新型キックス フルモデルチェンジ最新情報2026【日本発売いつ?】

新型キックスのフルモデルチェンジ最新情報:日本発売はいつ? 日産

新型キックスのフルモデルチェンジ最新情報を、「これからキックスを候補に入れようかな」という方にもわかりやすく整理しました。次の3代目キックスは、ボディが一回り大きくなりそうだとか、安全装備がかなり強化されそうだとか、いろいろな話が飛び交っていますよね。

一方で、その多くはまだ「正式発表前の有力情報」や「海外仕様からの読み」を含んでいるのも事実です。このページでは、複数のニュース記事やスクープ情報を冷静に突き合わせながら、「どこまでがほぼ確実そうか」「どこから先はまだ読みの段階なのか」をできるだけフラットに整理していきます。

購入を強くおすすめすることが目的ではなく、「ヤリスクロスやヴェゼルと比べると、キックスはどんな立ち位置になりそうか?」「自分の使い方に合いそうか?」を考えるための材料を集めた“情報整理ノート”のようなイメージで読んでいただければうれしいです。

この記事でわかること

  • キックスというクルマの基本と、3代目の全体像
  • 日本発売が「2026年5月前後」と予想されている根拠
  • ボディサイズ・内装・走り・安全装備・価格がどう変わりそうか
  • ライバルSUVとの関係と、自分に向いていそうかを考えるヒント

※この記事の情報は、2025年12月12日時点の調査データに基づいて作成しています。

日産キックス フルモデルチェンジ最新情報|日本3代目新型の概要

先出しまとめ:キックスは、ヤリスクロスやヴェゼルと張り合う日産のコンパクトSUVで、日本仕様は「静かにスイスイ走るe-POWER専用車」として人気があります。次の3代目はボディが一回り大きくなり、SUVらしさと最新デジタル装備を強めた“ワンランク上のキックス”になる方向性が見えてきました。

まず、キックスそのものをざっくり整理しておきます。キックスは、全長4.3m前後のコンパクトSUVで、日産の中ではノートとエクストレイルの中間あたりに位置するクルマです。ライバルで言うと、トヨタ「ヤリスクロス」やホンダ「ヴェゼル」と同じ土俵、と考えるとイメージしやすいと思います。

日本仕様の現行型(P15型)は、エンジンはあくまで“発電専用”で、走るのはモーターという「e-POWER」専用モデルです。
街中では電気自動車のようにスーッと走り、高速道路ではエンジンが発電を担当する“電動車寄りのハイブリッドSUV”と捉えると分かりやすいです。

一方で、海外ではすでに次期型となるグローバル版キックス(P16型)が発表・発売されており、

  • ボディサイズが現行より長く・広く・少し背が高い
  • 最低地上高アップで、より本格SUV寄りのスタンス
  • メーターとナビが横一体になった“大画面デジタルコクピット”
  • 2.0Lガソリン+4WD(海外)や、各市場に合わせた電動化仕様

といった方向性が明らかになっています。以下の動画は北米2025年モデルであり、日本で2026年前後に導入が見込まれる3代目キックスと基本デザインやコンセプトを共有すると見られるモデルです

日本向け3代目キックスも、このグローバルモデルをベースにしつつ、

  • 日本のユーザーになじみがあるe-POWERハイブリッドを継続採用
  • 雪道や山道に対応した電動4WD(e-POWER 4WD系)を強化
  • 最新の安全装備・運転支援をフル搭載

といった「日本仕様らしい調整」が入るだろう、という見方が有力です。

まとめると、3代目キックスは、「今より少し大きくて頼もしいのに、電動SUVらしい扱いやすさはキープ」というキャラを狙っていると考えられます。

▼キックスは“なんとなく小さいエクストレイル”ではなく、ヤリスクロス級からの乗り替え候補として「サイズ・価格・装備のバランス」を突いてくるポジションになりそうです。そのぶん、次期型では“ちょっといいクルマ寄り”にシフトし、価格も含めてワンランク上の選択肢になる可能性があります。

さらに公式レビュー動画もあります。翻訳を英語に設定してから自動翻訳を日本語にすると翻訳付きで見やすくなります。

※この記事の内容は、海外で発表された新型KICKSの情報や日本の自動車メディアの予想をもとにしたものであり、実際の日本仕様の評価・仕様などを保証するものではありません。最新の正式情報は必ずキックス公式サイトや販売店でご確認ください。

キックス フルモデルチェンジ日本発売いつ?2026年5月発売時期予想

先出しまとめ:日産からの正式発表はまだありませんが、工場の生産計画コメントや海外での発売時期、スクープ情報などを総合すると「2026年初頭〜夏」のどこかで日本発売という見方が有力です。そのなかでも、スクープ系メディアが強く推しているのが「2026年5月前後」というタイミングです。

「いつ出るの?」は一番気になるポイントですよね。ここは公式発表がないので、いくつかの情報を組み合わせて“あたり”を付けていきます。

まず、日産は追浜工場に関する説明の中で、「2026年初頭に同工場で新型キックスの生産を開始する」という趣旨のコメントを出しています。さらに、その後は九州工場への移管も予定されているとされ、これはかなり具体的な計画と言えます。

次に、海外の動きです。北米などでは、2024年春に新型キックスが発表され、同年夏から順次発売が始まっています。日産はグローバル車の場合、

  • 海外で先にデビュー → 基本骨格・デザインが確定
  • その後、日本向け仕様を調整して導入

という流れが多く、今回も同じパターンに当てはまります。

そして、スクープ系サイトや自動車情報ブログの多くが、テストカーの目撃情報や工場の稼働タイミングを踏まえて、「日本発売は2026年5月前後が濃厚」と予想しています。大型連休明け〜夏前というタイミングは、新型SUVを売り出すにはちょうど良い時期でもあります。

もちろん、最近は認証問題や部品供給の遅れなどでスケジュールがずれ込むケースもあります。そのため、

  • 2026年初頭〜夏のどこかで発売
  • その中でも、有力候補が「2026年5月前後」

くらいの“幅を持った予想”として捉えておくと、実際の発表があってもギャップを感じにくいと思います。

▼発売時期はどうしても“読み”になりますが、国内工場の生産開始時期が示されているのは大きなヒントです。ライバルの改良スケジュール(ヤリスクロスやヴェゼルの動き)とも重ねると、日産としては「2026年のコンパクトSUV市場の主役を取りに行くタイミング」として新型キックスをぶつけてくる可能性が高いと考えられます。

※発売時期に関する記載は、各種報道・予想情報に基づくものであり、実際の発売日やスケジュールを保証するものではありません。必ず最新の正式発表をキックス公式サイトや販売店でご確認ください。

新型キックス 3代目は何が違う?フルモデルチェンジ変更点3つ

先出しまとめ:次のキックスは「サイズと見た目」「室内のデジタル装備」「走りとパワートレイン」という3つの軸で変化が大きくなりそうです。ざっくり言うと、少し大きくてタフな見た目になり、中は一気にデジタル化、走りは“電動感+4WD強化”という方向性が見えています。

新型キックスのボディサイズとデザイン

まずはクルマの“器”にあたるボディから。海外で発表された新型キックス(2025年モデル)を見ると、現行より全長・全幅・全高がそれぞれ少しずつ大きくなっています。

車種・年式 全長 全幅 全高
現行キックス(日本仕様・2024年時点) 約4,290mm 約1,760mm 約1,610mm
新型キックス参考値(グローバルP16・2025年モデル) 約4,370mm 約1,800mm 約1,630mm

数字だけ見ると地味な差ですが、実物を見ると「一回りがっしりしたSUV」感が強くなっています。最低地上高も高めに取られており、段差や悪路にも強いスタンスです。

デザイン面では、

  • フロントマスク:角ばったラインの大型グリル+シャープなヘッドライト
  • サイド:張りのあるフェンダーと強めのキャラクターラインで、力強いシルエット
  • リア:浮いて見えるようなルーフ+縦基調のテールランプで、都会的な印象

という方向で、現行よりも“タフさ”と“モダンさ”が両立されたスタイルになっています。

日本仕様では、ナンバープレート位置やバンパーデザインなど細かい違いは出てくるはずですが、基本的な雰囲気はグローバルモデルと大きくは変わらないと見てよさそうです。

▼ボディが一回り大きくなることで「扱いやすいコンパクトSUV」から「家族で長距離もこなせる実用SUV」寄りに軸足が動く可能性があります。狭い立体駐車場ユーザーはサイズアップがデメリットになり得ますが、雪道やアウトドアでの安心感は確実に増す方向だと考えられます。

新型キックス 内装・大型ディスプレイ

次に、日常で一番長く触れる“室内”です。新型キックスで目を引くのは、メーターとセンターディスプレイが横一体になったデジタルコクピットです。

海外仕様では、

  • 標準グレード:7インチ+7インチのデジタルメーター&ディスプレイ
  • 上級グレード:12.3インチ+12.3インチの大型デュアルディスプレイ
  • ワイヤレスApple CarPlay / Android Auto 対応
  • USB-Cポートやワイヤレス充電の充実
  • BOSEプレミアムオーディオ(上級グレード)

といった構成が用意されています。

現行キックスの「アナログメーター+中央7~9インチ級のナビ」と比べると、インパネ全体がタブレットを横に並べたような見た目になり、一気に“現代のクルマ”らしいデジタル感が増しています。

日本仕様では、ナビの地図アプリや日本語音声認識などの対応が調整されますが、

  • メーター内にナビ案内や安全装備の情報を表示
  • センターディスプレイでエアコンやオーディオ、車両設定をまとめて操作

といった使い方ができる方向性はほぼ共通だと見てよいでしょう。

一方で、「画面が増えるほど操作が複雑になる」という側面もあります。タッチ操作が苦手な人にとっては、最初は少し戸惑うかもしれません。物理ボタンの残し方など、日本仕様ならではの“分かりやすさの配慮”がどこまでされるかがポイントになりそうです。

▼デジタル装備は“豪華だから良い”ではなく、「よく使う機能にどれだけ素早くアクセスできるか」が快適さを左右します。キックスのようなコンパクトSUVでは、スマホ感覚で使えることが強みになるので、実車が出たらナビやメーターの表示切り替えのしやすさをしっかりチェックしたいところです。

新型キックス e-POWERと4WD

最後は、クルマの性格を決める「走り」と「パワートレイン」です。

海外向け新型キックスは、

  • 2.0Lガソリンエンジン(約140ps前後)+CVT
  • 前輪駆動(FF)と、新たに4WD(AWD)を設定

という構成で、従来より排気量アップ+4WD追加で、“パワーと悪路走破性の底上げ”が図られています。

一方、日本仕様は現行と同じくe-POWERハイブリッド中心になると見るメディアが多数派です。e-POWERは、

  • エンジンはあくまで発電専用
  • タイヤを回すのはモーターのみ

という構造で、アクセルを踏んだ瞬間からモーターらしいトルクが出るのが特徴です。市街地走行では電気自動車に近い感覚で走れ、高速ではエンジンが発電役として静かに働く、という味付けになります。

4WDについては、現行でも「前後モーター式のe-POWER 4WD」が用意されていますが、次期型では制御の高度化や、日産の最新4WD技術(e-4ORCE系)に近い考え方が採り入れられる可能性も取り沙汰されています。
雪道やぬかるみ、カーブでの安定性がさらに高まれば、“コンパクトだけど本格派”というキャラがより強まるでしょう。

もちろん、電動パワートレインにも向き・不向きがあります。上り坂を連続で走る場面などでは、バッテリー残量やエンジン回転音が気になりやすい場面もあるので、「普段どこをどんなペースで走るか」をイメージして選ぶのが大切になりそうです。

▼日本向けキックスは、ガソリンよりも“電動寄りの使い方”(街乗り+たまの高速)がハマるキャラクターです。次期型では4WDや制御が磨かれることで「雪国のメインカー」としての適性も高まりそうですが、長距離を飛ばす用途が多い人は、他のパワートレイン(ディーゼルやPHEV)との比較も視野に入れておくと安心です。

▼3つのポイントをまとめると、「ボディは一回り成長」「中身は一気にデジタル化」「走りは電動味をキープしつつ4WD強化」というのが次期キックスの大きな流れです。現行からの乗り換えでも、“完全に別物”というよりは“やりたいことがはっきりした正統進化”という印象に落ち着きそうです。

※ボディサイズ・内装・パワートレインに関する記載は、海外仕様や各種予想情報をもとにしたものであり、日本仕様の最終的なスペックを保証するものではありません。正式な装備内容・グレード構成などは、必ずキックス公式サイトや販売店でご確認ください。

新型キックスの安全装備最新情報とプロパイロット

先出しまとめ:海外で発表された新型キックスは、最新の自動ブレーキやブラインドスポット警報などを全車標準級で載せた“安全装備てんこ盛り”の仕様になっています。日本仕様も、プロパイロットを含む運転支援機能が一段と充実したコンパクトSUVになる可能性が高いです。

安全装備は、カタログ上の差がそのまま安心感につながる部分です。新型キックスは、海外仕様を見るかぎり、コンパクトSUVとしてかなり手厚い内容になっています。

代表的な機能を、初心者向けにざっくり整理すると:

  • 自動ブレーキ(歩行者検知対応):前のクルマや歩行者にぶつかりそうなときに、警告+ブレーキでサポート
  • ブラインドスポットモニター:後ろ斜めの死角にクルマがいるときに、ミラーなどに警告表示
  • リアクロストラフィックアラート:バックで出るとき、左右からクルマが近づいていると警告
  • レーン逸脱警報:うっかり車線をはみ出しそうなときにお知らせ
  • ハイビームアシスト:対向車に合わせてライトの上下を自動で切り替え

さらに、高速道路などで頼りになる「プロパイロット」(運転支援システム)も設定される見込みです。これは、

  • 先行車との車間距離をキープしつつ速度調整
  • 車線の中央付近をキープするようハンドル操作をサポート

といった機能で、「完全な自動運転」というよりは“長距離運転をラクにするアシスタント”というイメージです。

日本仕様では、これらに加えて「標識認識」「ドライバーのふらつき検知」など、軽自動車を含む他の日産車で実績のある機能が組み合わされる可能性が高いでしょう。

一方で注意したいのは、どれだけ装備が充実しても「万能ではない」ということです。悪天候や道路状況によっては、センサーが一時停止したり、作動できない場面もあります。また、フロントガラスやレーダー部分の損傷があると、高価な修理につながるケースもあります。

▼安全装備は「付いているかどうか」より、「どこまで頼り、どこからは自分で意識するか」の線引きがポイントです。次期キックス級のコンパクトSUVでは、装備そのものは各社横並びになりつつあるので、実車が出たら“警報の分かりやすさ”や“介入の自然さ”といった「味付けの違い」をチェックできると、より納得感の高い選択につながるはずです。

※安全装備・運転支援機能に関する内容は、海外仕様や現行日産車の装備構成をもとにした予想を含みます。実際の日本仕様の搭載内容・グレード別設定は、必ずキックス公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。

新型キックス 価格予想と値上がりイメージ

先出しまとめ:現行キックスはおおむね300万円台前半〜後半の価格帯ですが、次期型はボディ拡大・装備強化のぶん、主力グレードでプラス数十万円の値上がりを見込む声が多いです。ざっくり言えば「320〜390万円前後のレンジ」におさまる中堅コンパクトSUVというイメージです。

ここからは、お財布の話です。現行キックス(日本仕様・2024年時点)は、

  • FF(2WD)主力グレード:おおよそ300万円前半〜中盤
  • 4WD(e-POWER 4WD):おおよそ330〜370万円前後

というゾーンに収まっています(特別仕様車などは別)。

次期型については、

  • ボディサイズ拡大(鋼材コストアップ)
  • デジタルコクピットや安全装備の標準化
  • 電動パワートレインや4WD制御の高度化

といった要素から、「装備が厚くなったぶん、価格も一段上がる」というのが自然な読みになります。

車種・年式 想定される主力価格帯 ざっくりイメージ
現行キックス(日本仕様・2024年時点) 約300〜370万円 「コンパクトSUVの中で中堅〜やや高め」
新型キックス予想(日本仕様・2026年頃) 約320〜390万円 「ひとクラス上の装備を持つ中堅SUV」

同クラスのヤリスクロスやヴェゼルも、ハイブリッド+安全装備を盛ると300万円台に届くケースが増えており、コンパクトSUV全体が少しずつ“高級化”している流れの中にあると言えます。

購入を考えるうえでは、

  • 上級グレードにしか付かない装備(大型ナビ、BOSE、プロパイロットの仕様など)が多いか
  • 中間グレードに“お買い得パッケージ”的な仕様が用意されるか
  • 残価設定ローンやサブスク利用時の月額が、ライバルと比べてどの程度になるか

といったポイントを見ていくと、単純な「車両本体価格」だけでは見えない差が見えてきます。

▼次期キックスの価格は、カタログ上はライバルと横並びに見えても、「どのグレードを選べば自分にとっての“ちょうどいい装備”になるか」で評価が大きく変わりそうです。価格表だけで判断せず、「自分が欲しい装備を載せたときの実質価格」を比較する視点を持てると、後悔の少ない選択につながります。

※価格に関する数値は、現行モデルの価格帯や他車種の動向を踏まえたイメージであり、次期キックスの正式なメーカー希望小売価格を示すものではありません。実際の価格やキャンペーン、残価設定条件などは必ずキックス公式サイトや販売店でご確認ください。

新型キックスのライバルSUV比較とポジション

先出しまとめ:新型キックスのライバルは、これまで通りヤリスクロスやヴェゼルなどのコンパクトSUV勢ですが、ボディ拡大と装備強化により、カローラクロスやCX-30といった“ひと回り上”のSUVとも一部で競合する立ち位置になりそうです。電動感の強いe-POWERがキックスの個性になっていくイメージです。

キックスを検討するとき、多くの方が同時にチェックするのが、

  • トヨタ ヤリスクロス
  • ホンダ ヴェゼル
  • トヨタ カローラクロス
  • マツダ CX-30 など

といったコンパクト〜ミドルクラスのSUVです。

それぞれをざっくりキャラ分けすると、

  • ヤリスクロス:コンパクト寄りで取り回し重視、ハイブリッドの燃費が武器
  • ヴェゼル:室内の質感やデザイン性が高く、「乗っていて気持ちいい」キャラ
  • カローラクロス:荷室と後席の余裕があり、ファミリー用途向け
  • CX-30:走りの質感やデザイン志向が強い“プレミアム寄りコンパクトSUV”

ここに新型キックスがどう入り込むかをイメージすると:

  • ボディサイズはヤリスクロスより一回り大きく、ヴェゼルやカローラクロスに近づく
  • 燃費志向のハイブリッドというより、“電動感のある走り”に振ったe-POWERが個性
  • デジタルコクピット&安全装備の充実で、装備面ではクラス上位を狙う

といったポジションが見えてきます。

そのぶん、「とにかく安くSUVに乗りたい」というニーズにはあまり寄せてこず、「最新装備と電動SUVらしさをまとめて手に入れたい人向け」の選択肢として存在感を出してくる可能性が高いです。

▼ライバル比較で迷ったときは、「アシ車として軽快に使いたいのか」「家族のメインカーとして何でもこなしたいのか」をはっきりさせると見えてくるものが変わります。キックスは次期型で後者寄り(“メインカーとしての安心感”)に寄ってくると考えられるので、サブカー感覚ならヤリスクロス寄り、メインカー感覚ならキックス/ヴェゼル/カローラクロス寄り、といった分け方が一つの考え方になりそうです。

※ライバル車との比較は、各車種の現行モデルの一般的な特徴に基づいたものであり、グレードやオプション構成によって印象は大きく変わります。具体的な装備・価格・燃費などは、必ず各車種の公式サイト(キックスについてはキックス公式サイト)や販売店で最新情報をご確認ください。

新型キックスが向いている人・向かない人

先出しまとめ:次期キックスは「街乗りメインだけど、高速や雪道も安心してこなしたい人」にフィットしそうなコンパクトSUVです。サイズや価格はコンパクト枠の上限寄りですが、そのぶん電動感のある走りと安全装備の厚みで、“メインカーとして安心して任せられる一台”を狙っているように見えます。

「自分に合うのかな?」をイメージしやすいように、ざっくりタイプ別に向き・不向きを整理してみます。

◆ こういう人には相性が良さそう

  • 街乗り中心だけど、月に何回か高速道路で遠出をする
  • 静かでスムーズな加速が好きで、電動車に興味がある
  • 雪道や山道に行くことがあり、4WDの安心感も欲しい
  • 最新の安全装備や運転支援を重視したい
  • ミニバンほどの大きさはいらないが、コンパクトカーでは少し手狭に感じている

◆ 逆に、こんな人は他の選択肢も検討したい

  • 予算は200万円台前半までに抑えたい
  • 毎日、超狭い立体駐車場や路地を頻繁に出入りする
  • 「とにかく燃費最優先」で、静粛性や加速感はあまり気にしない
  • 高速を長時間・高いペースで走ることが多く、ディーゼルやPHEVも気になっている

次期キックスは、サイズ的にも価格的にも“コンパクトSUVの中ではやや上のゾーン”に入ってくると予想されます。そのぶん、

  • 「クルマはとりあえず移動できればいい」よりも、「せっかくなら走りや装備にもこだわりたい」
  • 「セカンドカー」よりも、「家族で共有するメインカー」

といった使われ方を意識して選ぶと、本来のキャラクターに合いやすいと感じます。

▼次期キックスは、尖った“個性派SUV”というより、「多くの人にちょうどいい線」を狙うバランス型の一台になりそうです。そのぶん、スペック表だけでは魅力が伝わりづらいので、実際に乗ったときの静かさや乗り心地、運転支援の挙動といった“肌感覚”を重視できると、自分にとっての価値が見えやすくなるはずです。

※向き・不向きの整理は、予想される仕様やクラス全体の傾向にもとづいた一般的な目安です。実際の装備・価格・走りのフィーリングは、必ず試乗やキックス公式サイトの情報でご確認のうえ、ご自身の使用環境に照らして判断してください。

日産キックス フルモデルチェンジ最新情報の総まとめ

先出しまとめ:次期キックスは、2026年5月前後の日本発売が有力視される「電動コンパクトSUVの正統進化版」です。一回り大きくタフな見た目になりつつ、室内はデジタル化、安全装備も充実し、“普段使いから雪道・長距離までこなせるメインカー候補”として仕上がってくる可能性があります。

ここまでの内容を、初心者向けにざっくり振り返ると:

  • キックスは、ヤリスクロスやヴェゼルと同クラスのコンパクトSUVで、日本ではe-POWER専用車として定着
  • 次期型(3代目)は、海外で先にフルモデルチェンジ済みで、日本は2026年5月前後の発売が有力な予想
  • ボディサイズは現行より少し大きくなり、見た目もSUVらしくタフな方向へ
  • 室内はデュアルディスプレイなどで一気にデジタル化、安全装備・運転支援もクラス上位レベルを狙う
  • 日本仕様は引き続きe-POWER中心で、電動感のある走りと4WD性能の両立がポイントになりそう
  • 価格帯は現行よりやや上がり、320〜390万円前後のレンジをイメージしておくと他車比較がしやすい

まだ「公式にすべて決まった話」ではないものの、海外仕様や工場のコメント、複数の自動車メディアの予想を重ねると、次期キックスが狙っている方向性や立ち位置はかなり見えてきます。

あとは、実際に日本仕様の詳細が出てきたときに、

  • 自分の使い方(街乗り中心/高速多め/雪国など)
  • 欲しい装備(デジタルメーター、安全装備、4WDなど)
  • 予算(車両価格だけでなく、月々の支払いイメージ)

をもう一度照らし合わせて、「キックスが候補になるのか」「別のSUVの方が合うのか」を落ち着いて整理していくのが良さそうです。

▼次期キックスは、スペック競争よりも「普段の暮らしとどうなじむか」を大事にした一台になりそうです。発売までのあいだは、キックスだけに絞り込むのではなく、同クラスSUV全体の雰囲気をつかんでおき、正式発表が出たタイミングで冷静に見比べる“準備期間”ととらえると、結果的に満足度の高い選択につながると感じます。

※本まとめは、執筆時点で入手できる海外発表・報道・予想情報にもとづいたものであり、次期キックスの最終的な仕様・価格・発売時期などを保証するものではありません。ご購入検討の際は、必ず最新の公式情報(キックス公式サイト)や販売店の説明に基づいてご判断ください。