ヤリスクロス グレイッシュブルーは、トヨタの人気コンパクトSUV「ヤリスクロス」の中でも、特に個性的でおしゃれな“くすみカラー”として注目を集めています。
「人とかぶらない色が良い」「アウトドアにも街乗りにも合う色を探している」という方には魅力的な選択肢ですが、いざ選ぶとなると「実際の評判は?」「汚れや傷は目立たない?」「自分に似合うかな?」と、気になる点も多いですよね。
この記事では、ヤリスクロスの「グレイッシュブルー〈カラーコード:8W2〉」に絞って、オーナーの口コミや実際の評価を徹底的に調査。車選びで後悔しないために知っておきたい情報を分かりやすくまとめました。
この記事でわかること
- グレイッシュブルーのリアルな口コミ・評判
- 汚れや傷の目立ちやすさ(他色との比較)
- 「おしゃれ」か「地味」か、世間からの印象
- ツートン(黒ルーフ)の評価と注意点
※この記事の情報は、2025年10月31日時点の調査データに基づいて作成しています。
ヤリスクロス グレイッシュブルーの口コミ評判
ヤリスクロスのグレイッシュブルー〈8W2〉は、都会でもアウトドアでも映える落ち着いた「アースカラー」として設定されているボディカラーです。口コミを調査すると、「人とかぶらない」「写真より実車の方が断然良い」といったポジティブな評価が多く見られます。一方で、「少し地味に見える」「リセールバリュー(手放す時の価値)は白や黒に劣る」といった現実的な声もあり、個性を重視する人や、長く乗りたい人に選ばれる傾向がある色と言えそうです。
どんな色味?都会的なアースカラー
グレイッシュブルー〈8W2〉は、その名の通り「青にグレーを混ぜた」ような、くすんだ色合いが特徴です。
トヨタの公式な説明でも、都会的なシーンでもアウトドアシーンでも浮かない「ニュアンス系カラー」として紹介されることがあります。
ヤリスクロスのようなSUVの角張ったボディラインに乗せると、色の柔らかさが強調される印象です。
良い口コミ・評判「実車を見て即決」
グレイッシュブルーを選んだ方のポジティブな口コミには、いくつかの傾向がありました。
- 人とかぶらない
街で見かけるヤリスクロスは白や黒、ベージュ系が多いため、「まだあまり見かけない色で目を引く」という声がありました。 - 写真より実車がいい
「カタログやWEBで見るより、屋外、特に日陰や曇りの日に見たときの色味がちょうど良い」という意見です。実車を見て即決した、というケースもあるようです。 - 派手すぎず地味すぎない
「ブルー系の車に乗りたかったけれど、原色のような派手な青は避けたい」という人の受け皿になっているようです。「4年乗っても飽きていない」という長期ユーザーの声もありました。 - アウトドアに合う
キャンプ場や雪道などを走るシーンで、「アウトドアらしいカラー」として紹介されることがあります。グレーがかった色味が、自然の風景と調和しやすいようです。 - 性別を選ばない
「20代~30代の女性が乗ると可愛い」という評価がある一方で、「男性が乗っても違和感がない」という声も多く、性別を問わず選ばれています。
後悔する?悪い口コミ「地味・リセール」
一方で、少し気になるネガティブな口コミも存在します。
- 地味・くすんで見える
特に室内の展示車を見た場合、「思ったより灰色に寄っていて地味に感じた」という声があります。光の当たり方で印象が変わるため、写真映えしにくいと感じる人もいるようです。 - リセール(下取り)が弱い
2024年~2025年の情報でも、中古車市場や下取りで引き続き人気が高いのは、やはり白・黒であり、白黒ツートンもニーズが続いている状況です。グレイッシュブルーは個性重視の色のため、手放す時の価格は定番色より少し弱くなる可能性がある、と覚悟しておいた方が良いかもしれません。 - 中古台数が地域やタイミングによって少ない
定番色ではないため、中古車市場での流通量が少なく、「実車を中古で探すのが難しい」という声もありました。
▼車選択メモの考察
グレイッシュブルーは、ヤリスクロスのカラーラインナップの中では「おしゃれ枠」と言えそうです。
万人受けする色ではありませんが、「この色が好き」と強く感じる人には深く刺さる色だと感じました。
リセールバリューを最優先するなら白や黒が手堅い選択ですが、毎日乗る車だからこそ「自分が本当に気に入った色を選ぶ」という視点も大切かもしれませんね。
▼購入時のアドバイス
この色は、見る場所(屋内、屋外、晴れ、曇り)でかなり印象が変わるようです。
トヨタのヤリスクロス公式サイトでも「※ボディカラーは撮影、表示画面の関係で実際の色とは異なって見える場合があります」という注意書きがあります。
購入を検討する場合は、できるだけ屋外で実車を確認することをおすすめします。
※本記事で紹介する口コミや評判は、情報を収集・要約したものであり、特定の色の印象や特性を断定するものではありません。色の感じ方には個人差が大きいため、最終的な判断はご自身の目でお確かめください。
ヤリスクロス グレイッシュブルーと汚れ
ヤリスクロスのグレイッシュブルーは、汚れが「まったく目立たない」わけではありませんが、黒や白といった定番色に比べると「中間的な汚れは目立ちにくい」色です。ホコリ、黄砂、軽い雨じみはグレーがかったボディカラーがぼかしてくれますが、冬場の泥はねや融雪剤の白い跡は目立ちやすい傾向があります。
汚れが目立ちにくい?(ホコリ・黄砂)
グレイッシュブルーは、明るすぎず暗すぎない「中明度・中彩度」の中間色です。
このため、以下のような「薄く全体を覆うタイプ」の汚れは、黒い車よりずっと楽で、白い車よりも目立ちにくいとされています。
- 春〜秋の薄い土埃
- 花粉や黄砂
- 都市部での排気ガスによるうっすらとした膜
- 1〜2週間洗車していないレベルの水道水の跡(雨じみ)
これらは、ボディカラーの「グレーがかった」部分と汚れの色味が馴染みやすいため、遠目にはあまり目立たないようです。
汚れが目立つ場面(泥はね・水垢)
一方で、中間色であっても目立ってしまう汚れもあります。
- 冬場の泥はね・融雪剤
SUVで雪道を走った後などに付着する「泥はね」や、融雪剤(塩化カルシウムなど)が乾いた「白い跡」は、青系のボディカラーだと下半分がまだらに見えやすく、目立ちます。 - 強めの水垢
強い雨が降った後、拭き上げをせずに乾かしてできる「白い輪っかの水垢」は、光が当たると輪郭がはっきりと出てしまいます。 - 黒い汚れ(樹液など)
アウトドアで付着しやすい、砂ぼこりと黒い樹液などが混ざった汚れは、青いボディの上ではコントラストが出て目立ちやすいです。
人気色と汚れやすさを比較(簡易表)
ヤリスクロスで選ばれる他の色と、汚れの目立ちやすさを比較すると、以下のような傾向がありそうです。
| 色 | 汚れの目立ちやすさ | 一言コメント |
|---|---|---|
| 白・パール | ★★★(雨じみ・泥が線になる) | 定番ですが、黒い汚れが目立ちます。 |
| 黒・黒ツートン | ★★★★(ホコリも雨跡も全て目立つ) | 最も手入れが大変な色と言われます。 |
| グレイッシュブルー | ★★(中間) | 普段使いなら比較的楽な部類です。 |
| ベージュ・淡グレー | ★(ほぼ隠れる) | 汚れ隠し性能は非常に高いです。 |
| 濃色(赤・濃紺) | ★★★ | 黒に近いレベルで汚れや傷が目立ちます。 |
※上記はあくまで一般的な傾向です。
▼お手入れのポイント
もしグレイッシュブルーの「ツートンカラー(黒ルーフ)」を選んだ場合、ルーフ(屋根)部分は「黒い車」と同じ扱いになります。
オーナーの声としては「屋根が高いから手洗いしにくい」→「機械洗車に頼ると、黒いルーフやピラー部分に細かい傷が付きやすい」という悩みがあるようです。
▼車選択メモの考察
グレイッシュブルーは、「洗車はそこまで頻繁にできないけれど、黒い車ほど汚れを気にしたくない」という人にとって、良いバランスの色かもしれません。
ただし、ツートンを選ぶと黒い部分の手入れの手間が発生するため、「手入れの楽さ」を優先するなら単色(モノトーン)を選ぶ方が無難な可能性がありそうです。
ヤリスクロス グレイッシュブルーと傷
ヤリスクロスのグレイッシュブルーは、ボディカラーが中間色であるため、洗車傷や細かい擦り傷は、黒や濃紺といった濃色車に比べて目立ちにくい傾向があります。しかし、ツートンカラーを選んだ場合の黒いルーフや、ヤリスクロスに多用されている黒い樹脂パーツは傷が目立ちやすいため、洗車方法などには少し注意が必要かもしれません。
洗車傷は目立つ?小傷の目立ち方
グレイッシュブルーのボディパネル自体は、中間色(中明度)の特性を持っています。
いわゆる「洗車傷(タオルで拭いた跡や、洗車機で付く細かい線傷)」や、爪でひっかいたような小傷は、白やシルバーほどではありませんが、黒や濃紺に比べるとかなり目立ちにくいです。
ただし、これは「傷が隠れる」わけではありません。
強い光を当てたり、角度を変えてよく見たりすると、もちろん線傷は見えます。「ぱっと見で目立ちにくい」というレベルだと考えるのが良さそうです。
ツートンは注意?傷がつきやすい場所
ヤリスクロスのオーナーの声や口コミを調査すると、傷に関して注意すべきはボディパネルそのものよりも、以下の部分に集中しているようです。
- ツートンの黒い部分(ルーフ・ピラー)
ツートンを選んだ場合、屋根や窓枠の柱(ピラー)はブラックマイカ塗装になります。ここは「黒い車」と同じなので、洗車傷が最も目立ちます。 - 黒樹脂の部分
フェンダーアーチ(タイヤの上)やバンパー下部にある、塗装されていない黒い樹脂パーツです。ここも細かい傷が白っぽく目立ちやすい部分です。 - リアゲート下部(荷物の積み下ろし)
SUVの特性上、キャンプ道具や重い荷物を積み下ろしする際に、リアゲート(トランクのドア)の下部やバンパーの上部を擦ってしまいがちです。
特に、ヤリスクロスは車高が高いため、「手洗いが大変で機械洗車に頼ることが多い」というオーナーも多く、その結果、黒いルーフやピラー部分の傷が気になってくる、という相談が複数見られました。
コーティングは必要?考え方まとめ
グレイッシュブルーのボディパネルは色がそこまで濃くないため、市販の簡易コーティング剤(スプレータイプなど)でも艶や撥水の効果を実感しやすい、という声があります。
一方で、ツートンを選んだ場合、黒いルーフ部分は非常にデリケートです。
研磨剤(コンパウンド)入りのコーティング剤を使うと傷の原因になるため、ノーコンパウンドのものを選ぶなど、ケア用品を分ける工夫が必要かもしれません。
▼傷対策の考え方
グレイッシュブルーは、「ボディ自体は傷を飲み込みやすい(目立ちにくい)色、しかしツートンや黒樹脂の部分で“黒の弱点”が出てくる」と整理できそうです。
▼もしもの時の備え
アウトドアなどでガンガン使う予定があり、枝での擦れや砂ぼこりが気になる場合は、傷が付きやすい部分(ドアノブの内側、リアバンパーの上部など)に、市販の透明なプロテクションフィルムやバンパーガードを貼っておくのも一つの手かもしれません。
本格的な施工については、専門の業者や販売店に相談してみるのが良いでしょう。
ヤリスクロス グレイッシュブルーと印象
ヤリスクロスのグレイッシュブルーが与える印象は、「おしゃれ」「北欧っぽい」「アウトドアに合う」といったキーワードで語られることが多いようです。一般的な「青」とは異なる「くすみカラー」であることが特徴で、男女問わず選ばれています。一方で、光の当たり方によって印象が大きく変わるため、「ダサい」と感じる人がいるのも事実ですが、その色の変化を楽しめる個性的なカラーとも言えます。
印象は?「おしゃれ」か「ダサい」か
販売店のコラムやオーナーのレビューなどで、グレイッシュブルーの印象としてよく使われるキーワードをまとめてみました。
- おしゃれ
- 北欧っぽい、雑貨感がある
- くすみカラー
- くもり空に似合う
- 街に溶け込むナチュラルな色
- アウトドア寄り、カフェっぽい
- 写真に撮ると玄人っぽい
鮮やかなブルーではなく、グレーが混ざっていることで、落ち着いた、少し「通好み」な印象を与えるようです。
似合う年齢層や性別は?
調査した口コミでは、特定の性別や年齢に偏っている印象はありませんでした。
- 20代~30代女性
「女性でブルーにした」「赤と迷ってこの色にした」という実際のユーザーの声があり、おしゃれな「くすみカラー」として選ばれているようです。 - 30代~40代男性
ヤリスクロスを選ぶ男性は白・黒・マッシブグレー(濃いグレー)が多い中で、「ちょっと定番を外したい」という人に選ばれています。SUVらしさはしっかり残る色なので、男性が乗っても違和感はありません。 - ファミリー
同じ色はシエンタ(ミニバン)にも採用されており、「やさしい色合い」「汚れが目立ちにくい」といった理由でファミリー層にも受け入れられています。
人気色(白・黒・ベージュ)との印象比較
もし他の色と迷っている場合、印象の違いで考えてみるのも良いかもしれません。
- 白・パール系 → 洗練、定番、リセール重視。「王道を外したくない」人向け。
- 黒 → 引き締まる、高級感。「手入れは大変でも格好良さ」を求める人向け。
- ベージュ → アウトドア、かわいい。「もっと柔らかい雰囲気」が好きな人向け。
- グレイッシュブルー → おしゃれ+個性+アウトドアもOK。
▼「ダサい」という声について
2024年前後のSNSやブログ記事などで、「グレイッシュブルーはダサい?」といった投稿が見られることがあります。
これは、くすみカラー特有の「地味さ」や、光が当たらないと「ただの灰色」に見える瞬間があるためだと思われます。
これについては、「ダサいと感じる人もいるが、街で見かけるとまとまっていて格好良いという声も多い」と、両方の意見があることを知っておくと公平な判断ができるかもしれません。
▼色の変化を楽しむ
この色は、光の当たり方で青みが強く出たり、グレーが強く出たりと、表情が大きく変わります。
これを「色が安定しない」と捉えるか、「昼と夜で違う表情が楽しめて飽きない」とポジティブに捉えるかで、満足度が変わりそうです。
ヤリスクロス グレイッシュブルーとツートンの口コミ評判
ヤリスクロスのグレイッシュブルーとブラックマイカ(黒ルーフ)のツートンカラーは、「最もおしゃれに見える」「都会的でスポーティになる」と、デザイン面で非常に評価の高い組み合わせです。ただし、黒いルーフ部分は洗車傷や水垢が目立ちやすくなるという手入れ面のデメリットがあり、またメーカーオプションとして追加費用も発生するため、デザインと実用性のバランスを考える必要があります。
ツートンの良い口コミ・評価
グレイッシュブルー単色(モノトーン)とツートンを比較した場合、ツートンには以下のような良い評価が寄せられています。
- デザインが締まる(都会的になる)
「一番おしゃれに見える」「写真映えする」という声が多数あります。ヤリスクロスの角ばったシルエットに黒いルーフが乗ることで、車全体の印象が引き締まり、都会的なイメージが強まるようです。 - スポーティな印象
単色よりもスポーティな印象に寄るため、「男性でも選びやすくなる」という意見もあります。 - カスタムと相性が良い
ルーフとドアミラーが黒になるため、ホイール(タイヤの金属部分)も黒系で合わせると、車全体の統一感がアップします。カスタムを楽しみたい人の満足度が高いようです。
ツートンで後悔?注意点とデメリット
デザイン面で魅力的なツートンですが、もちろん注意点もあります。
- 黒い部分の手入れが大変
これが最大の注意点かもしれません。ツートンにした瞬間、「黒い車の弱点」をすべて背負うことになります。ルーフ部分の洗車傷、水垢、イオンデポジット(水滴の跡)は、単色ボディよりも格段に目立ちやすくなります。 - 価格が上がる
ツートンカラーはメーカーオプション(追加料金)扱いです。時期やグレードによって変動しますが、5〜8万円程度の追加費用がかかることが多いようです。(※価格は必ず最新の情報を販売店でご確認ください)
▼車選択メモの考察
ツートンカラーは、「ヤリスクロスらしさ」を最も引き出せる魅力的な選択肢だと感じます。
特にグレイッシュブルーとブラックの組み合わせは、「きれい目なアウトドアスタイル」や「都会的なSUV」を求める人にはぴったりでしょう。
ただし、そのデザインと引き換えに「黒いルーフの手入れ」という手間が付いてくる、と考える必要がありそうです。
※本記事で紹介する口コミや評判は、情報を収集・要約したものであり、特定の色の印象や特性を断定するものではありません。色の感じ方には個人差が大きいため、最終的な判断はご自身の目でお確かめください。

