回の変化で最も注目すべきは、やはり「ガソリン車の廃止」かもしれません。これまで「SUVに乗りたいけど予算は抑えたい」という層にとってRAV4のガソリン車は最適解でしたが、新型では「高くても良いモノ(電動車)に乗りたい」という層へターゲットを少しシフトさせた印象を受けます。その分、リセールバリュー(売却価格)の安定感はハイブリッド化によってさらに強固になるかもしれません。

※免責事項:本項目の内容は執筆時点(2025年12月情報)のメディア報道および公式ティザー情報を元に構成しています。実際の仕様は変更になる可能性があります。最新情報は必ずトヨタRAV4公式サイトにてご確認ください。

新型ラブフォーの発売日はいつ?2025年最新情報

先出しまとめ:トヨタ公式発表は「2025年度内(〜2026年3月)」ですが、有力メディアでは「2025年12月中旬の発売」と具体的に報じられています。年内ギリギリか年明けすぐか、というスケジュール感です。

車の購入計画を立てる上で一番大事な「いつ出るのか」という問題。
現時点では、「メーカーが公式に言っていること」と「メディアが取材で掴んでいること」に少し幅があります。混乱しないように整理しておきましょう。

公式発表は「2025年度内」発売予定

トヨタのグローバルニュースルームやティザーサイトでは、日本での発売時期を「2025年度内」としています。
日本の「年度」は4月から翌年3月までを指すため、最も遅いケースだと「2026年3月の発売」という可能性もゼロではありません。

予想は2025年12月受注開始が有力

一方で、12月17日前後に情報解禁・受注開始とする報道が複数あり、発売日(実際に街で見かける時期)はその少し後になる可能性があります。
生産開始のスケジュール(HEVが12月、PHEVが翌3月など)といった具体的な情報も出てきているため、ディーラー現場では年末商戦に合わせて動き出す可能性が高そうです。

これを踏まえると、私たち購入検討側としては以下のように構えておくのが無難でしょう。

  • 最速パターン:2025年秋頃からディーラーで商談予約が始まり、12月に正式契約。
  • 慎重パターン:2025年内に発表だけあり、実際の納車や街で見るのは2026年の春以降。

▼運営者の考察
12月中旬という日程は、ボーナス商戦や決算期を見据えた絶妙なタイミングです。ただ、最近の新型車(特にランドクルーザー系など)は「発表と同時に受注停止」や「抽選販売」になるケースも珍しくありません。もし新型RAV4を「初期ロットで早く乗りたい」と考えている方は、公式発表を待つのではなく、秋口から懇意にしているディーラー担当者さんと「情報が入ったらすぐに教えて」と連携をとっておくのが、最も確実な対策かもしれません。

※免責事項:発売日は予測情報を含みます。地域や販売店によってスケジュールが異なる場合があります。正確な情報はトヨタRAV4公式サイトや販売店にお問い合わせください。

新型RAV4のグレード比較と選び方

先出しまとめ:新型は「CORE(標準)」「ADVENTURE(アウトドア)」「GR SPORT(走り)」の3タイプ構成です。街乗りメインならCORE、キャンプ好きならADVENTUREと、ライフスタイルで直感的に選べるようになります。

これまでのRAV4はグレード名が「X」や「G」などで、装備差がわかりにくい部分がありました。
新型では、車の性格(キャラクター)自体を3つに分けることで、「自分がどう使いたいか」で選びやすくなっています。

CORE・ADVENTURE・GR SPORTの違い

タイプ名 おすすめのユーザー 主な特徴(予想)
CORE
(コア)
・街乗り、買い物中心
・家族での移動がメイン
・派手すぎない車が好き
最もベーシックで洗練されたデザイン。
都会の風景にも馴染む「標準型」。
HEV/PHEV両方の設定が予想されます。
ADVENTURE
(アドベンチャー)
・キャンプ、スキーに行く
・ゴツい見た目が好き
・汚れを気にせず使いたい
現行モデルでも大人気の「オフロード顔」。
樹脂パーツ多めで傷も気になりにくく、
アウトドアギア感が強いモデルです。
GR SPORT
(ジーアールスポーツ)
・高速道路をよく走る
・運転を楽しみたい
・人とは違う仕様がいい
専用のサスペンションや足回りで、
SUVとは思えないキビキビした走りを実現。
PHEV専用グレードになるとトヨタ公式で案内

※表内の情報は海外公開情報および国内メディア予想を統合したものです。(2025年モデル・2026年モデル相当)

迷ったらCOREかADVENTUREがおすすめ

多くの人にとっては、この2択になるはずです。

  • CORE:「ハリアーほど気取っていないけど、上質で便利なSUVが欲しい」という方。
  • ADVENTURE:「今のRAV4のワイルドな感じが好き! 次もあんな感じがいい」という方。

どちらを選んでも、中身の安全性やハイブリッドシステムは最新のものが搭載されますので、純粋に「見た目の好み」で選んでしまって失敗はないでしょう。

▼運営者の考察
個人的に注目したいのは「ADVENTURE」の立ち位置です。昨今のSUVブームの中で、RAV4が支持された最大の理由は「都会派SUVばかりの中で、泥臭いデザインを出したこと」でした。新型でもこのADVENTUREグレードがしっかり残されたことは、トヨタがファンの期待(=RAV4らしさ)を深く理解している証拠だと言えます。リセール面でも、現行同様にADVENTURE系が強く推移する可能性が高いかもしれません。

※免責事項:グレード構成や名称は日本仕様で変更になる可能性があります。詳細はトヨタRAV4公式サイトにてご確認ください。

新型RAV4のサイズと外装デザイン

先出しまとめ:サイズは全長・全幅ともに「現行型とほぼ同じ」です。駐車場問題で買い替えを諦める必要はありません。デザインは最新の「ハンマーヘッド(コの字型ライト)」顔になり、より精悍になります。

フルモデルチェンジのたびに車が大きくなり、「うちの駐車場に入らなくなった…」と嘆くケースは少なくありません。
しかし、新型RAV4についてはその心配は無用なようです。

新旧ボディサイズ・全幅の比較

現行モデルと、発表されている新型(CORE HEV)の数値を比較してみましょう。

項目 新型RAV4(予想) 現行RAV4 差分
全長 4,600mm 4,600〜4,610mm ほぼ同じ
全幅 1,855mm 1,855〜1,865mm ほぼ同じ
全高 1,680mm 1,685〜1,695mm -5〜15mm

ご覧の通り、「長さ」も「幅」もほぼ変わりません。
高さがわずかに低くなることで、少しスポーティに見えるようになりますが、運転席からの見晴らしや取り回しの感覚は、今のRAV4とほとんど変わらないと思って良さそうです。

フロントデザインはハンマーヘッド採用

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サイズは同じでも、顔つきは最新世代になります。
プリウスやクラウンでおなじみの「ハンマーヘッド」と呼ばれるデザインモチーフが採用され、ヘッドライトが細く鋭い「コの字型」になるのが特徴です。

ただ、RAV4らしい「力強さ」を消さないために、大きなグリルや台形のタイヤハウス(ホイールアーチ)といった無骨な要素はしっかり継承されています。「シュッとしたけど、やっぱりゴツい」という絶妙なバランスです。

▼運営者の考察
全幅1,855mmというサイズ維持は、日本の道路事情への配慮を感じます。これ以上(例えば1,900mm近く)なると、国内の一般的なパレット式駐車場や狭い路地での運用が厳しくなる境界線だからです。「北米メインの車だから巨大化しても仕方ない」と諦めずに、日本でも扱いやすいサイズを守ってくれた点は、開発陣の良心と言えるのではないでしょうか。

※免責事項:数値は海外仕様や開発目標値を参考にした予想値であり、日本仕様の確定値ではありません。必ずトヨタRAV4公式サイトで最新の諸元表をご確認ください。

新型RAV4の内装インテリアと使い勝手

先出しまとめ:12インチ級の大型画面で見やすさが向上します。さらにボリュームノブや一部の温度スイッチなど、最低限の物理ボタンは残る一方で、エアコンやシートヒーターの多くの操作は画面下部のタッチパネルに統合される見込みです。タッチパネル操作が苦手な人でも音声操作や常時表示UIによる使いやすさが向上して安心して運転できる、実用性重視の設計です。

「最新の車は画面ばかりで、操作がわからない」
そんな不安をお持ちの方にとって、新型RAV4の内装はかなり好感が持てる仕上がりになりそうです。

大型ディスプレイとデジタルメーター搭載

まず、運転席の目の前にあるメーターは「フルデジタル」になり、地図や情報を自由自在に表示できるようになります。
また、車の中央にあるナビ画面(センターディスプレイ)も、グレードによっては12.9インチというテレビのような大画面が採用される見込みです。

特筆すべきは、ダッシュボード(インパネ)の高さが少し下げられている点です。これにより、画面は大きいけれど前方の視界はスッキリ開けている、という運転しやすい環境が作られています。

エアコン等は物理ボタン操作を残し操作性確保

ここが重要なポイントですが、すべての操作をタッチパネルに押し込むのではなく、使用頻度の高いスイッチは「物理ボタン」として残されています。

  • エアコンの温度調整
  • 音量調整
  • シートヒーター / ベンチレーション
  • 走行モードの切り替え

これらがボタンやダイヤルで操作できるため、運転中に視線を逸らして画面を凝視する必要がありません。音声操作や常時表示UIによる使いやすさは、実は最高の安全装備でもあります。

▼運営者の考察
最近の輸入車やEVでは「物理ボタン全廃」がトレンドですが、ユーザーからは「不便だ」「危ない」という声も少なくありません。RAV4があえてボタンを残したのは、この車が「道具(ツール)」として使われることを重視しているからでしょう。手袋をしたままでも操作できる、揺れる悪路でも確実に押せる。この「実用性へのこだわり」こそが、RAV4が長く愛される理由なのかもしれません。

※免責事項:内装のデザインや装備はグレードによって異なります。詳細はトヨタRAV4公式サイトをご確認ください。

新型RAV4の燃費と走行性能スペック

先出しまとめ:第5世代ハイブリッドの搭載で、燃費だけでなく「パワー」と「静かさ」が向上します。PHEVモデルは急速充電にも対応し、長距離ドライブの利便性が飛躍的に高まる可能性があります。

エンジンとモーターの組み合わせはトヨタのお家芸ですが、新型RAV4ではそのシステムが最新世代に刷新されます。
専門的な話は抜きにして、「運転感覚がどう変わるのか」を見ていきましょう。

第5世代ハイブリッドで加速と静粛性向上

搭載されるのは「第5世代ハイブリッドシステム」。
現行型に比べてモーターの出力が上がり、効率も良くなっています。これにより、アクセルを踏んだ時にエンジンが「ヴーッ」と唸る前に、モーターがグイッと車体を押し出してくれるようになります。

結果として、「静かなのに力強い」「燃費が良いのに速い」という感覚が、現行型以上に強まるでしょう。

PHEVは急速充電対応でEV走行距離も延長か

プラグインハイブリッド(PHEV)には、大きなニュースがあります。
海外仕様の情報では、これまで非対応だった「急速充電(DCチャージ)」に対応すると報じられています。

もし日本仕様でもこれが採用されれば、高速道路のサービスエリアなどで「休憩中に継ぎ足し充電」が可能になります。EV走行できる距離(バッテリーだけで走れる距離)も欧州WLTPでは約150kmのEV走行を目標としており、日本のWLTC値は未発表ですが、実用ベースでは100km前後を目安に考えられており、日常使いではガソリンを一滴も使わない生活がより現実的になります。

▼運営者の考察
PHEVが急速充電に対応するかどうかは、この車の価値を大きく左右します。自宅に充電設備がないマンション住まいの方でも、「買い物ついでに急速充電」という運用が可能になるからです。これまでは「戸建て・持ち家の人」向けの車だったPHEVが、新型RAV4によって「誰でも選べる選択肢」へと変わる転換点になるかもしれません。

※免責事項:燃費数値や充電仕様は開発目標値や海外仕様に基づく情報です。日本国内の充電インフラへの対応状況は必ずトヨタRAV4公式サイトやディーラーでご確認ください。

新型RAV4の価格予想と値上がり幅

先出しまとめ:ガソリン車廃止により、スタート価格は400万円前後〜になることが予想されます。「安く買う」ことは難しくなりますが、高いリセールや維持費(燃費)を含めたトータルコストでは納得感のある設定になりそうです。

機能が良くなるのは嬉しいですが、一番痛いのはお財布への影響です。
正直に申し上げますと、「乗り出し価格」は現行モデルよりも確実に上がります。

最新のグレード別予想価格帯一覧

複数の自動車メディアの予想を総合すると、以下のような価格イメージになります。

パワートレイン 予想価格帯 現行型との比較
2.5L HEV
(ハイブリッド)
約390〜450万円 現行のHEVと比べても数十万円アップの可能性
2.5L PHEV
(プラグイン)
約590〜630万円 バッテリー増強分などで価格上昇の見込み

ガソリン車廃止で乗り出し価格は上昇傾向

最大のポイントは、現行型にあった「ガソリン車(約300万円〜)」が存在しないことです。
「とりあえずRAV4の形が好きだから、一番安いグレードでいい」という買い方ができなくなります。最低でもハイブリッドからのスタートになるため、予算計画は「400万円以上」で組んでおく必要があります。

ただ、その分「標準装備」は充実するはずです。これまではオプションだった安全装備や大画面ナビが最初から付いてくるなら、実質的な値上げ幅はそこまで大きくないかもしれません。

▼運営者の考察
「高くなった」と感じるかもしれませんが、視点を変えると「RAV4が高級車クラスに昇格した」とも捉えられます。下の価格帯には「カローラクロス」や「ヤリスクロス」が充実しているため、トヨタとしてはRAV4をより上質で高機能なポジションに引き上げたいのでしょう。初期費用は嵩みますが、RAV4は中古車市場でも非常に人気があるため、手放す時の価格(リセールバリュー)も高値安定が期待できます。「実質的な負担額」で計算すれば、決して高い買い物ではないかもしれません。

※免責事項:価格はすべてメディアによる予想であり、メーカー公式情報ではありません。正式な価格はトヨタRAV4公式サイトの発表をお待ちください。