新型ヴェゼルのパワー不足か?後悔する人しない人の違いと選び方

新型ヴェゼルのパワー不足か?後悔する人しない人の違いと選び方 ホンダ

「新型ヴェゼルのパワー不足」について、実際の走りがどうなのか不安に感じていませんか?

洗練されたデザインや使い勝手の良さが大人気の新型ヴェゼルですが、走行性能については「街乗りならスムーズで快適」「パワー不足を感じたことはない」という肯定的な声と、「高速道路や急な登り坂では物足りない」という声が混在しています。

結論からお伝えすると、新型ヴェゼルは”絶対的な速さ”よりも、燃費や静粛性といった”日常の扱いやすさ”を重視したクルマです。そのため、パワー不足を感じるかどうかは「あなたの普段の用途」や「過去に乗っていたクルマ」によって明確に分かれます。

本記事では、e:HEV(ハイブリッド)とガソリン車それぞれのリアルなパワー感と、後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。

■ この記事でわかること

  • 新型ヴェゼルのパワートレーンごとのリアルな加速感
  • e:HEVとガソリン車で「パワー不足」を感じやすい場面
  • パワー不足で後悔しやすい人・満足できる人の違い
  • 試乗で失敗しないための実践的な3つのチェックポイント

※この記事の情報は、2026年2月25日時点の調査データに基づいて作成しています。(ヴェゼル 主要諸元表)

新型ヴェゼルのパワースペック概要

先出しまとめ
新型ヴェゼルは「e:HEV(ハイブリッド)」と「1.5Lガソリン」の2本立てで、どちらも日常重視のバランス型スペックです。

新型ヴェゼルのパワー感を考えるうえで、まず押さえておきたいのが「どんなエンジン・モーターを積んでいるか」という基本情報です。数字だけを見ると、どちらも「飛び抜けて速い」わけではなく、数字上は“日常重視のバランス型”という印象で、速さ重視モデルとは性格が異なる

タイプ 出力イメージ 特徴
e:HEV(ハイブリッド) モーター96kW(131PS)
最大トルク253N・m(モーター)
街中〜中速は余裕あり、静かでスムーズ
1.5Lガソリン(G) G(FF/4WD)/87kW(118PS)
最大トルク142N・m
必要十分寄りだが、高速では控えめな加速

(参考:※ヴェゼル 主要諸元表

ハイブリッドは「1.5Lエンジン+駆動用モーター」の組み合わせで、発進〜街中の速度域では主にモーターの力を使います。一方ガソリンモデルは、1.5L自然吸気エンジンにCVTという王道の組み合わせです。

  • 目指しているのは“速さ”より“バランス”:燃費・静粛性・日常での扱いやすさを優先したセッティングです。
  • 「スポーツカー級の加速」はそもそも狙っていない:0−100km/hの加速は、体感評価としては“穏やか寄りと感じる人もいる。
  • パワー感は使い方との相性で変わる:同じスペックでも、街乗り中心か高速中心かで「十分」「物足りない」の印象が大きく変わります。

※この内容は執筆時点の情報であり、実際の走行性能や装備・仕様を保証するものではありません。購入前には必ずヴェゼル公式サイトやディーラーで最新情報をご確認ください。

e:HEV(ハイブリッド)のパワーと加速感

先出しまとめ
e:HEVは街中では「十分に力強い」が、高速の追い越しや長い登りでは「キレキレではない」穏やかなキャラクターです。

街乗りは快適!e:HEVの加速性能

e:HEVは、日常の多くのシーンで「パワー不足までは感じない」と不満が出にくいタイプです。モーター主体で走る場面が多く、アクセルを軽く踏んだだけでもスッと動き出します。

  • 発進〜60km/hあたりまで:信号スタートや交差点での右折など、街中でよく使う速度域では、モーターのトルクのおかげでストレスを感じにくいです。
  • 市街地〜郊外の流れに乗る走り:周囲の車の流れに合わせて加速していく程度なら、余裕を持ってこなせる印象です。
  • 静かでスムーズな加速感:ギアの変速ショックが少ないので、数字以上に「余裕があるように感じる」人もいます。

このあたりの特性から、「街乗りメインであればパワー不足は気にならない」「普通に使うぶんには十分」という評価につながりやすいと考えられます。

高速や登り坂は遅い?e:HEVの弱点

一方で、使い方によっては「思ったより伸びない」「もう少しパンチが欲しい」と感じる声もあります。主に次のようなシーンです。

  • 高速道路の合流・追い越し:80km/h前後から一気に加速したいとき、踏めば加速はしますが、「グイグイ押し出される」というよりはじわっと伸びていくタイプです。
  • 長い登り坂+乗車人数が多いとき:4人以上乗車+荷物多め+高速の長い登りなどが重なると、エンジン回転は上がるのに加速が緩やかに感じられる場合があります。
  • 前の車がターボや2.0L以上だった人:以前の愛車と比べると、「中高速の伸び」が控えめに感じやすいポイントです。

まとめると、e:HEVは「普通に走るぶんには十分だが、キレのあるスポーティさを期待すると物足りなく感じる場面もある」という立ち位置と言えます。

e:HEVのパワー不足を防ぐコツ

同じクルマでも、使い方や設定しだいで印象は大きく変わります。e:HEVを検討・利用する際に、パワー不足を感じにくくするためのポイントを整理します。

  • ドライブモードを使い分ける:加速に物足りなさを感じるときは、NORMALだけでなくSPORTモードも試してみると、レスポンスが変わります。
  • 高速での加速感を試乗でチェック:80→100km/hあたりの加速を実際に試しておくと、自分の感覚と合うかどうかを事前に確認しやすくなります。
  • 用途との相性を整理しておく:街乗り7〜8割・高速は休日メインなのか、それとも高速通勤が多いのかによって、感じ方は大きく変わります。

こうしたポイントを確認しておくと、「買ってから思ったより非力だった」と感じる可能性を下げる材料になります。

【動画】e:HEVの0-100km加速

YouTubeに0-100加速の検証をしている人がいらっしゃいました。(2024年一部改良モデル)

ただし0-100kmは、「非公式計測。路面・気温・計測条件・個体差で結果は変動」と参考程度に留める。

e:HEVのパワー感まとめ
  • 街中メインなら「十分」と感じやすい
  • 高速追い越しや長い登りでは穏やか
  • モード選択と用途整理で印象が変わる

※この内容は執筆時点の情報であり、実際の走行性能や装備・仕様を保証するものではありません。購入前には必ずヴェゼル公式サイトやディーラーで最新情報をご確認ください。

1.5Lガソリン車(G)のパワーと加速感

先出しまとめ
ガソリンGは「平地の日常使いなら問題なし」レベルだが、高速や登り坂で余裕を求める人にはやや控えめな印象になりやすいです。

1.5Lガソリン車のスペックと特徴

ガソリンGは、1.5L自然吸気エンジン+CVTという、ごく一般的な組み合わせです。出力はおよそ118PS、車重は1.3t台となっており、いわゆる「軽快さ重視のコンパクトカー」ほどの軽さではありません。

  • 排気量と車重のバランス:1.5Lに対してSUVボディで1.3t台なので、「必要最低限はこなすが、余裕たっぷりというほどではない」立ち位置です。
  • CVTらしい滑らかな加速:ガツンとくる加速ではなく、回転数に応じてじわっと加速していく性格です。
  • 燃費とコストのバランス型:維持費や車両価格を抑えつつ、日常域の走りをカバーすることを狙った仕様と考えられます。

街乗りメインならガソリンで十分

スペックだけ見ると控えめに感じても、実際の使い方がマッチしていれば大きな不満につながりにくい場合もあります。特に次のようなシーンでは、「これで十分」と感じる人も少なくありません。

  • 街中メインの買い物・送迎:信号の多い市街地や近距離移動中心なら、必要な加速はこなせる範囲に収まるケースが多いです。
  • 法定速度内でののんびり走行:加速を楽しむより、景色を見ながらゆったり走るスタイルの人には、パワー不足の印象は出にくくなります。
  • 1.5Lクラスのコンパクトカーからの乗り換え:もともと同じ排気量帯に乗っていた人は、「少し重くなったかな」程度で収まるケースもあります。

高速合流や登り坂は力不足に注意

一方で、ガソリンGは使い方によっては「ちょっと力が足りないかも」と感じやすい場面もはっきりしています。

  • 高速道路の合流・追い越し:短い合流車線から一気に加速しようとすると、アクセルを深く踏み込む必要があり、エンジン音のわりに加速が控えめに感じられることがあります。
  • 長い登り坂+フル乗車・荷物多め:人や荷物が増えるほど、1.5L NAには負担がかかり、登り坂では「もうひと踏ん張り欲しい」と思う場面が出やすくなります。
  • 2.0L以上やターボ車からの乗り換え:以前のクルマと比べて明らかにトルクが細く感じられやすく、「追い越しの余裕が減った」と感じる人もいます。

ガソリンGは、「日常を中心に落ち着いて走る人向けのベーシックな選択肢」といった整理がしやすいモデルです。

ガソリンGのパワー感まとめ
  • 平地の街乗り中心なら大きな不満は出にくい
  • 高速や登り坂では余裕が少なめになりやすい
  • 前車の排気量によって印象が大きく変わる

※この内容は執筆時点の情報であり、実際の走行性能や装備・仕様を保証するものではありません。購入前には必ずヴェゼル公式サイトやディーラーで最新情報をご確認ください。

新型ヴェゼルでパワー不足を感じる人の特徴

先出しまとめ
高速や登り坂での“余裕”を重視する人ほどパワー不足を感じやすく、街乗り中心で穏やかに走る人ほど「これで十分」となりやすい傾向があります。

パワー不足で後悔しやすい人の傾向

同じクルマでも、乗る人や使い方によって評価は大きく変わります。パワー不足を感じやすいのは、次のようなケースです。

  • 高速道路を日常的に使う人:合流・追い越し・車線変更時に、短い距離で一気に加速したい場面が多いと、より余裕のあるパワーを求めがちです。
  • 山道やアップダウンの多いルートが通勤路の人:登り坂で加速しながら追い越したい場合は、スペック以上に「トルクの厚み」が気になるポイントになります。
  • 乗車人数が多い・荷物をたくさん積む人:キャンプやレジャーでフル乗車+荷物満載が多い家庭ほど、パワー不足を感じやすい傾向があります。
  • 2.0L以上やターボ車などからの乗り換え:以前のクルマよりパワー感が明確に落ちる場合、「遅くなった」と感じるギャップが大きくなりやすいです。

パワー不足を感じず満足できる人

一方で、次のようなスタイルの人は、新型ヴェゼルでもパワー不足を感じにくい可能性があります。

  • 街乗り・近距離メインの人:買い物・送迎・通勤などが中心で、速度域も40〜60km/h前後に収まることが多い人は、日常のパワーとして十分と感じやすいです。
  • 高速は年に数回のロングドライブ程度の人:旅行でたまに高速を使うくらいで、追い越しよりも巡航を重視するなら、大きな不満を感じにくいケースが多くなります。
  • 急加速をあまり求めない穏やかな運転スタイルの人:クイックな加速よりも、静かさや乗り心地を大事にする人には相性が良い傾向があります。
  • もともと1.5Lクラスの車に慣れている人:同じ排気量帯からの乗り換えなら、「SUVになって少し重くなったかな」くらいで収まる場合があります。

こうした「自分の使い方」と「クルマの性格」の相性を整理しておくと、カタログスペックだけでは見えにくい部分がかなりクリアになってきます。

パワー不足を感じる人の傾向
  • 高速や登り坂の余裕を重視する人は要注意
  • 街乗り中心で穏やかな運転なら不満は出にくい
  • 前のクルマとのギャップも印象に大きく影響する

※この内容は執筆時点の情報であり、実際の走行性能や装備・仕様を保証するものではありません。購入前には必ずヴェゼル公式サイトやディーラーで最新情報をご確認ください。

後悔しない!試乗時の実践チェックポイント

先出しまとめ
試乗では「どこが速いか」より「自分の使い方でストレスが出そうか」を意識してチェックすると、後悔しにくい判断材料になります。

最後に、「パワー不足かどうか」を自分のケースで判断しやすくするためのチェックポイントをまとめます。スペック表だけではわかりにくい部分なので、試乗や検討時のメモとして使える視点です。

  • 普段よく走る道をイメージする:平坦な市街地が中心なのか、バイパスや高速・山道が多いのかを先に整理しておくと、「どの場面を重点的に試乗するか」が決めやすくなります。
  • 実際の加速シーンを試乗で再現してみる:合流・追い越し・登り坂など、日頃ストレスを感じやすそうなシーンをなるべく試すのがポイントです。
  • 一緒に乗る人数や荷物の量を想定する:普段1〜2人乗車が多いのか、家族4人+荷物が普通なのかで必要なパワーの「余裕ゾーン」は変わってきます。
  • e:HEVなら「SPORTモード」で試す:NORMALだと加速と穏やかさのバランス重視の制御なので、「思ったより遅い?」と感じる可能性も。SPORTで高速の合流や追い越しを一度試してみると、本当の許容ラインが分かります。

結論:e:HEVとガソリンの選び方

ここまでの内容を、実際の検討の場面で使えるかたちでざっくり整理します。

  • e:HEVを選ぶ意味:街中での扱いやすさや静粛性を重視しつつ、高速も無理なくこなしたい人向けのバランス型という位置づけです。
  • ガソリンGを選ぶ意味:平地中心の走行が多く、コストとのバランスを重視したい人が、シンプルな構成のSUVとして選ぶパターンがイメージしやすいです。
  • 最終的には「自分の使い方」との相性:どちらが絶対に正解というより、「自分の使い方とストレスの感じ方」に合わせて判断する、という整理が現実的です。

この記事は、「どちらを買うべきか」を決めつけるものではなく、「どういう人ならパワー不足と感じやすいか/感じにくいか」を整理するための材料として使うイメージです。

検討時のチェックポイント
  • 普段の使い方を具体的な場面でイメージする
  • 試乗では合流や登り坂の加速も確認する
  • 最終判断は「自分の許容範囲」とのすり合わせ

※この内容は執筆時点の情報であり、実際の走行性能や装備・仕様を保証するものではありません。購入前には必ずヴェゼル公式サイトやディーラーで最新情報をご確認ください。