「ルーミーは高速が怖い」…検索候補に出てくるこの言葉、これから購入を検討している方やレンタカーを予約しようとしている方にとっては、とても気になりますよね。
結論からお伝えすると、ルーミーはその魅力である「圧倒的な室内の広さ」を実現するために背が高く設計されており、物理的に横風の影響を受けやすい特性を持っています。しかし、それは欠陥ではなく、広さと引き換えのトレードオフです。
「なぜ怖いと感じるのか」という理由や、「ターボの有無」による走りの違いを正しく理解すれば、必要以上に恐れることはありません。この記事では、ルーミーの高速走行について、忖度なしの情報をわかりやすく整理しました。
この記事を読むことで、以下の4つのことがわかります。
- 背が高いルーミーが「怖い」と言われる物理的な理由
- 「ターボ」か「ノンターボ」かで大きく変わる高速性能の違い
- 実際に高速道路を走ったオーナーたちのリアルな口コミ
- 今日から実践できる、高速道路を「怖がらずに走る」ための運転のコツ
※この記事の情報は、2025年11月24日時点の調査データに基づいて作成しています。
なぜ「ルーミーは高速が怖い」と言われるのか?
ルーミーが高速道路で「怖い」と感じられる主な理由は、背が高く風の影響を受けやすい形状と、グレードによっては合流時にエンジンパワーの余裕が少なくなるため、心理的な焦りを感じやすい点にあります。
まずは、なぜ「怖い」という感想が出てくるのか、その物理的な理由を3つのポイントで整理してみましょう。車の形やエンジンの仕組みを知るだけで、不安の正体が見えてきます。
横風で車体が「あおられる」原因
ルーミーの最大の魅力は、頭の上が広々とした高い天井です。しかし、高速道路においてはこの高さが「風を受ける帆(ほ)」のような役割をしてしまうことがあります。
特に、トンネルを出た瞬間や、海沿いの橋の上、あるいは大型トラックの横を追い越す瞬間などに、横からドンと押されるような感覚を覚えるかもしれません。「ハンドルを取られそうになる」という感覚が、怖さにつながる一つの要因です。
合流や追い越しの「パワー不足」
高速道路への合流や、追い越し車線への移動には、一瞬でスピードを上げる力が必要です。ルーミー(特に後述するノンターボ車)は、街中をのんびり走ることを得意とするエンジンを積んでいます。
そのため、短い合流車線でアクセルを深く踏み込んでも、エンジンが「ブオーン!」と大きく唸るだけで、思ったようにスピードが乗らないと感じる場面があるかもしれません。「後ろから速い車が来ているのに加速できない」という焦りが、恐怖心に変わることがあります。
高速走行時の「ふらつき・安定性」
街中の段差を優しく乗り越えるための「柔らかいクッション(サスペンション)」や、燃費を良くするための「軽い車体」は、時速100km近いスピードでは逆に「ふわふわして頼りない」と感じられる可能性があります。
地面にどっしりと張り付くようなスポーツカーや高級セダンとは違い、少し浮いているような感覚になるため、運転に慣れていない方は緊張してしまうかもしれません。
▼「広さ」と「安定性」のトレードオフについての考察
ルーミーの設計思想は、限られたサイズの中で「いかに部屋(Room)のようにくつろげるか」を最優先しています。物理の法則として、天井を高くすれば重心が上がり、どうしても横風には弱くなります。
つまり、「怖い」と感じる要素は、ルーミーの最大の長所である「圧倒的な広さ」と引き換えに生まれた特性です。「欠点」というよりは、「広さを選ぶなら、ここは少し我慢してね」という車からのメッセージと捉えると、付き合い方が見えてくるかもしれません。
※内容は記事執筆時点の情報を整理したものであり、感じ方には個人差があります。
※詳細なスペックや最新情報はルーミー公式サイトにて必ずご確認ください。
「ターボ」か「ノンターボ」かで評価は一変する
同じルーミーでも、ターボ車のトルクは1.5Lクラス並みの力強さがあり高速道路も比較的スムーズですが、ノンターボ車は街乗り重視のため、高速合流や坂道でパワー不足を感じる可能性が高くなります。
ルーミーを検討する際、最も重要なのが「エンジンの種類」です。実は「怖い」という口コミの多くは、ノンターボ(NA)モデルに対するものが多い傾向にあります。カタログ上の数字で比較してみましょう。
【参考:ルーミー(現行モデル)のエンジンスペック比較】
| 種類 | 最高出力(馬力) | 最大トルク(力強さ) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ノンターボ(NA) | 69ps | 9.4kgm | 街乗り最適。 高速では余裕が少なめ。 |
| ターボ(Turbo) | 98ps | 14.3kgm | トルクが1.5Lクラス相当 高速合流も比較的楽。 |
ノンターボは坂道・合流がきつい?
普段のお買い物や子供の送迎など、街乗りがメインであれば十分な性能です。しかし、高速道路ではエンジンをかなり頑張って回さないとスピードが出にくいため、「頑張って走っている感」が強くなります。
特に、家族4人が乗って荷物も積んでいる状態だと、上り坂や合流で「もう少しパワーが欲しい」と感じる場面が増えるでしょう。高速道路の利用が「年に数回の帰省だけ」という割り切りが必要です。
ターボ車なら高速道路も快適・安心
「カスタムG-T」などのグレードに搭載されるターボエンジンは、ノンターボに比べて約1.5倍のトルク(タイヤを回す力)があります。これは一回り大きな1.5Lクラスのコンパクトカーと同じくらいの力強さです。
アクセルを床まで踏み込まなくてもスルスルと加速してくれるため、合流時の「祈るような気持ち」や焦りは大きく軽減される可能性があります。
▼「ターボ」は速く走るためではなく「心の余裕」のためにある
「私は飛ばさないからターボなんて要らない」と考える方も多いのですが、実は運転が苦手な方こそターボが助けになります。ターボの恩恵は「最高速度」ではなく「合流のしやすさ」に出るからです。
短い合流車線でサッと本線の流れに乗れる能力は、運転の恐怖心を減らし、結果として安全運転に繋がります。高速道路を使う予定があるなら、ターボ代の差額は「安心料」として十分に元が取れる投資かもしれません。
※エンジンの出力特性はカタログ数値を参照しています。実際の加速感は乗車人数や積載量により異なります。
※グレードごとの装備差はルーミー公式サイトでご確認ください。
実際に乗っている人の声(口コミまとめ)
口コミでは「強風時はハンドルを取られて怖い」という声がある一方、「法定速度で左側を走る分には快適」「ターボならストレスがない」という肯定的な意見も多く見られます。
実際にルーミーに乗って高速道路を走った人たちはどう感じているのでしょうか。インターネット上の様々な声を、筆者が公平な視点で整理してみました。
「風で揺れる・疲れる」という口コミ
- 「風の強い日に高速道路を走っていたら、横に流されそうで怖くて手に汗をかいた」
- 「ノンターボ車で追い越し車線に出ようとしたが、加速が鈍くて後ろの車に迷惑をかけそうになり諦めた」
- 「エンジン音が大きくて、後部座席との会話が聞き取りにくい」
「問題ない・十分」という肯定的な評判
- 「そもそも100km/h以上出そうと思わない。左車線を80~90km/hで巡航するなら全く問題ない」
- 「ターボ車にしたら思った以上によく走る。ACC(アダプティブクルーズコントロール)を使えば長距離も楽だった」(ACCは一部グレードのみ)
- 「多少の揺れはあるけれど、子供が後ろで広々と寝ているのを見ると、この車で良かったと思う」
▼期待値のコントロールが評価の分かれ目
評価が真っ二つに分かれる理由は、ドライバーが「車に何を求めているか」の違いにあるようです。「セダンのような静かさと安定感」を期待すると失望しますが、「軽自動車より広くて、普通車として最低限走ればOK」という期待値であれば、満足度は高い傾向にあります。
「高速道路は移動手段と割り切り、ゆっくり走る」というスタンスの方にとっては、ルーミーの広さは唯一無二のメリットとして輝くはずです。
※上記は一般的な口コミの傾向を要約したものであり、全ての車両の状態を保証するものではありません。
※最新の安全装備についてはルーミー公式サイトをご確認ください。
ルーミーで高速道路を「怖がらずに」走るコツ
無理に追い越し車線を走らず「走行車線」をキープすること、合流では「パワーモード」を活用すること、強風時は速度を控えることが、恐怖心を減らす安全運転のコツです。
すでにルーミーに乗っている方や、これから乗る予定の方へ。車の特性を理解した上で、少しでも安心して走るための運転のコツをご紹介します。
追い越し車線を避けて左側をキープ
最もシンプルな解決策です。右側の追い越し車線は流れが速く、ルーミーにとってはエンジンの回転数が上がり、風切り音もうるさくなり、風の影響も強く受けるという「苦手な条件」が揃う場所です。
「自分は一番左の車線をマイペースに走るんだ」と決めてしまえば、プレッシャーから解放されます。
合流は「パワーモード」で加速対策
多くのルーミーには、エンジンの回転数を上がりやすくするスイッチ(ステアリングにある「PWR」ボタンや、シフトレバーの「スポーツ」モードなど)が付いています。(ターボ車にはスポーツモードが、ノンターボ車にはPWRボタンがある)
合流の手前でこれをオンにしておくと、アクセルを踏んだ時の反応が良くなります。「いざという時に力が出せる」という準備をしておくだけで、心の余裕が生まれます。
強風時のふらつき対策は「減速」
風の力は、速度の二乗に比例して強くなると言われています。つまり、少しスピードを落とすだけで、風から受ける影響はガクンと減ります。
「ハンドルが取られるな」と感じたら、無理せず速度を落としましょう。それが最も効果的な安全対策です。
▼「怖さ」は車からの警告サイン
「怖い」と感じるのは、実は人間の防衛本能として正しい反応です。ルーミーのような背の高い車で「怖い」と感じる速度域は、その車の限界性能に近づいているサインかもしれません。
最近の車は性能が良いので感覚が麻痺しがちですが、物理的に不安定になりやすい形状であることを忘れず、「怖いと感じたらアクセルを緩める」。この基本に忠実であることが、ルーミーを安全に楽しむ最大の秘訣と言えるでしょう。
※道路状況や天候に合わせて、安全第一で運転してください。
※操作方法の詳細はルーミー公式サイトの取扱説明書などでご確認ください。

