「セレナ ルキシオンを後悔したくない…」と、購入を迷っていませんか?
約500万円もする最上級グレードだからこそ、絶対に選び方を間違えたくないですよね。結論から言うと、ルキシオンは先進装備が満載の素晴らしいクルマですが、高額な買物なため、「日々の使い方」や「求める条件」によっては合わずに後悔する可能性もあります。
この記事では、ルキシオンを買って最高に満足する人と、別グレードを選んだ方が幸せになれる人の特徴を、フラットな視点で包み隠さず解説します。
■ この記事でわかること
- 2026年改良後ルキシオンの基本スペックと立ち位置
- ルキシオンの強みが最高に「ハマる人」の具体的な特徴
- 購入後に「後悔しがち」な5つのミスマッチパターン
- 自分がルキシオンに向いているかがわかる5つの質問
※この記事の情報は、2026年2月27日時点の調査データに基づいて作成しています。
セレナ2026年改良版ルキシオンとは?【C28】
2026年2月改良後のルキシオンは、「高速ロングドライブ向けに装備を全部乗せした、セレナのプレミアム7人乗りグレード」です。
ここでは、「名前は聞いたけど、具体的に何が違うの?」という読者向けに、ルキシオンの立ち位置だけをざっと整理します。
日産ミニバン「セレナ」は、ガソリン(2WD/4WD)、e-POWER(2WD/e-4ORCE〈電動4WD〉)など、複数の駆動方式・グレードがあります。その中でe-POWER LUXION(ルキシオン)は、最新世代の最上級グレードとして位置づけられています。
- グレードの位置づけ:セレナの中で最上級のe-POWER専用グレード(ガソリン車や他グレードとは別枠)
- 乗車定員とシート:7人乗り専用+2列目キャプテンシート。8人乗り設定はなし。
- 価格帯:2026年2月改良後の価格は4,998,400万円。同じe-POWER「ハイウェイスターV」と比べて約120万円高いゾーン。
- パワートレーン:1.4Lエンジン+モーターのe-POWER(FF)専用。4WD(e-4ORCE)仕様は別グレード。
- 運転支援:プロパイロット2.0標準装備(高速道路で条件付きハンズオフ・車線変更支援など)。
- 駐車支援:プロパイロットパーキング+リモートパーキングなど、駐車系の先進機能が集中しているグレード。
- 室内の特徴:次世代素材「テーラーフィット」の専用シートとセンターコンソールで、2列目を中心に「プレミアム感」を強調。
2026年2月のマイナーチェンジでは、とくにルキシオンとハイウェイスターVが集中的に手が入りました。具体的には、
- エクステリア刷新:フロントグリルとアルミホイールのデザイン変更(ルキシオンは上質寄り、ハイウェイスターVはスポーティ寄り)。
- 内装アップデート:ルキシオン専用インテリアとして、しっとりした手触りのテーラーフィットシートを採用。
- インフォテインメント:Google搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステム(Googleマップ/Googleアシスタントなど)を設定。(NissanConnectサービスへのご入会が必要です(有料))
- カメラ系機能:3Dビュー・フロントワイドビュー・ミラークローズドビューなどに対応したインテリジェントアラウンドビューモニターを採用。
公式のカタログや装備の詳細は、日産セレナの公式カタログページと、ルキシオン専用のe-POWER LUXIONのグレードページで確認できます。
| 項目 | 内容(ルキシオン) | ポイント |
|---|---|---|
| 乗車定員 | 7人乗り(2列目キャプテン) | 8人乗り設定なし |
| 駆動方式 | FF(2WD)のみ | 4WD希望なら別グレード |
| 主な装備 | プロパイロット2.0/テーラーフィットシートなど | 先進装備をまとめて搭載 |
| 価格帯 | 約499.8万円(税込) | セレナの中で最上位価格 |
- セレナの最上級e-POWERグレードで価格も最上位
- 7人乗りキャプテンシートとFF専用という割り切り
- プロパイロット2.0や専用内外装など装備全部乗せ
※本記事の内容は執筆時点の情報に基づく一般的な整理であり、実際の仕様・装備・価格などを保証するものではありません。必ず最新情報をセレナ公式サイトや販売店でご確認ください。
ルキシオンを買って大満足!おすすめな人の特徴
ルキシオンは「高速道路をよく使う家族」「2列目の快適性やデジタル装備を重視する人」「長く1台を乗り続ける人」にメリットを感じやすいグレードです。
ここからは、「どんな使い方の人がルキシオンと相性がいいか」を、具体的な生活シーンに落としてイメージしやすいように整理します。
高速の長距離運転が多い(疲労軽減)
ルキシオンの一番分かりやすい特徴は、プロパイロット2.0が標準装備されている点です。これは高速道路や自動車専用道路で、条件を満たせば同一車線内でのハンズオフ走行や、ナビと連携した車線変更支援などをしてくれる運転支援システムです。
イメージとしては、
- 片道100〜200km以上の高速移動を年に何回もこなす
- お盆・年末年始・GWなど、渋滞込みでの長距離帰省が定番
- キャンプ・スキー・テーマパークなどで高速道路メインのレジャーが多い
このような家庭だと、「高速道路だけはクルマにかなり助けてもらえる」ため、運転者の疲労感がかなり変わる可能性があります。一般的なプロパイロットよりも機能が拡張されているぶん、よく高速に乗るユーザーほど装備を使い倒しやすい構成です。
プロパイロット2.0の基本的な概要や注意点は、日産公式FAQ(プロパイロット2.0の説明ページ)にも詳しくまとめられています。
2列目の乗り心地や内装の質を重視
ルキシオンは、2列目キャプテンシート+専用センターコンソールという構成で、7人乗り専用です。2列目には両側アームレスト付きのキャプテンシートが標準装備となり、「落ち着いて座って移動したい人」を優先した作りになっています。
こんな使い方だと相性が良くなります。
- 運転:自分/2列目:パートナー+子どもが定番スタイル
- 実家の親を2列目に乗せて、1〜2時間のドライブをよくする
- 仕事でお客さんや取引先を乗せることがあり、「後ろの席の快適さ」で気を遣いたい
2列目重視の設計は、シートアレンジ紹介ページ(公式)でも強調されています。特にルキシオンでは、2列目を大きく後ろに下げて脚を伸ばせるロングスライドと、アームレスト付きのシートで「リビングのソファに近い座り心地」を狙っています。
最新ナビやGoogle機能を使い倒したい
マイナーチェンジで注目度が高いのが、Google搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステムです。Car Watchのニュースでも、Googleマップ/Googleアシスタント/Google Playに対応した「Google built-in」の採用が紹介されています。
イメージとしては、
- スマホナビ+地図アプリを普段から使い倒している
- レストランや観光地を選ぶ時は、口コミや最新情報を見て決めたい
- 音楽やポッドキャストをストリーミングサービス中心で楽しんでいる
こういった人にとって、ナビ画面でそのままGoogleマップやGoogle Play由来のサービスを扱えるのは、「スマホとクルマの体験がつながる」感覚につながりやすいポイントです。
1台の車に長く乗る予定(長期コスパ)
ルキシオンは、セレナ全体の中でも装備を盛り込んだ高価格グレードです。一方で、プロパイロット2.0や専用インテリア、コネクテッド系装備など、今後もしばらく通用しやすい“上位の装備”がまとまっているため、「数年ごとに乗り換える人」よりも、
- 1台を7〜10年スパンで使う前提
- その間の運転ストレスや疲労を減らすことに投資したい
- 子どもの成長や親の送迎など、ライフステージの変化にも対応できる装備を最初から押さえたい
という発想の人ほど、装備にかけたコストを「長期的な快適さ」として回収しやすくなります。「ルキシオンでのロングドライブは運転者の疲労がかなり軽くなる」というイメージを持っておくとイイでしょう。
- 高速道路の長距離移動が年に何度もある
- 2列目の乗り心地や室内の上質さを重視する
- デジタル装備と長期保有を前提に考えている
※本章の内容は執筆時点の公開情報や試乗記事などを整理したものであり、実際の装備や使い勝手を保証するものではありません。詳細はセレナ公式サイトや販売店で必ずご確認ください。
要注意!セレナ ルキシオンで後悔しがちな5つの理由
ルキシオンは魅力的な一方で、「8人乗り必須」「4WD必須」「見た目の豪華さだけを重視」「リセール重視」の人にはミスマッチになりやすいグレードです。
ここからは、あえて「こういう人は別グレードを検討した方が後悔しにくい」というパターンを整理します。どれか1つでも強く当てはまるなら、冷静に一度立ち止まる価値があります。
8人乗りやウォークスルーが絶対必要
先ほど触れた通り、ルキシオンは7人乗り専用で2列目キャプテンシート+センターコンソールです。公式のシートアレンジページでも、「e-POWER LUXIONとe-4ORCE車は7人乗り」と明記されており、8人乗りは他グレードのみの設定になっています。
そのため、
- 子ども3人+祖父母などで8人乗車が日常的にある
- 雨の日に、運転席から後席へ車内を歩いて行きたい
- チャイルドシートへのアクセスをウォークスルー前提で考えている
こうした使い方だと、「7人乗りでセンターコンソールが邪魔」「やっぱりスマートマルチセンターシートの方が便利だった…」と感じるリスクがあります。
8人乗りやウォークスルー重視なら、e-POWERのハイウェイスターVなど、8人乗り対応グレードの方が日常のストレスは少なくなる可能性があります。(セレナ公式:8人乗り対応グレード)
高速に乗らない(プロパイロット不要)
運転支援装備については、2026年2月改良以降、セレナ全体で通常のプロパイロットが全車標準装備となっています。そのうえで、ルキシオンだけがプロパイロット2.0やリモートパーキングなど「上乗せの先進装備」を持っている構図です。
なので、
- 月間走行距離が少なく、高速道路は年に1〜2回程度
- 「運転支援は少し怖くて、あまり使わないかも」と感じる
- グレードを選ぶ理由が、ほぼ「最上級だから」だけ
こういったケースでは、プロパイロット2.0の価値を十分に使い切れない可能性があります。その場合、価格差の大きいルキシオンよりも、一つ下のハイウェイスターV+必要なオプションの組み合わせの方が、支払額と満足度のバランスは良くなりやすいです。
雪国やアウトドアで4WD設定が必須
ルキシオンはFF(2WD)のみで、4WD仕様はラインナップされていません。4WDが必要な人向けには、e-4ORCEを搭載したX/XVパッケージ/ハイウェイスターVが用意されています。:
そのため、
- 雪道・凍結路を毎冬のように走る山間部・豪雪地帯に住んでいる
- スキー場や雪国へ、スタッドレス+4WD前提で毎年行く
- 安全面・安心感から、どうしても4WDを外せない
といった条件なら、最初からe-4ORCE系グレードを軸に考えた方が、クルマのコンセプトと自分のニーズが素直に一致します。
アルファード級の豪華さを期待
ルキシオンはプレミアムグレードではありますが、方向性としては
- テーラーフィットシートや専用加飾による内装の上質化
- プロパイロット2.0や先進カメラなどのテクノロジー強化
といった「中身・機能寄り」の豪華さです。
一方で、
- 大型の後席モニターが標準で付くわけではない(15.6インチ後席専用モニターがディーラーオプション)
- 電動オットマン付きスーパーリラックスシートのような、ラウンジ的な仕様ではない
ので、「アルファードのエグゼクティブラウンジのような“動く応接間”」をイメージしていると、「思ったより控えめ?」と感じる可能性があります。
乗り換え時のリセールバリューを最重視(短期乗り換え)
ルキシオンは新車価格が高いぶん、同じセレナの中での「残価率」は悪くなくても、減る金額が大きくなりがちです。さらにリセールバリューは、ルキシオンの方が低くなりやすいという見方が多いです。
民間データでは、1年~3年でハイウェイスターの方が残価率を高いという推計が多いのが現状です(例1、例2)。2023年5月のニュースではe-POWERのうちハイウェイスターVが78%、ルキシオンが13%と紹介されています(マイナビニュース)。2025年10月のニュースでも、ルキシオンの販売比率を1割としています(carview記事)
一般論として、人気のある車の方が車買取業者もハイウェイスターの方が買い手を見つけやすいため高額になりやすい傾向にあります。
以上から、
- 3年以内で乗り換える前提で、残価を最重要視している
- 「なるべく損をしないクルマ選び」が最優先
- ※残価は長期になればなるほど変わらなくなる
という買い方なら、「ルキシオンの装備をどこまで重視するか」を一度冷静に考えた方が良さそうです。装備に魅力を感じないのに、残価効率だけを見てルキシオンを選ぶと、後悔しやすくなります。
- 8人乗りやウォークスルー重視だと不便になりやすい
- 高速をほぼ使わない人は装備を持て余す可能性あり
- 4WD必須やリセール最優先なら別グレードが現実的
※本章は公開情報や価格記事などをもとに一般的な傾向を整理したものであり、個々の条件での後悔の有無を保証するものではありません。必ずセレナ公式サイトや販売店でスペック・条件をご確認ください。
後悔しないための「ルキシオン適性」5つのチェック
迷ったら「高速頻度」「乗車人数」「4WDの要否」「予算感」の5つをYES/NOでチェックすると、自分とルキシオンの相性がざっくり見えてきます。
ここでは、これまでの内容をもとに、ルキシオンとの相性をざっくり確認できる「5つの質問」に整理します。すべてYESだから買うべき、NOだからダメ、という話ではなく、あくまで「自分の傾向を知るためのチェックリスト」です。
年に3回以上、片道100km超の高速ドライブをする予定がある?
YESが多いほど:ルキシオンの運転支援を活かしやすい側です。
- YESの場合:プロパイロット2.0やロングドライブ向けの装備に「出番」が多く、価格差に対して納得感を得られやすいゾーンになります
- NOの場合:通常のプロパイロットでも十分と感じる可能性があり、一つ下のグレード+オプションの方がバランス良く感じるかもしれません。
8人フル乗車する機会は「年に数回」レベル?
ルキシオンは7人乗り専用なので、「8人乗れると嬉しいけれど、年に数回なら別の方法でカバーできる」かどうかがポイントになります。
- YESの場合:7人乗り+キャプテンシートを優先しても、日常の使い方で困る場面は少ない可能性が高いです。
- NOの場合(=月1〜2回レベルで8人乗る):8人乗り前提のグレード(ハイウェイスターVなど)を検討した方が、長期的にはストレスが少なくなりやすいです。
「雨の日に車内ウォークスルーしたい」より「2列目の快適性」が大事?
ルキシオンは、センターコンソールが前席間を塞ぐ構造なので、1列目⇔2列目の完全なウォークスルーはできません。代わりに、2列目キャプテンシートの快適性や高級感を優先した作りです。
- YESの場合(2列目重視):日々の満足度は「2列目の座り心地」で決まりやすいため、ルキシオンのコンセプトと近くなります。
- NOの場合(ウォークスルー重視):小さな子どもがいる、雨の日の乗り降りで車内移動が必須などなら、ウォークスルーしやすい8人乗りグレードが現実的です。
必ず4WDでないと不安だ?
これは、ルキシオンと他グレードを分ける大きな分岐点です。ルキシオンはFFのみで、4WDを選ぶなら自動的にe-4ORCE系グレードになります。
- YESの場合(4WD必須):候補はe-4ORCE X/XVパッケージ/ハイウェイスターVなどに絞られます。ルキシオンはコンセプトが合わないため、潔く候補から外した方が分かりやすいです。
- NOの場合(2WDで問題ない):FF前提なら、ルキシオンも含めてセレナの全グレードが比較対象になります。
予算的に、ルキシオンとハイウェイスターVの差額(約120万円)が「納得感ある投資」に思える?
2026年改良後の価格表を見ると、e-POWER ハイウェイスターVが約377.5万円、ルキシオンが約499.8万円と、差額はおよそ120万円前後です(オプションや諸費用は別)。
- YESの場合:プロパイロット2.0や専用内外装、シート、インフォテインメントなど「ルキシオンならではの装備」に価値を見出せている状態なので、差額に対して心理的な納得感を得やすいです。
- NOの場合:「その差額で別の家電・旅行に使いたい」と感じるなら、ハイウェイスターV+オプションなど、もう一段下の構成でもう一度組み直してみる価値があります。
- 高速利用頻度と8人乗りの必要度が大きな分岐点
- 4WD必須ならルキシオンではなくe-4ORCE系が前提
- 差額120万円前後を装備への投資と見なせるかが鍵
※本章のチェック項目は購入可否を判断するものではなく、あくまで特徴を整理するための一般的な目安です。具体的な条件や支払額はセレナ公式サイトや販売店で必ずご確認ください。
まとめ:あなたがルキシオンを選ぶべきか
ルキシオンは「高速ロングドライブが多く、7人乗りキャプテンシートと先進装備に価値を感じる人」に向いたグレードであり、それ以外のニーズには他グレードの方が合う場合もあります。
ここまでの内容を一度フラットにまとめると、ルキシオンは次のような特徴を持ったグレードです。
- セレナの中で最上級のe-POWERグレードで、価格も装備も「全部乗せ」に近い構成
- 7人乗り+2列目キャプテンシートで、2列目の快適性を特に重視
- プロパイロット2.0やGoogle搭載インフォテインメントなど、長距離ドライブとデジタル体験を強く意識した仕様
一方で、
- 8人乗りが必須、ウォークスルーを多用したい
- 4WDで雪道・山道の安心感を確保したい
- 「豪華さ」よりも、リセールや残価効率を最優先したい
といったニーズが強いなら、別グレードの方がシンプルに条件に合う可能性があります。
このまとめとして言えるのは、
- 「ルキシオンが良いかどうか」ではなく、「あなたの使い方と価値観に噛み合うかどうか」が大事
- 同じセレナの中でも、ハイウェイスターVやe-4ORCE系など他の選択肢と比較してから決めた方が、納得感が高くなりやすい
- 最終的な判断材料として、公式カタログ・実車確認・試乗の3点をセットで確認するのがおすすめ
この記事はあくまで「情報の整理」と「イメージ作り」のためのものです。実際にどう感じるかは、装備表や価格表を見比べたり、試乗でプロパイロット2.0やシートの座り心地を体感したりすることで、より自分ごととしてクリアになっていきます。
※本章の内容は執筆時点で入手可能な情報をもとにした一般的な整理であり、実際の仕様・装備・価格・乗り味などを保証するものではありません。必ず最新の情報をセレナ公式サイトや販売店で確認したうえで、最終的な判断を行ってください。