トヨタ ランクル300新型:2026年以降のフルモデルチェンジ&マイナーチェンジ予想について、現時点で判明している公式情報と業界の動向をフラットに整理しました。
2021年のデビューから数年が経過し、海外ではハイブリッドモデルの投入が公表されるなど、300系を取り巻く状況は大きく動き始めています。「2026年にフルモデルチェンジするのか?」「ハイブリッドは日本に来るのか?」といった疑問に対し、この記事では購入を煽ることなく、メリットとデメリットの両面から情報をまとめています。
■この記事でわかること
- 2026年は「フルモデルチェンジ」ではなく「ハイブリッド追加のビッグマイナー」が濃厚な理由
- 海外で先行発表された「300系ハイブリッド」の具体的なスペックと特徴
- 2027年以降のランクルファミリー内における300の立ち位置と将来予想
- 「熟成されたガソリン/ディーゼル」と「新型ハイブリッド」のどちらを狙うべきかの判断材料
※この記事の情報は、2026年1月22日時点の調査データに基づいて作成しています。
まずは結論ざっくり:ランクル300新型予想:2026年マイナーチェンジ
まず大枠として、「2026年に300系がフルモデルチェンジする」可能性は低く、あくまで現行300系をベースにした大きめのマイナーチェンジ+ハイブリッド追加という方向性が濃厚です。
事実として、トヨタはランドクルーザー300のハイパワーハイブリッド仕様(3.5L V6ツインターボ+モーター、合計457(DIN hp)/790Nm級)が東欧や中東などで2026年から順次発売されることを正式発表しています。
- 世界全体の流れ:2026年から「ランドクルーザー300 ハイブリッド(Performance Hybrid)」が東欧・中東などで本格展開開始。既存のガソリン/ディーゼルより大幅にパワフルかつ高トルク。
- 日本仕様の方向性(予想):2026〜2027年ごろに、盗難対策強化やメーター刷新を行った2025年一部改良版をベースに、ハイブリッド系グレードの追加や装備見直しが入るマイナーチェンジ級のアップデートが入りそう。
- 価格イメージ:現行の日本仕様はおおよそ約525万〜813万円のレンジですが、ハイブリッドはその上に載る「プレミアムグレード」となり、もう一段高い価格帯になる可能性が高いです(あくまで推測)。
ユーザー目線では、
- 「とにかく今すぐ300に乗りたい人」:ガソリン/ディーゼルの完成度は既に高く、2025年一部改良で防犯・メーター周りも強化済み。
- 「せっかくなら電動化の恩恵も欲しい人」:ハイブリッド仕様の日本導入タイミングを見極めたいフェーズ(少なくとも2026〜2027年までは様子見もあり)。
- 「10年以上乗るつもりで、家の充電環境も将来視野に入れている人」:300ハイブリッド+さらに先のEVコンセプト「ランドクルーザーSe」の動きを踏まえ、2027年以降に改めて判断するというスタンスも考えられます。
この記事では、このあと「今の300の立ち位置」「2026年前後のほぼ確実な動き」「300ならではのモデルチェンジ方向性」「2027年以降の中期予想」「いつ買うかの目安」という順で整理していきます。
※本章の内容は執筆時点の情報や報道をもとにした予測であり、実際のランドクルーザー300の仕様・価格・発売時期などを保証するものではありません。必ず最新情報をランドクルーザー公式サイトや販売店でご確認ください。
現行ランクル300の価格・スペック【直近改良2025年3月】
ランクル300の特徴とサイズ感
ランドクルーザー300(通称ランクル300)は、2021年に登場した「ステーションワゴン系」ランドクルーザーの最新世代です。典型的な都市型SUVではなく、ラダーフレーム構造+本格4WDを持つ「世界中の悪路を想定したフラッグシップSUV」という立ち位置にあります。
パワートレインは日本仕様だと大きく2種類。
- 3.5L V6ツインターボガソリン:最高出力415ps/最大トルク650Nmクラスで、高速やオンロードの加速感が非常に強い仕様。
- 3.3L V6ツインターボディーゼル:309ps/700Nmクラスの大トルクを低回転から発揮し、重い車体をゆったり動かすのが得意な仕様。
どちらも10速AT+フルタイム4WDと組み合わされ、オンロードでもオフロードでも扱いやすいように作り込まれています。
日本でのメーカー希望小売価格帯は、2025年の一部改良モデルで約525万〜813万円(税込)ほど。GX〜GR SPORTまで複数グレードがあり、下位グレードは比較的シンプル装備、上位ほどレザー内装や大型ディスプレイなどが充実していきます。
現行モデルの装備・機能まとめ(ざっくり)
現行ランクル300は、すでにかなり装備が盛られているモデルです。代表的なものをユーザー目線でざっくり整理すると、次のようなイメージです。
- 本格オフロード機能:マルチテレインセレクト、クロールコントロール、センターデフ&リヤデフロックなどを装備。悪路で「どこまで行けるか」の限界値が高い。
- GR SPORT専用の足まわり:電子制御のE-KDSS(前後スタビライザーを電気的に可変)で、オンロードのロール抑制とオフロードの足の伸びを両立。
- 安全・運転支援:トヨタセーフティセンス系の衝突被害軽減ブレーキやレーンキープ、アダプティブクルーズなど、最新世代の予防安全装備を搭載。
- 室内の快適装備:大型ディスプレイオーディオ(8〜12.3インチ)、多ゾーンエアコン、JBLサウンド(上級)、電動シート、ベンチレーションシートなど。長距離移動の疲労を抑える方向の装備が充実。
- 盗難対策(指紋認証など):指紋認証スタートスイッチを採用し、「鍵を盗まれただけではエンジンをかけにくい」構造になっているのも特徴。(2025/3改良で“GX含む全グレード標準)
日常のイメージとしては、「普段はかなり静かで快適な高級SUV」なのに、いざという時には悪路や雪道でも強い——という二面性を持ったクルマ、という捉え方が近いです。
直近2025年一部改良の変更点
2025年3月24日に、ランクル300は日本で初の一部改良(マイナーチェンジ手前の小変更)が行われています。
主なポイントだけをかみ砕くと、次のような内容です。
- メーターの全面TFT化:従来のアナログ主体メーターから、全グレードでTFTカラーメーターに変更。上級(ZX/GR SPORT/VX)は12.3インチ、AX・GXは7インチに統一。情報量と視認性が大きく向上。
- ディスプレイオーディオ刷新:全グレード8インチディスプレイオーディオ標準、GXを除く全グレードには12.3インチをオプション設定。旧来のCD/DVDスロットを廃止し、HDMI入力などに置き換え。
- 盗難防止機能の強化:スマホアプリ「My TOYOTA+」でエンジン始動をロックできる「マイカー始動ロック」をトヨタ車で初採用。スマートキーが車両周辺にないとドア解錠&エンジン始動を制限する制御を追加。
- 法規対応・環境性能向上:自転車運転者への衝突被害軽減ブレーキ強化、イベントデータレコーダー、サイバーセキュリティ対応、ディーゼル車のRDE(実路走行排ガス規制)適合など。
- 価格改定:同時に価格も見直され、メーカー希望小売価格は約525万〜813万円へとレンジ全体で十数万円アップ。
ユーザー体験としては、
- 「画面が多くなって情報は見やすくなった」反面、
- 「ベースグレードの8インチ画面は物理ボタンが減り、ベゼルがかなり太く見える」という見た目上の好みが分かれるポイントもあります。
すでにこの2025年一部改良が入っていることを前提に、2026年以降の「次の一手」がどうなるか、という見方をしていくのが現実的です。
※本章はトヨタ公式資料やプレスリリース、主要メディアの報道をもとに整理したものであり、ランドクルーザー300の現行仕様・価格・装備内容を完全に保証するものではありません。必ずランドクルーザー公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。
2026年以降のランクル300のフルモデルチェンジとハイブリッド追加
公式確定:ランクル300ハイブリッドの登場【海外版】
まず「確定情報」として押さえておけるのが、ランドクルーザー300のハイブリッドモデルが2026年から東欧や中東などで導入されるという事実です。
トヨタの欧州向けニュースリリースや、各国のトヨタ公式サイトから読み取れる主なスペックは次の通りです(地域によって表現差はあります)。
- パワートレイン:3.5L V6ツインターボエンジン+電動モーター(いわゆる「パフォーマンスハイブリッド」)
- システム出力:最大457(DIN hp)/790Nm級(市場によって表記差あり)
- トランスミッション:10速AT(既存ガソリン/ディーゼルと同様)
- グレード構成:VX/ZX/GR SPORTなど、現行300と似た体系で展開予定
- 発売時期:2026年1月ごろから東欧の一部市場で販売開始、その後オーストラリアなど他市場にも順次展開予定
- オフロード性能:バッテリーやモーターの防水設計により渡河性能700mmを維持するなど、「悪路性能を落とさず電動化」するコンセプトが明言されています。
ユーザー視点での体験イメージを一言でまとめると、
- 「ガソリンV6以上の加速感」と「ディーゼル並み、もしくはそれ以上のトルク」を両立した、シリーズ最強クラスの動力性能
- 発進〜低速域ではEV的な静かさと滑らかさが増し、オフロードでのトラクション制御もより緻密になる可能性
- 長距離燃費やCO₂排出量の改善も期待される一方で、車両価格は従来より確実に高くなる
あくまで現時点では日本導入の公式発表はありませんが、「300系ハイブリッド」というパワートレイン自体は既に存在し、2026年から世界の一部市場で走り始めることは確定しています。
日本仕様の発売時期と価格予想
ここからは予想ベースです。日本仕様300に関して、2026年前後にありそうな動きを「起こりそうな順」に並べると、だいたいこんなイメージになります。
- ① ハイブリッド系グレードの追加(確率高め):
すでに海外では300ハイブリッドが発表済みで、3.5L V6+モーターはトヨタ/レクサスの他モデルとも共用できるユニットです。日本市場でも、ZX/GR SPORTあたりにハイブリッドを追加する形で投入される可能性はかなり高いと考えられます。 - ② フロントグリルやライト周りの小改良(中程度):
ハイブリッド登場時に、バンパー意匠やグリルパターン、ライト内部のグラフィックなどが「よく見ると違う」レベルで変わる可能性があります。既にハイブリッド向けにはHEVバッジや微妙な外観差が与えられている市場もあるため、日本仕様でも似た方向性が想像できます。 - ③ インテリアのデジタル化強化(中程度):
2025年一部改良でメーターとディスプレイオーディオは一段アップデートされましたが、ハイブリッド登場タイミングでソフトウェアやUI(画面表示)、USBポート類の再配置など、細かな見直しが入る可能性があります。特にハイブリッド専用のエネルギーフロー表示やEVモード関連のメニューが追加されるのはほぼ確実でしょう。 - ④ 盗難対策やコネクティッド機能の追加(中〜やや高い):
既に「マイカー始動ロック」などアプリ連携の防犯機能が入っていますが、ハイブリッドやコネクティッド機能強化に合わせて、遠隔での車両状態チェック、OTAアップデート範囲拡大などが追加されれば、所有体験が変わります。 - ⑤ グレード整理・価格帯の微修正(中程度):
ハイブリッドが追加されると、エントリー〜ミドルのガソリン/ディーゼルグレード構成を整理しつつ、価格レンジ全体がやや上振れする可能性があります。現状でも約525万〜813万円レンジなので、ハイブリッドZX/GRが出るとすれば800万〜900万円台クラスに収まるイメージ(ここは完全に推測)です。
ユーザー側の体験としては、
- ・ガソリン/ディーゼル:価格・信頼性・シンプルさ重視
- ・ハイブリッド:パワー&静粛性&将来の環境規制対応を重視
という二本立ての選択になる可能性が高い、というのが2026年前後の大まかな絵です。
繰り返しになりますが、ここまでの日本仕様に関する話はあくまで「海外公式情報+これまでのトヨタのやり方」からの推測レベルです。
※本章のうちハイブリッドの海外展開・スペック部分は各国トヨタ公式リリース等に基づきますが、日本仕様の導入時期・グレード構成・価格についてはあくまで筆者の予測です。実際のランドクルーザー300の仕様・発売計画を保証するものではないため、購入検討の際は必ずランドクルーザー公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。
「ランクル300ならでは」の新型フルモデルチェンジ方向性
V6エンジンと電動化戦略【予想】
ランドクルーザーシリーズ全体を見ると、役割に応じてパワートレインを変える「マルチパスウェイ戦略」が取られているのが分かります。
| モデル | 主なパワートレイン | 役割イメージ |
|---|---|---|
| ランドクルーザー70 | 2.8Lディーゼルなど | 商用・ヘビーデューティ寄りの「道具」 |
| ランドクルーザー250 | 2.8Lディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(海外)など | 世界的な環境規制に対応した「メインストリーム」 |
| ランドクルーザーFJ | 2.7L直4+AT(地域によりHVの噂も) | よりコンパクトで身近な「ベイビーランクル」 |
| ランドクルーザー300 | 3.5L V6ガソリン/3.3L V6ディーゼル+HV | フラッグシップとしてのパワー&快適性重視 |
| ランドクルーザーSe(コンセプト) | フルBEV(モノコックボディ) | EV時代の新しいランクル像を提案 |
この並びから見ると、300に求められているのは「V6エンジンの力強さを活かしつつ、電動化でさらに上乗せする」という役割です。
- ・V6を維持する理由:車重・積載量・けん引需要などを考えると、直4ターボよりも余裕のあるV6が好まれやすいゾーン。高級SUVとしての「余裕感」も含め、6気筒を手放しにくいレンジです。
- ・電動化の方向性:すでに発表されている「3.5L V6+モーターの457(DIN hp)/790Nm級ハイブリッド」は、ガソリンV6とディーゼルV6の「いいとこ取り」を狙ったようなスペックで、300系のキャラクターに非常に合っています。
そのため、少なくとも300系のライフサイクル中は、
- ・V6ガソリン/ディーゼル+10速AT(現行)
- ・V6ハイブリッド(追加)
という「6気筒を軸にした電動化」が続く可能性が高いと考えられます。
電動化後のオフロード性能【主観:有力+予想】
電動化で多くの人が心配するのが「悪路性能は落ちないの?」という点ですが、ランドクルーザー300ハイブリッドの公式情報を見る限り、むしろ悪路性能維持〜底上げを狙った設計になっていると考えられます。
- ・渡河性能の維持:バッテリーケースの防水強化などにより、渡河性能700mmを維持すると明言されています。
- ・ハイブリッドならではのトルク制御:モーターを使うことで「ごく低速でのトルク制御」が緻密になり、岩場やぬかるみでのコントロール性が上がる可能性があります。
- ・GR SPORTの足まわり+e-KDSS:現行GR SPORTが持つe-KDSS(スタビライザー可変システム)と組み合わされば、オンロードではロールを抑えつつ、オフロードでは足をしっかり伸ばす方向にさらに進化していくと考えられます。
ユーザーとしては、
- ・今までよりも「静かで速いランクル」
- ・悪路での扱いやすさも(理屈上は)向上
- ・ただし車両重量や構造が複雑になるぶん、長期所有での整備性・維持費は慎重に見たほうがよい
というトレードオフを意識しておくのが現実的です。
内装デザインとデジタル化【予想】
内装については、すでに2025年一部改良でメーターやディスプレイが一段デジタル寄りに振られましたが、ランドクルーザー全体のコンセプトや、今後追加されるFJ・Seなどを踏まえると、300の室内は次のような方向性で進化していくと考えられます。
- ・「タフに使える素材感」は維持:完全にレクサス的なラグジュアリーには振らず、あくまで「道具としてもガシガシ使える」素材とスイッチ配置を残す方向。
- ・表示系はよりデジタルに:12.3インチメーター+大画面ディスプレイを軸に、ハイブリッド系ではエネルギーフロー、オフロード画面、カメラビューなどの情報をより柔軟に表示できるようになる可能性大。
- ・物理スイッチとタッチ操作のバランス調整:2025年改良でベースグレードの画面ベゼルが話題になったこともあり、「よく触る操作は物理ボタン」「情報系は画面」という住み分けをもう少し洗練させてくる可能性もあります。
ランクル300の室内進化は、「レクサスLXほどの豪華さ」は追わず、「タフ+デジタル」をどうバランスさせるかがテーマになっていきそうです。
※本章はランドクルーザーシリーズ各モデルの公式情報やコンセプトカーの発表内容から読み取れる方向性をもとにした推測であり、ランドクルーザー300の具体的な改良内容や装備構成を保証するものではありません。実際の仕様は必ずランドクルーザー公式サイトや販売店でご確認ください。
2027年以降のランクル300のフルモデルチェンジと将来性
次期モデルチェンジはいつ?
ランドクルーザーのステーションワゴン系(80/100/200/300)は、過去のモデルを見るとおおよそ10〜13年スパンでフルモデルチェンジしてきました。例えば、80系は1990〜1997年、200系は2007〜2021年ごろまで継続しています。
これを300系(2021年登場)に当てはめると、
- 〜2025年:デビュー直後〜初期一部改良(実際に2025年に一部改良実施済み)
- 2026〜2028年ごろ:ハイブリッド追加や内外装小変更など、商品力を高める中期フェーズ
- 2029〜2033年ごろ:世代末期としてグレード整理や特別仕様車、次期モデルへの橋渡し
というざっくりした絵が浮かびます。
つまり、2027〜2030年ごろまでは「300系をベースにした改良」が続く可能性が高く、完全な次世代(例えば300後継のEV主体モデル)が出るのはもう少し先と考えるのが自然です。
ランクルシリーズの今後
すでにトヨタは「ランドクルーザー」を一台の車種ではなく「ブランド」として再定義しつつあり、日本の公式ブランドサイトでも70/250/300といったラインナップが整理されており、ランクルFJも公式発表済みです。
| モデル | ざっくり役割 | ユーザー像のイメージ |
|---|---|---|
| ランドクルーザー70 | 原点回帰のヘビーデューティ | 仕事・趣味で「壊れにくさ」「整備しやすさ」を最優先する人 |
| ランドクルーザー250 | 家族・アウトドア向けの「本格寄り」SUV | 日常使いと悪路走行をバランスよく楽しみたい人 |
| ランドクルーザーFJ | コンパクトで親しみやすい入門ランクル | 街乗り中心+週末アウトドア、ボディサイズや価格も抑えたい人 |
| ランドクルーザー300 | フラッグシップ・ロングツアラー | 長距離+悪路+けん引など、あらゆる用途に一台で対応したい人 |
| ランドクルーザーSe(コンセプト) | EV時代の新フラッグシップ像 | 将来の静かで上質なロングツアラー志向 |
2027年以降は、
- ・FJが量産・販売フェーズに入り、250とともに「身近なランクル」を担う
- ・300はハイブリッドを軸にフラッグシップ/長距離ツアラーの役割をより明確化
- ・Se(EVコンセプト)が市販に近づくにつれ、「将来の次世代ランクル」のイメージ作りを担当
という「階層構造のはっきりしたファミリー化」が進むと予想できます。
EV化と将来の電動戦略(軽く触れる程度の予想)
ランドクルーザーの電動化については、すでに48Vマイルドハイブリッド(主に250)→フルハイブリッド(300)→フルEV(Seコンセプト)という「階段」が描かれています。
2030年ごろまでのイメージをかなりざっくり書くと、
- ・70/FJ:ガソリン・ディーゼル中心に一部マイルドハイブリッド化、電動化より「壊れにくさ」を優先
- ・250:48Vマイルドハイブリッドを軸に、地域によってはフルハイブリッド追加
- ・300:V6ハイブリッドが主力に近づき、ガソリン・ディーゼルは国や用途によって残るかどうかを調整
- ・Se系(EV):一部市場で「静かで上質なEVランクル」として、まずは高価格帯から導入
300オーナー目線でいうと、2027〜2030年くらいまでは「V6+ハイブリッド」路線がメインであり続ける可能性が高く、完全EVへの置き換えはもう少し先の話になると考えるのが現実的です。
※本章はランドクルーザー各モデルや「ランドクルーザーSe」コンセプトの公式情報、各国の電動化動向をもとにした中期的な予測であり、ランドクルーザー300やシリーズ全体の将来計画を確定的に示すものではありません。購入・乗り換えの判断にあたっては、必ずランドクルーザー公式サイトや販売店で最新の公式情報をご確認ください。
ランクル300の購入タイミングと受注状況(超主観予想)
2025年現行モデルのメリット/デメリット【評価】
すでに2025年は過ぎていますが、在庫車や登録済み未使用車、中古車を含めて「2025年一部改良前後の300を今から狙う」ケースをイメージして整理してみます。
- メリット①:ガソリン/ディーゼルの完成度はすでに高い:
V6ガソリン/ディーゼル+10速ATの組み合わせは評価が固まっており、「パワーが足りない」「走りが物足りない」という心配はまずありません。 - メリット②:装備面でも大きな不満は出にくい:
2025年一部改良後の個体であれば、TFTメーターや最新ディスプレイオーディオ、防犯機能なども備わっており、長く乗っても古さを感じにくい仕立てになっています。 - メリット③:価格レンジがまだ「ハイブリッドなし」の状態:
新車価格が約525万〜813万円レンジのうちに、従来パワートレインのトップグレードを押さえておく、という考え方もあります。 - デメリット①:ハイブリッド登場後に「旧世代」感が出る可能性:
2026年以降にハイブリッドが一般化すると、「V6ガソリン/ディーゼルのみの300」は一世代前のパワートレインと見られることもあり得ます。 - デメリット②:長期の環境規制・下取り価値を読むのが難しい:
将来、都市部での環境規制がさらに厳しくなった場合、非電動パワートレインの扱いがどうなるかは不透明です。
今から「2024〜2025スペックに近い個体」を選ぶ場合は、
- ・ガソリン/ディーゼルのダイレクトなフィーリングが好き
- ・10年以上乗るつもりで、将来の下取り価格はあまり気にしない
という人とは相性が良いタイミングと言えそうです。
2026年ハイブリッドの狙い目
一番悩ましいのが、「300ハイブリッドが出てから買うかどうか」という判断です。日本での導入タイミングは未発表ですが、海外向け情報から逆算すると、2026〜2027年ごろに何らかの動きがあっても不思議ではありません。
- メリット①:動力性能・静粛性の面ではベストバランスになりそう:
457(DIN hp)/790Nm級のハイブリッドは、ガソリンV6とディーゼルV6のいいとこ取りといえるスペックで、「静かで速いランクル」というイメージにもっとも近づきます。 - メリット②:将来の環境規制・税制への適合度が高い可能性:
CO₂排出量の面で優位になるため、長期的に見て税制・規制面で扱いやすくなる可能性があります。 - メリット③:内外装・安全装備も「最新パッケージ」を一気に享受できる:
ハイブリッド追加のタイミングで内外装や安全装備も小改良が入ることが多いため、「どうせなら全部盛りの300が欲しい」人向けのタイミングです。 - デメリット①:価格は確実に高めになる:
現行上級グレードが800万円台前半なので、ハイブリッドZX/GR SPORTが出るとすれば800万〜900万円台レンジに収まる可能性が高く、オプション次第ではさらに上振れもあり得ます(完全に推測)。 - デメリット②:登場直後は納期が長く、実質的に「数年待ち」になるリスク:
200系や初期300同様、人気が集中すると受注停止・長納期になるリスクは高いです。 - デメリット③:初期ロット特有の「こなれ前」感:
複雑なハイブリッドシステムだけに、初期ロットは細かな対策や改良前の仕様になる可能性があります。
ハイブリッド狙いの人は、
- ・価格上昇と納期の長さを受け入れられるか
- ・初期ロットより、少し落ち着いたタイミング(登場から1〜2年後)を待つか
といった点を、自分のライフプランや予算感と照らし合わせて考える必要があります。
2027年以降まで待つべき判断は?
最後に、「あえて数年様子を見る」という選択肢です。これは、「今すぐ300じゃないと困る」という状況ではない人向けのスタンスになります。
- メリット①:300ハイブリッドの実績や評価を見てから選べる:
実際にユーザーの声や中古車市場の動きを見て、「ガソリン/ディーゼルの後期型」「ハイブリッド中期型」「FJ/250」などから選びやすくなります。 - メリット②:ランドクルーザーファミリー全体の姿が見えてくる:
2026年中頃発売予定のFJ、発売が進む250、そしてSe系EVの動きなどを眺めながら、「自分に合うのは本当に300なのか?」を落ち着いて判断できます。 - メリット③:中古市場での選択肢が大幅に増える:
2027年以降になると、初期300や一部改良後、そしてハイブリッド初期〜中期まで、さまざまな世代の300が中古市場に出回り始めます。 - デメリット①:待っている間は当然ながら300のある生活は始まらない:
「いつか欲しい」と思っているうちにライフステージが変わることもあるので、待つこと自体がリスクになるケースもあります。 - デメリット②:将来の規制や税制、EVインフラの状況が読みにくい:
先を見ようとすればするほど不確実性は増えるので、「どこまで先を読むか」の線引きが難しくなります。
2027年以降まで待つパターンは、
- ・今乗っている車にまだ余裕がある
- ・FJ/250/Seなども含めて「ランドクルーザーというブランド全体」の中から自分に合う一台を選びたい
という人に向いたスタンスです。
※本章は「いつ買うか」を考える際の整理であり、特定のタイミングや車種・グレードの購入を推奨・勧誘するものではありません。ランドクルーザー300および関連モデルの仕様・価格・発売時期は変動する可能性があるため、最終的な判断の前に必ずランドクルーザー公式サイトや販売店で最新情報をご確認ください。