新型ヴェゼルの次回フルモデルチェンジはいつか?と気になっている人向けに、結論からわかりやすく整理しました。
先に言うと、本命は2027年度が有力候補と考えられます。2026年内の全面刷新の可能性は高いとは言いづらく、また2028年までずれ込む見方もあります。
この記事では、販売状況・改良履歴・ホンダの次世代技術戦略をもとに、「いつ変わるのか」「何が進化しそうか」「今買って後悔しないか」を短くチェックできます。
■ この記事でわかること
- 新型ヴェゼルの次回フルモデルチェンジ時期の本命
- 2027年度予想が有力と考えられる根拠
- 次期型ヴェゼルで期待される進化ポイント
- 今の現行ヴェゼルを買っても後悔しにくい理由
※この記事の情報は、2026年3月8日時点の調査データに基づいて作成しています。
ヴェゼルの次回フルモデルチェンジはいつ?【2027年度】
新型ヴェゼルの次回のフルモデルチェンジ時期は、2027年後半から2028年前半が本命です。
フルモデルチェンジ2027年度予想
結論から言うと、ホンダ・ヴェゼルのフルモデルチェンジの本命は「2027年度」です。日本の年度で言うと2027年4月〜2028年3月で、さらに絞るなら2027年後半〜2028年前半がいちばん自然だと見ています。
2026年内の全面刷新の可能性は低めであり、2028年までずれ込む可能性も十分ある、というのが今の読みです。
時期別の予想確率まとめ【2026年は1番低め】
現時点での私の予想確率を置くなら、以下のようになります。
- 2026年内:低め
- 2027年度:大本命(☆)
- 2028年度:対抗
- それ以降:低め
感覚として「2027年と2028年の境目、どちらかといえば2027年」よりという予想をしています。なぜこのような予想になるのか、その強力な根拠を次から詳しく解説していきます。
なぜ2027年度が本命?4つの根拠
現行ヴェゼルは大きなアップデートやテコ入れした半ばで、しかも売上台数も大きいため、フルモデルチェンジ周期を崩す必要性がありません。
現行ヴェゼルの改良履歴
この予想のいちばん強い根拠となるのが、現行型(2代目)の更新履歴です。
- 2021年4月23日:現行型発売
- 2024年4月26日:マイナーモデルチェンジ
- 2025年10月3日:一部改良
- 2025年10月24日:e:HEV RS追加
このようにテコ入れが続いています。フルモデルチェンジ直前の車にここまで商品追加や装備見直しを入れているので、少なくとも「もうすぐ全面刷新」感は薄いです。
SUVトップクラスの人気
しかもヴェゼルは、2024年上半期のSUV新車販売台数で1位(44,164台)を取っています。(参考:Honda公式ニュース)
JADAの乗用車ブランド通称名別ランキング(2025年1月~12月:軽除く)では、ヴェゼルは67,239台で全体13位、ホンダ勢ではフリードの次に売れている車種になります。(参考:JADA資料)
この資料における乗用車SUVだけで見ると、ヤリスクロスとカローラクロスの販売台数は未公表なのでライズに続く2位であり、トヨタの最も人気のSUV(ライズ、ヤリスクロス、カローラクロス)に食らいつけている数少ないSUVです。
これほど売れている主力車を、マイナーチェンジからすぐ1〜2年で捨てるより、装備追加で商品力を保ちながら次世代技術の投入タイミングまで引っ張る方が、メーカーにとっても有効な選択です。
2027年以降のホンダ戦略
さらに大きいのが、Honda自身の2027年以降のハイブリッド戦略です。
Hondaは公式に、次世代ADASを2027年ごろに北米や日本の主力EV・HEVへ広く展開すると説明しており、あわせて2027年から4年間で次世代HEVをグローバルで13モデル投入するとしています。
加えて、小型・中型向けの次世代e:HEVでは、10%以上の燃費向上や新開発の電動AWDを目指すと公表しています。ヴェゼルは日本の主力小型SUV・HEVのど真ん中にいるので、この「2027年からのホンダ次世代HEV」の波に乗る可能性がある有力候補として考えられます。
Hondaは現時点で「次期ヴェゼル」と名指ししていませんが、商品ポジション的には非常に噛み合っています。
(参考:Honda Global|Summary of 2025 Honda Business Briefing)
歴代ヴェゼルのモデル周期
過去の周期から見ても、2027〜2028年は収まりがいいです。
初代ヴェゼルは2013年12月20日発売
現行2代目へのフルモデルチェンジは2021年4月23日でした。
ざっくり7年4か月のライフです。
現行型が同程度のサイクルなら2028年前後が自然ですが、Hondaの次世代HEV/ADASの投入開始が2027年なので、「従来周期だけなら2028寄り、技術戦略まで重ねると2027年度が本命」という見方になります。
次期新型ヴェゼルの進化予想【e:HEV・ADAS・AWD】
新型ヴェゼルの次のフルモデルチェンジでは、ホンダの次世代技術を投入する主力モデルになると見ています。
次世代e:HEVとADASに注目
では、次期型で何が起きそうか。公式情報ベースで“かなりありそう”なのは以下の3点です。
- 次世代1.5L系e:HEVへの進化
- より高度な次世代ADASの搭載
- 電動AWD方向の進化
(参考:Honda Global|次世代e:HEV パワートレーンの進化)
進化で燃費と安心感はどう変わる?
もし次期ヴェゼルで
「次世代1.5L e:HEV」
「高度なADAS」
「電動AWD」
が進化すると、いちばん分かりやすい変化は、運転のラクさと安心感です。
ハイブリッドの進化では、発進や加速がよりなめらかになり、静かにスーッと走る感覚が強まりそうです。燃費も良くなれば、給油回数や維持費の負担も減ります。燃費ベースでいうと、小型エンジン中型エンジンともに、10%以上の燃費向上を実現するとしています。(Honda Global:ハイブリッドの進化)
ADASの進化では、高速道路での追従走行や車線維持がより自然になり、街中でも危険を早めに察知しやすくなる可能性があります。運転が苦手な人でも、ヒヤッとする場面を減らしやすくなります。
電動AWDの進化では、「必要なときだけ必要なタイヤに必要なだけ力を出す4WD」になる可能性があります。雨の日の発進やカーブ、雪道などで車の動きがより安定しやすくなります。滑りそう、ふらつきそうという不安が減り、普段使いでも安心しやすくなります。さらに4WDの弱点「室内圧迫」をより改善して「車サイズはそのままなのに荷室スペースの改善」も期待できます(Honda Global:電動AWDの進化)
つまりヴェゼルは次回のフルモデルチェンジで、次世代ホンダの技術を享受できる「静かで、ラクで、安心して乗れる最新SUV」へ進化すると予想しています。
現行ヴェゼルは今買うべき?型落ちリスクを解説
今(2026年時点)購入しても、1年半〜2年以上は現行型が最新モデルとなるため、すぐに型落ち感を感じるリスクは低いです。直近の改良で完成度も高く、手堅い選択と言えます。
今買っても型落ち感は小さい
フルモデルチェンジの本命が2027年後半〜2028年前半であると予想されるため、2026年の今、現行ヴェゼルを購入しても、少なくとも1年半から2年程度は「現行型の最新モデル」として乗ることができます。
車を買ってから数ヶ月〜半年でフルモデルチェンジされてしまうと強い型落ち感(陳腐化)を感じてしまいますが、ヴェゼルの場合は次のモデルチェンジまでまだ十分な時間があるため、現時点での購入リスクは低めです。
2025年改良で完成度アップ
型落ち感を感じさせないもう一つの理由が、2025年10月に実施された一部改良と「e:HEV RS」グレードの追加です。
モデル末期に向かっているとはいえ、2024年マイナーチェンジと2025年一部改良により、静粛性や応答性、快適装備は着実に底上げされています。とくに上級グレードの安全装備は、現行ライバル勢と比べても見劣りしにくい内容です。(参考:ヴェゼル公式、ヤリスクロス公式)
むしろ、発売初期のモデルにあった細かな不満点が解消され、最も完成度が高く改良を重ねた後期よりの「熟成されたモデル」を楽しめるという大きなメリットがあります。
また、現在でも新車販売台数ランキングの上位に君臨する人気車種であるため、街中での存在感もあり、デザインとしての古さを感じにくいのもポイントです。圧倒的な人気車種ゆえに、将来手放す際のリセールバリュー(下取り価格)が大崩れするとは言いにくい状況です。
買うべき人・待つべき人の判断基準
とはいえ、2027年度には次世代技術(次世代e:HEVや高度なADASなど)を搭載した新型が登場する可能性が高いため、ご自身の価値観や車の乗り換えタイミングに合わせて判断するのがおすすめです。
- 今買うべき人:
現行型の洗練されたデザインが好みな人、初期不良の心配がない完成度・熟成度の高い車に乗りたい人、現在の車の車検が近くすぐに乗り換えが必要な人 - 待つべき人:
常に最新の先進装備や運転支援機能(次世代ADAS)にこだわりたい人、次世代システムによる10%以上の燃費向上に魅力を感じる人、購入時期を1〜2年先送りしても生活に支障がない人
結論として、2027年度予想が大きく外れない限りは、現行ヴェゼルは今買っても型落ち感を抱きにくく、デザインや使い勝手に惚れ込んでいるのであれば、非常に手堅く魅力的な選択肢と言えます。