新型エクストレイル2026のモデルチェンジ&マイナーチェンジに関する最新情報を、メーカーの公式発表や最新情報をもとに整理しました。
2025年9月の大幅改良(俗にいうビッグマイナーチェンジ)によって、顔つきやインテリアが一気に進化した現行エクストレイル(T33型)。2026年は、その完成度をさらに高める「年次改良」や、アウトドアでの使い勝手を突き詰めた「新モデルの追加」が中心になると予想されています。
この記事では、専門家の難しい解説ではなく、1人のユーザーとしての視点で、「結局2026年モデルはどうなるの?」「今買っていいの?」という疑問をフラットにまとめています。
この記事でわかること
- 2026年に行われる年次改良と「ROCK CREEKマルチベッド」の詳細
- 2025年のビッグマイナーチェンジで何が変わったか(おさらい)
- 次期型(フルモデルチェンジ)の登場時期に関する予想
- 「熟成した現行型」を買うか、「次期型」を待つかの判断材料
※この記事の情報は、2026年01月10日時点の調査データに基づいて作成しています。
前提:新型エクストレイル(T33)の現状と最新情報【2026年初頭】
現行T33型の特徴とe-POWER
まず押さえておきたいのは、いまのエクストレイルが2022年に登場した4代目(T33型)だということです。日本仕様はシリーズハイブリッドのe-POWER専用となり、タイヤを回すのはモーターだけという“電気寄り”のSUVになりました。
- パワートレイン:1.5Lターボエンジンで発電し、モーターで走るe-POWER方式
- 4WDシステム:前後モーター制御の「e-4ORCE」で雪道や雨の日に強い制御を実現
- パッケージ:2列5人乗り中心だが、一部3列7人乗りも設定
- キャラクター:アウトドアも日常もこなせる“電動オールラウンダーSUV”という立ち位置
「ガソリン車の扱いやすさ」と「電気モーターの気持ちよさ」を両立させたのがT33型の大きな特徴です。
2024年一部改良と90周年モデル
2024年には、日産90周年に合わせてエクストレイルも小さめの改良が入りました。見た目は大きく変えず、中身をジワッと底上げする内容が中心です。
- 安全・視界装備の充実:アラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーなどを標準化・拡充
- 特別仕様車:専用内外装や装備を盛り込んだ「90th Anniversary」モデルを設定
- ボディカラー:新色追加など、より今っぽい色味を選びやすくなった
- 価格調整:装備増とコスト上昇を受け、グレードごとに価格も見直し
このタイミングは「派手さはないけれど、装備面で抜けが減って乗りやすくなった年」というイメージです。
2025年ビッグマイナーチェンジ詳細
2025年には、いわゆる“ビッグマイナーチェンジ級”の大改良が入りました。見た目・インパネ・装備・グレード構成までかなり踏み込んだ変更で、事実上「T33後期型」のスタートと言える内容です。
| 項目 | 主な変更点 |
|---|---|
| エクステリア | 新世代 横桟基調の新フロントグリル、ヘッドライト・バンパー形状の変更で“最新の日産顔”に |
| コネクテッド | Googleビルトイン採用で、クルマ単体でGoogleマップや音声アシスタントが使えるように(※メーカーオプション) |
| グレード | NISMOやROCK CREEK、AUTECH SPORTS SPECなどスポーティ/アウトドア系グレードを拡充 |
一方で、e-POWERやe-4ORCE自体は基本構成をキープしており、「メカニズムは熟成+見た目と使い勝手は最新化」というバランスの取れた内容になっています。その分、装備増加とコスト要因で多くのグレードが20~25万円ほど値上がりしました。
2026年2月:ROCK CREEKマルチベッド登場(確定情報)
2026年2月27日には、アウトドア色をさらに強めた「ROCK CREEKマルチベッド」が登場する予定です。これはビッグマイチェン後のROCK CREEKをベースに、純正で車中泊がしやすいように手を加えた派生モデルです。
- 専用ベッドシステム:後席を倒すだけでフラットなベッドに近い状態を作れるベッドキット(床面パネル+マット等)を装備
- マット素材:耐水・撥水性に優れた生地を採用し、アウトドア利用での汚れや水濡れに配慮
- ラゲッジの使い勝手:ベッド下にも荷物をしまえるようにして、「積む+寝る」を両立
- ROCK CREEKらしさ:専用の外装パーツなど、未舗装路ドライブにもマッチ
「普段は家族用SUV、休日はそのまま車中泊」という使い方をしたい人に向けた、エクストレイルならではの一台と言えます。
※本章の内容は2026年1月時点で入手可能な情報および筆者の整理に基づくものであり、実際のエクストレイルの仕様・価格・発売時期などを保証するものではありません。最新情報や詳細な条件は必ずエクストレイル公式サイトや販売店でご確認ください。
新型エクストレイル 2026年のマイナーチェンジ予想
これまでのモデルチェンジ推移
まずは、2026年までの大まかな流れをざっくり把握しておくと、今年の動きがイメージしやすくなります。
| 年 | 出来事 | 規模感のイメージ |
|---|---|---|
| 2022年 | 4代目エクストレイル(T33型)フルモデルチェンジ | フルモデルチェンジ(新世代e-POWER SUV誕生) |
| 2024年 | 一部改良+90周年特別仕様車 | 小〜中規模(装備と記念グレード追加) |
| 2025年 | ビッグマイナーチェンジ+NISMO・ROCK CREEKなど追加 | 大規模(デザイン・室内・装備を総合的に刷新) |
| 2026年 | 年次改良+ROCK CREEKマルチベッドなど特別仕様 | 小〜中規模(ラインナップと装備の熟成期) |
| 2027年以降 | 次期型(T34?)フルモデルチェンジの可能性 | フルモデルチェンジ級(予想段階) |
この流れを見ると、2026年は「ビッグマイナーチェンジ直後の年次改良フェーズ」であり、劇的な変化よりも細かな熟成が中心になりそうだと分かります。
2026年の改良内容と価格予想
ここからは、他の日産車の改良サイクルや既に発表された情報をもとにした「予想」になります。確定情報ではない点を前提に、2026年にありそうな動きを整理します。
- アウトドア/車中泊系の拡充:ROCK CREEKマルチベッドを軸に、ベッドマットや電源系のオプション、ルーフキャリアなど車中泊・キャンプ用途を意識した純正/ディーラーオプションが増える可能性
- 装備内容の整理・標準化:ビッグマイチェンで増えた安全装備や快適装備を、より下位グレードにも広げたり、パッケージ構成を見直して「これを選べば間違いない」グレードを明確化する動き
- カラー・内装バリエーションの調整:アウトドア系グレード向けの新色や専用内装色(カーキ/ブラウンなど)、NISMO向けの差別化カラー追加といった“キャラ分け”が進む可能性
- 価格改定:原材料費や安全装備の標準化を背景に、数万円単位の価格見直し(実質的な値上げ)が入る可能性も視野に入れておきたいところ
2026年の改良はこの程度です。非常に少ない内容ですが、逆に言えば、2026年に「もう一度顔つきがガラッと変わる」「パワートレインが一新される」といったレベルの変化は現実的ではなく、しっかりした電動SUVを選びたい人にとっては安定期に入る1年と見ることができます。
※本章の内容は2026年1月時点で入手可能な情報と業界動向をもとにした筆者の予想であり、実際のエクストレイルの改良内容やタイミングを保証するものではありません。購入検討の際は必ずエクストレイル公式サイトや販売店で最新の仕様・価格をご確認ください。
エクストレイル 次期フルモデルチェンジはいつ?2027年予想【T34】
次期型T34へのモデルチェンジ時期
エクストレイルのモデルチェンジ周期は代ごとに違いますが、最近のSUVの傾向として「フルモデルチェンジから5〜7年程度で次期型」というパターンが多くなっています。T33型は2022年にデビューしているため、単純に計算すると2027〜2029年ごろが次のフルモデルチェンジ候補になりやすいタイミングです。
海外向けのRogue(エクストレイルの兄弟車)の情報を鑑みると、
- 海外で2026年末ごろに次期Rogue発表予定(公式情報)→ 日本向けエクストレイルは2027年ごろフルモデルチェンジ、というシナリオ
- e-POWER第3世代の投入タイミングに合わせて、エクストレイルも新型へ移行するという見立て
といった予想も立てられます。ただし、日産公式が「2027年に新型エクストレイルを出す」と明言したわけではないため、あくまで「有力と言われている時期」のひとつとして捉えておくのが妥当です。
どう変わりそうか(エクストレイルならではの進化予想)
次期型(仮にT34型)がどのように進化するのかについても、現時点での情報はあくまで予想レベルです。それでも、複数の情報源から共通して見えてくる方向性を、ユーザー体験のイメージで整理すると次のようになります。
- 第3世代e-POWER+新プラットフォーム:高速域での燃費や静粛性を強化し、長距離ドライブ時の「エンジン音が気になりにくい電動SUV」を目指す方向性が語られている
- PHEV(プラグインハイブリッド)の追加:アウトランダーPHEVで培った技術をベースに、通勤・買い物はEV走行中心、ロングドライブはエンジン発電も使う“いいとこ取り”のエクストレイルPHEVが出るという予想
- コックピットのさらなるデジタル化:大型メーター+大型センターディスプレイ+HUDなど、3画面構成に近いレイアウトで運転情報を見やすく整理する方向
- 運転支援の高度化:プロパイロットの進化版や自動駐車機能など、半自動運転寄りのシーンが増え「長距離移動の負担軽減」を前面に出してくる可能性
まとめると、「走りや燃費の次のステージ」と「デジタル&運転支援の強化」をセットで進化させ、電動SUVとしての存在感をもう一段高めてくるだろう、というのがよくあるシナリオです。ただし、これらはあくまで“こうなるかもしれない”という予想に過ぎません。
※本章の内容は、2026年1月時点での業界動向をもとにした将来予測であり、次期エクストレイル(T34型)の実際の仕様・登場時期を示すものではありません。正式な情報は必ずエクストレイル公式サイトや販売店でご確認ください。
2026〜2028年 新型エクストレイル「買うタイミング」のざっくりイメージ
2026年に買う場合(ビッグマイチェン直後の熟成モデル)
2026年にエクストレイルを検討する場合、主役になるのはビッグマイナーチェンジ後のT33後期型です。すでに大きな改良は終わっており、年次改良や特別仕様で“こなれてくる”タイミングとも言えます。
- メリット:装備・デザインが出揃った安心感:デジタルVモーション顔やGoogleビルトイン、安全装備の拡充など、最新の装備を一通り享受できる
- メリット:メカの熟成期:e-POWERやe-4ORCE自体は発売から数年が経っており、致命的な初期トラブルが出尽くしている可能性が高い
- メリット:アウトドア派も選びやすい:ROCK CREEKやマルチベッド仕様など、車中泊向けの純正メニューが揃ってきている
- 注意点:モデル末期寄りになる可能性:数年以内に次期型が出ると、売却時の価値(リセール)で不利になりやすい側面はある
「ここ数年以内に家族用・アウトドア用の電動SUVが欲しい」「新型を待つより、今の完成度と安心感を重視したい」という人には、2026年のT33後期型はバランスの良い選択肢になり得ます。
2027年以降に新型(T34?)を待つ場合(予想)
一方で、「どうせなら次のフルモデルチェンジを狙いたい」という考え方も当然アリです。その場合は2027〜2028年ごろの次期型(T34?)登場を待つことになります。
- メリット:より新しい技術を選べる可能性:第3世代e-POWERやPHEV、最新の運転支援など“一世代進んだ電動SUV”を選べる可能性が高い
- メリット:モデルサイクルの序盤で買える:次期型の初期〜中期に購入できれば、長く乗る前提でもモデルライフ的な余裕がある
- 注意点:価格上昇リスク:電動化技術の高度化や安全装備の義務化などで、車両価格が今よりさらに上がる可能性
- 注意点:納期・初期不具合の読みづらさ:フルモデルチェンジ直後は注文が集中し、納期が長くなったり、初期ロットならではの不具合リスクが読みにくい面もある
「あと2〜3年は今のクルマで粘れる」「どうせ買うならPHEVなど新世代の電動SUVを狙いたい」という人ほど、新型待ちのメリットが大きくなります。逆に、使用開始時期に余裕がない場合は、次期型を待つハードルも高くなります。
※本章の内容は2026年1月時点の情報と一般的なモデルサイクルをもとにした選び方の整理であり、特定の購入タイミングを推奨するものではありません。購入判断の前には、最新の仕様・価格・納期をエクストレイル公式サイトや複数の販売店で確認し、ご自身の予算・使い方に照らして検討してください。