新型セレナ大幅改良マイナーチェンジ最新情報＆予想【2026年】

新型セレナのマイナーチェンジ【2026】が気になって、「いつ出るの？」「どこが変わるの？」「今買うべきか、待ったほうがいいのか…」とモヤモヤしている方も多いと思います。この記事では、ディーラー筋の話やスクープ記事など、現時点で出ている情報をいったん整理して、「どんな方向性の変更になりそうか」を初心者の方にもわかるようにかみ砕いてお伝えします。

もちろん、まだ日産から公式発表が出ていない段階なので、「期待できそうなポイント」と同時に、「実際にフタを開けてみるまでわからない部分」や「人によってはデメリットになり得る点」も存在します。そこで本記事では、良いニュースだけを並べるのではなく、「変化のプラス面とマイナス面の両方」をできるだけフラットに整理し、あくまで判断材料のひとつとして役立ててもらえるような内容を目指しました。

これからセレナを候補に入れようとしている方も、「すでに見積り中だけど、マイチェンの噂が気になっている」という方も、以下のようなポイントがざっくりつかめるはずです。

2026年の新型セレナマイナーチェンジがおおよそ「いつ」行われそうか（発売時期のイメージ）
現行C28型セレナと比べて、デザイン・装備・グレード構成がどう変わりそうか
快適装備や安全装備が「強化される部分」と「削られそうな部分」の整理
価格や装備内容の変化を踏まえて、「今買う／待つ」を考えるときの視点

※この記事の情報は、2025年12月13日時点の調査データに基づいて作成しています。

新型セレナマイナーチェンジ2026のざっくりまとめ
現行C28型日産セレナのおさらい
日産セレナモデルチェンジ 2026はいつ？【発売日予想】
新型セレナマイナーチェンジ2026の変更点予想の全体像
新型セレナマイナーチェンジ 2026の項目別の違い

新型セレナマイナーチェンジ2026のざっくりまとめ

先出しまとめ：新型セレナのマイナーチェンジは、2026年2〜3月ごろに登場すると見られ、フロントマスクとデジタル装備の刷新が大きなトピックです。一方で、一部の快適装備やボディカラーが整理されるなど、「進化」と「装備の取捨選択」が同時に進む改良になりそうです。

まず全体像として押さえたいのは、「骨格はそのまま、中身を今風にアップデートする大掛かりな小変更」というイメージです。

発売から約3年経った現行C28型セレナに対する“前期→後期”への大幅改良
フロントグリルやヘッドライトの意匠変更で、より高級ミニバン寄りの顔つきに
12.3インチ級ディスプレイ＋Googleビルトイン対応など、ナビ・メーター類のデジタル化を強化
e-POWERやe-4ORCEなどパワートレインの基本構成は継続（細かな燃費値の変動が噂）
グレード整理・ボディカラーの大幅な統廃合で、選択肢はシンプルになる一方、「廃止色」も多い予想
価格は全体としてアップ方向だが、装備削減で上昇幅を抑えるという見立てもあり

複数のスクープ・ディーラー発言ベースの記事を総合すると、デザインとデジタル装備は一段と豪華に、細かな快適装備はやや割り切りというバランスを狙っているように見えます。

▼今回のマイチェンは「何でも盛る」のではなく、物価高の中でどこにコストを配分するかをかなりシビアに選び直した印象で、ユーザー側も「欲しい装備」と「諦めてもよい装備」を自分なりに整理しておくと比較がしやすくなりそうです。

※本章の内容は2025年12月時点で報じられている自動車メディア・ディーラー関係者のコメント等をもとにした予想であり、実際の仕様・評価を保証するものではありません。最新の公式情報はセレナ公式サイトや販売店で必ずご確認ください。

現行C28型日産セレナのおさらい

先出しまとめ：現行C28型セレナは、2022年デビューの6代目モデルで、「ちょうどいい5ナンバー級サイズ」と最新e-POWER、そして充実した運転支援が強みです。まず現行の立ち位置を押さえておくと、マイナーチェンジで何が変わるのかが見えやすくなります。

現行C28セレナ（2025年時点）は、次のような特徴を持つミドルクラスミニバンです。

全長約4,690mm×全幅約1,695mm×全高約1,870mm（ハイウェイスター系は3ナンバー幅）という「大きすぎない」ボディ
2.0Lガソリンと1.4Lエンジン＋モーターの「e-POWER」、さらに電動4WDの「e-4ORCE」をラインナップ
e-POWER車は発電専用エンジン＋モーター駆動で、街乗りでの静かさ・スムーズさが強み
最上級の「e-POWER LUXION」では、高速道路でハンズオフも可能な「プロパイロット2.0」を採用
デュアルバックドアや多彩なシートアレンジなど、日常使いの便利機能が豊富

イメージとしては「ノア／ヴォクシー」「ステップワゴン」と同じクラスで、

サイズ感：ややコンパクト寄り
走り：e-POWERによる電気の加速感
安全・運転支援：高速ではプロパイロットがしっかり支える

といったキャラクターです。

項目（2025年時点）	ガソリンモデル	e-POWER（FF）	e-POWER e-4ORCE
エンジン	2.0L 直4ガソリン	1.4L 直3（発電専用）	1.4L 直3（発電専用）
駆動方式	FF／4WD	FF	電動4WD（e-4ORCE）
乗車定員	8人	8人	7人
カタログ燃費イメージ（WLTC）	約13〜14km/L台	最大約20km/L前後	約16〜18km/L前後
主な特徴	価格重視・シンプル装備	静かで力強い普段使い	雪道・悪天候にも強い

▼「今のセレナは何が良いのか？」を一言でまとめると、「子育て世帯の日常を支える“ちょうどいいサイズの電動ミニバン”」というポジションで、ここを崩さずにどこまでプレミアム感を足せるかが、マイチェン後の評価の分かれ目になりそうです。

※本章は現行C28型セレナの公式カタログ・メーカーサイト等をベースにした一般的な整理です。グレードや年式により仕様は異なります。詳細はセレナ公式サイトおよび販売店で必ずご確認ください。

日産セレナモデルチェンジ 2026はいつ？【発売日予想】

先出しまとめ：有力な情報を総合すると、2025年12月に発表され、実際の発売は2026年2〜3月ごろという見立てが有力です。スクープメディアとディーラー筋の話に若干のズレはあるため、「2026年春までに順次切り替わる」くらいで見るのが安全です。

発売時期については、メディアごとに表現が少しずつ異なります。

ディーラー関係者コメントを引用した記事：
「2025年12月中に発表 → 2026年2月ごろ発売見込み」と説明しているものが複数
スクープ系メディア：
「2026年3月に大幅改良モデル発売の可能性が高い」とする記事もあり
一部記事では「2027年2月」と記載があるものの、文脈や他ソースとの整合性から「2026年の誤記」と見なされるケースも

さらに、2025年3月ごろに、まずC28セレナ e-POWERが受注停止（在庫販売のみ）となったという報道があり、その後ガソリンモデルも含めて在庫販売シフトや受注制限が強まっている、という流れが複数ソースで報じられており、これはマイナーチェンジに向けた在庫調整と考えられます。

このあたりを踏まえると、現時点での現実的なイメージは次のようなものです。

2025年12月：マイナーチェンジ版セレナ正式発表・予約開始
2026年2〜3月：ガソリン／e-POWERの主力グレードから順次デリバリー開始
一部仕様・特別グレードは、生産計画や部品供給の関係でやや遅れて追加される可能性もあり

▼発売時期の情報はどうしてもブレやすいですが、「発表と同時に一気に全グレードが揃う」というより、「主力グレードから徐々に切り替わる」というイメージで見ておくと、納期やグレード選びの計画が立てやすくなります。

※本章の発売時期は、複数のスクープ記事とディーラー関係者のコメントをもとにした予想です。正式な発売日・受注開始日は必ずセレナ公式サイトや販売店で確認してください。

新型セレナマイナーチェンジ2026の変更点予想の全体像

先出しまとめ：変更点はざっくり「顔つきの大幅刷新」「デジタル装備の強化」「グレード・カラーの整理」「一部快適装備の削減」「価格の見直し」の5本柱です。豪華になる部分と割り切られる部分がはっきり分かれるため、人によって評価が分かれそうなマイチェンです。

個別の項目に入る前に、「どこがどう変わるのか」を俯瞰して整理しておきます。

項目	現行C28（〜2025年）	マイチェン後（予想）
外観デザイン	穏やかなVモーショングリル＋横基調のライト	大型グリル＋3連プロジェクター系ライトなど、より「エルグランド寄り」の精悍顔に
グレード構成	X／XV／ハイウェイスターV／LUXION ほか	XV廃止＋「X・XVパッケージ」新設、AUTECH LINE追加など、X系に装備を集約した整理
ボディカラー	ターコイズブルーや利休など、多彩な色	新色3色（ムーンボウブルーなど）追加と引き換えに、派手色を含む複数色が廃止
室内・快適装備	9インチ級ナビ中心、従来型AVM、シートヒーター等	12.3インチ級ディスプレイ＋Googleビルトイン、3Dアラウンドビュー、15.6インチ後席モニターなどを設定
パワートレイン	2.0Lガソリン／1.4L e-POWER（FF/e-4ORCE）	基本構成は継続。燃費値はわずかな変動（良くなるという予想と、わずかに悪化するという情報が混在）
安全・運転支援	プロパイロット全車標準、一部グレードでプロパイロット2.0	プロパイロット2.0の適用拡大や3D AVMなどの強化が予想される一方、細かな支援機能の整理・廃止も噂
価格	ガソリンXで約270万円台〜、e-POWER LUXIONは470万円台前後	主力グレードで10〜20万円程度の値上げ、LUXIONは500万円超の可能性もあるとする予想が多い

全体としては、

見た目・デジタル・安全装備は明確にアップグレード
その代わり、使う人が限られる細かな装備は思い切って整理
価格は上がりつつも、「上がり幅を抑える工夫」が随所に

という方向性が強く感じられます。

▼ひと言でまとめると、「上を見ると新型エルグランド、下を見ると既存のセレナ前期」という階層の中で、セレナ後期は“価格を抑えながら少し背伸びしたい層”に向けてチューニングされているように見えます。

※本章は複数のスクープ記事・予想CG記事・ディーラーヒアリング記事を元に整理したもので、最終仕様とは異なる可能性があります。確定情報はセレナ公式サイトや販売店でご確認ください。

新型セレナマイナーチェンジ 2026の項目別の違い

先出しまとめ：デザイン・グレード・カラー・装備それぞれを見ていくと、「派手になった部分」と「静かに削られた部分」がかなりはっきり分かれます。どこを重視するかで、新型への評価は大きく変わりそうです。

新型セレナのデザイン変更

エクステリアは、今回のマイチェンでもっともわかりやすく変わる部分です。

フロントグリル：より大型化し、内部のパターンも細かいブロック状の意匠に変更されるという予想
ヘッドライト：逆L字型のシグネチャー＋3連プロジェクター風の構成が報じられており、「ベイビー・エルグランド」と形容されることも
ハイウェイスター／LUXION：縦基調のLEDデイライトを強調した、より迫力のある顔つきに
ベースグレード：従来デザインをベースにしつつ、細部のみの小変更に留まる可能性も指摘

ボディサイズについては、かつて「全長とホイールベースがわずかに伸びる」というスクープもありましたが、最近の情報では「現行C28とほぼ同サイズで据え置き」とする見方が強まっています。5ナンバー枠を意識したサイズ感は維持される、という整理が現時点では現実的です。

▼デザイン面では「静かなファミリーミニバン」から一歩踏み出し、「上級ミニバンの雰囲気をまとう存在」に寄せてきている印象で、見た目の好みが購入動機の上位に来る人には刺さりやすいマイチェンと言えそうです。

新型セレナのグレード構成

グレード構成は、表面上はあまり変わらないように見えて、実は中身がかなり組み替えられるとされています。

ノーマルボディ（ガソリン）
X／XV／ハイウェイスターV…という構成から、
- XV廃止
- Xに「XVパッケージ」を足す形で装備を集約
- カスタム系として「AUTECH」「AUTECH LINE」を設定
e-POWER系
e-POWER X系・ハイウェイスターV・LUXIONに加え、
- X＋XVパッケージ（FF／e-4ORCE）の新設
- AUTECH／AUTECH LINE／AUTECH SPORTS SPECなど、カスタム系グレードが細分化
- LUXIONは引き続きFF限定（e-4ORCE設定なし）という情報が有力

ポイントは、「中間グレードXV」が名前として消え、その代わりに「Xにオプションパッケージを足す」構成に寄せることで、価格帯と装備のバランスを調整していることです。

▼グレード構成は一見複雑になっていますが、実態としては「X系にどこまで装備を足すか」という考え方に整理されているので、比較する際は“Xを基準にして、どこまで欲張るか”という視点で見ていくと迷いにくくなります。

ボディカラー新色と廃止色

ボディカラーは、かなり大胆な見直しが行われると報じられています。

新色（例）
- ディープオーシャンブルー
- アクアミント
- ムーンボウブルー（単色／ブラックルーフ2トーン）
廃止色（例）
- ターコイズブルー
- 利休（グリーン系）
- カーディナルレッド
- アズライトブルー　など
続投するベースカラー
- ホワイト系・シルバー・ダークグレー・ブラック
- プリズムホワイト、クリスタルブラウンなどの有償色

派手めのカラーが整理され、白・黒・シルバー系を中心に「外さない」色が残る方向です。一方で、ムーンボウブルーのような特別感のある新色も用意されるため、全体としては「無難＋少数の遊び色」という構成になりそうです。

▼カラー選びの観点では、「現行のターコイズや利休のような個性派カラーが欲しい人」にとってはマイチェン前が最後のチャンスになり得る一方、「王道色で長く乗りたい」「下取りを意識したい」人には、整理後のラインナップの方がむしろ選びやすくなる可能性があります。

内装と快適装備の変更点

室内装備は、「大きく進化する部分」と「静かに削られる部分」が同居しているのが今回の特徴です。

進化が期待されるポイント
- メーター＋ナビ：12.3インチクラスのフルデジタルメーターと、大型センターディスプレイを組み合わせたレイアウト
- インフォテインメント：Googleビルトイン対応の最新NissanConnectシステムを採用（対応グレードに限定される見込み）
- アラウンドビューモニター：3D表示、インビジブルフードビュー、フロントワイドビューなどの新機能が追加
- 後席モニター：15.6インチの大型天吊りモニターがオプション設定されるとの情報
- LUXIONシート：新素材「テーラーフィット」採用で質感・耐久性アップとされる
削減・整理が噂されるポイント
- 3列目USBポートの廃止
- ラゲッジルームのフック類の削減
- 一部グレードでのシートヒーター／ステアリングヒーター標準設定の見直し
- ワイヤレス充電の設定見直し　など

つまり、ドライバー視点の「画面」「視界」「操作性」は強化される一方、細かなユーティリティは“よく使う人だけオプションでどうぞ”という考え方に寄っていく流れです。

▼ファミリー目線で見ると、「子どものスマホ充電や荷物フックといった小さな快適さ」を重視するか、「大型モニターや3Dモニターの先進感」を重視するかで評価が分かれそうで、家族会議で優先順位を話し合っておくとグレード選びの失敗が減らせます。

e-POWERと燃費の変化

パワートレインについては、大きな構成の変更は行われないという見方が支配的です。

エンジンラインナップは、引き続き
- 2.0Lガソリン（FF／4WD）
- 1.4Lエンジン＋モーターのe-POWER（FF／e-4ORCE）
e-POWERの細かな制御や静粛性のチューニングは進められる可能性が高い
燃費に関しては装備増加や重量増加に伴い、現時点では「ごくわずかに悪化する」という見立てが優勢です。
LUXIONは引き続きFF限定で、高速クルーズ主体のユーザー向けというポジションは変わらない見込み

走りのキャラクター自体は、現行の「静かで伸びのあるe-POWER」「価格重視のガソリン」「安心感のe-4ORCE」という三本柱がそのまま続くと見てよさそうです。

▼燃費については、カタログ値の±0.数km/L程度の変動よりも、タイヤサイズや装備重量、e-4ORCEの有無といった要素のほうが効いてくることが多く、数値だけでなく“どういう使い方をするか”から逆算してパワートレインを選ぶのが現実的です。

安全装備とプロパイロット2.0

安全・運転支援は、情報がもっとも割れている領域です。

強化されると見られているポイント
- 最新世代のプロパイロット2.0の適用はLUXION中心のまま、もしくは限定的な拡大に留まる可能性も指摘されています。
- 3Dアラウンドビューモニターによる視認性向上
- 緊急停止支援（SOSコール連動）など、事故時対応機能の追加
一方で整理・廃止が指摘されるポイント
- ナビ連動の高度な支援（きめ細かい車線維持やルートガイダンス連動機能）の一部が、グレードによっては非搭載になる可能性
- 駐車支援系（自動駐車機能など）の設定が限定される可能性

▼安全装備は“付いていれば安心”で選びがちですが、実際に普段どの機能をどれくらい使うのかは人によって大きく違います。自分が本当に使うシーン（高速をよく使うのか、車庫入れが苦手なのか…）を思い浮かべて、それに直結する機能がどのグレードに含まれるかを丁寧に確認するのが、後悔を防ぐ一番のポイントです。

価格予想と値上げ幅の目安

価格については、すべて予想ベースではあるものの、複数ソースが「上昇方向」を指し示しています。

現行（2025年時点）の目安
- ガソリンX：270万円台〜
- e-POWER X：320万円台〜
- e-POWER LUXION：470万円台前後
マイチェン後の予想
- 主力グレード（X系／ハイウェイスターV）：10〜20万円程度の値上げという見立てが多い
- 装備が厚くなるLUXIONは、グレードによっては500万円超えの可能性あり
- AUTECH LINEなど新グレードは、見た目は豪華だが装備を整理して価格差を抑える“見せ方重視”のポジションを担う可能性
一方で、3列目USBや一部快適装備の廃止など、「値上げを最小限に抑えるためのコストダウン」も同時に行われると報じられています。